
LINE公式アカウントが削除できない?原因と対処法を徹底解説
「LINE公式アカウントの削除方法がわからない…」
「削除したいけど、手順が複雑そうで不安…」
そんなお悩みはありませんか?
LINE公式アカウントは簡単に作成できますが、削除する際にはいくつか知っておくべき重要な注意点があります。また一度削除してしまうと、これまで集めた友だちやデータは二度と元に戻せません。
そこで本記事では、LINE公式アカウントを削除する具体的な手順から、削除前に必ず確認すべき注意点、そして「削除できない!」と困ったときの対処法まで、分かりやすく解説します。
アカウントを削除して後悔しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
LINEにおける「ブロック」「非表示」「アカウント削除」の違いとは?
LINE公式アカウントの運用を停止する方法を考える際、「ブロック」「非表示」「アカウント削除」という言葉が出てきます。まずは、それぞれの違いについて解説します。
特に「アカウント削除」は運営者側がおこなう最終手段であり、他の2つとは意味が全く異なりますので注意してください。
ブロック | 非表示 | アカウント削除 | |
操作する人 | ユーザー | ユーザー | 運営者 |
メッセージ | 届かない | 届く | 配信不可 |
友だち関係 | 解除される | 維持される | 全員解除される |
データ復元 | 不可 | - | 不可 |
ユーザーがおこなう「ブロック」「非表示」
ブロックは、ユーザーがあなたの公式アカウントからの情報を受け取りたくない場合におこなう操作です。ブロックされると、友だちリストから解除され、以降メッセージを配信できなくなります。
非表示は、ユーザーがトークルーム一覧から一時的に見えなくする操作です。友だち関係は維持されているため、メッセージを配信すればユーザーに届きます。
運営者がおこなう「アカウント削除」
アカウント削除は、運営者がアカウントそのものを完全に消去する操作です。これをおこなうと、全友だちリストや過去のデータがすべて失われ、二度と復元できません。この記事で主に解説するのは、この運営者によるアカウント削除です。
LINE公式アカウントを削除する前に確認すべき2つの注意点
削除手続きを進める前に、以下の2つのポイントを必ず確認してください。これらは、一度実行すると取り返しがつかない重要な項目です。
注意点1:アカウントを削除するとデータは二度と復元できない
最も重要な注意点は、一度削除したLINE公式アカウントと、それに紐づく全てのデータは二度と復元できないということです。
- 友だち(フォロワー)リスト
- 過去のチャット履歴
- 配信したクーポンやコンテンツ
- 分析データ(友だち追加数、ブロック数など)
- プロフィール情報
アカウントを作り直しても、これらのデータを引き継ぐことは一切できません。本当に削除して問題ないか、慎重に判断してください。
注意点2:友だち(フォロワー)リストも完全に削除される
注意点1と重なりますが、特に重要なのが友だちリストが完全に失われる点です。
時間とコストをかけて集めた大切な友だち(見込み顧客)のリストが、アカウント削除と同時にすべて消えてしまいます。もし再度LINE公式アカウントで事業を始める場合は、またゼロから友だちを集め直す必要があります。
【画像付き】LINE公式アカウントの削除手順
それでは、実際にLINE公式アカウントを削除する手順を解説します。PC(Web管理画面)とスマホ(管理アプリ)では手順が少し異なりますので、それぞれ分けて説明します。
【PC版】Web管理画面(LINE Official Account Manager)からの削除方法
- LINE Official Account Managerにログインします。
- 削除したいアカウントを選択します。
- 画面右上の「設定」をクリックします。
- 左側のメニュー下部にある**「アカウント」**をクリックします。
- 最下部にある「アカウントを削除」をクリックします。
- 注意事項の確認画面が表示されます。内容をよく読み、すべての項目にチェックを入れます。
- 「アカウントを削除」ボタンをクリックすると、削除が完了します。
【スマホアプリ版】管理アプリからの削除方法
- LINE公式アカウントの管理アプリを開きます。
- ホーム画面左上のメニューアイコン(三本線)をタップします。
- 削除したいアカウントを選択し、**「設定」**をタップします。
- 設定メニューの中から「アカウント」をタップします。
- 画面下部にある「アカウントを削除」をタップします。
- PC版と同様に注意事項が表示されるので、内容を確認して同意のチェックを入れます。
- 「アカウントを削除」をタップして完了です。
LINE公式アカウントが削除できない?考えられる原因と対処法
「手順通りに進めているのに、アカウントを削除できない」というケースもあります。その場合に考えられる主な原因は以下の2つです。ここからは、それぞれの原因と対処法について解説します。
原因1:ログインしているアカウントに管理者権限がない
LINE公式アカウントを削除できるのは、「管理者」権限のあるユーザーのみです。
アカウントの権限には「管理者」「運用担当者」など複数の種類があります。「運用担当者」以下の権限では、アカウントの削除はできません。
自分がどの権限を持っているか分からない場合は、管理画面の「設定」>「権限管理」から確認できます。もし管理者でない場合は、管理者に連絡して削除を依頼するか、自身の権限を変更してもらう必要がありますので必ず確認してください。
原因2:有料プラン(プレミアムアカウント)の解約が完了していない
月額プランなどの有料プランを契約している場合、先にプランを解約しないとアカウントを削除できません。
有料プランの解約は、Web版の管理画面からおこないます。
- 管理画面右上の「設定」をクリック
- 「アカウント設定」>「料金プラン」を選択
- 「ダウングレード」を選択して、フリープランに変更する
-
この手続きが完了してから、再度アカウントの削除を実施してください。
削除だけじゃない!LINE公式アカウントの運用を停止する他の選択肢
「将来的にもう一度使うかもしれない」「データを残しておきたい」という場合は、アカウントを完全に削除する以外の方法も検討しましょう。
一時的に停止したい場合は「非公開」設定
アカウントを「非公開(公開停止)」に設定することで、友だちからの検索や追加を一時的に停止できます。
この設定にすれば、データや友だちリストを保持したまま、アカウントの運用を休止できます。再開したくなった際には、いつでも公開状態に戻すことが可能です。
設定方法: 管理画面の「設定」>「アカウント設定」>「アカウント情報」の公開設定を「非公開」に変更します。
認証済みアカウントの場合は「認証リクエストの取り消し」
青いバッジが特徴の「認証済みアカウント」の場合、認証を取り消して「未認証アカウント」に戻すという選択肢もあります。これにより、認証済みアカウントとしてのいくつかの機能は失われますが、アカウント自体は存続させることができます。
まとめ|LINE公式アカウントの不明点はREXLIにご相談ください
本記事では、LINE公式アカウントの削除手順と注意点について詳しく解説しました。
最後に、重要なポイントをもう一度おさらいします。
- アカウントを削除すると、友だちリストを含む全データが復元不可能になる
- 削除できるのは「管理者」権限を持つユーザーのみ
- 有料プランは事前に解約が必要
- 一時停止なら「非公開」設定も検討する
LINE公式アカウントの削除は、すべてのデータを失う最終手段です。実行する前にもう一度、本当に削除が必要か、非公開などの代替案で対応できないかを慎重に検討しましょう。
もし、LINE公式アカウントの運用や削除に関して、ご自身での判断が難しい場合や専門家のサポートが必要な場合は、ぜひREXLIにご相談ください。あなたの状況に合わせた最適な解決策をご提案させていただきます。