こんにちは!中村誠です!
今回は、LINEのメッセージの開封率や高さとその理由について解説していきます!
LINEは今や日本の約70%にあたる8,800万人が利用していて、8割近い人が毎日使っています。そんなLINEを活用した集客方法であるLINEマーケティングは、その効果が高いことから近年徐々に注目を集めています。その秘訣は、利用者が多いこともありますが、なんと言ってもメッセージ開封率の高さでしょう。
結論、LINEの開封率は60%でメルマガは10~30%と言われています。
参照:Lステップ メルマガ・LINE公式アカウント・Lステップの比較
では、なぜLINEはメルマガに比べ開封率が高いのでしょうか?その秘訣を知るべく、今回はLINEの開封率の高さとその理由や効果について解説します!
- LINEの開封率の高さとその理由
- LINEの開封率が高いと得られるメリット
- LINEマーケティングの効果を加速させる魔法のツール「Lステップ」
僕自身LINEマーケティングで様々な案件をお手伝いし、月の1,000万単位の売り上げを2倍にしたり、月商1億円を5ヶ月連続で達成している人を目の当たりにしてきました。
LINEって本当に売上を加速できる凄いツールなんですよ。そして、LINEの開封率の高さは費用対効果を上げ、売上と利益を押し上げる要因になっています。理解を深めてLINEマーケティングの魅力を感じて下さい!
目次
LINEの開封率はメルマガの3倍!?その理由を解説
LINEのメッセージの開封率は60%で、メルマガが10~30%なので約3倍です。3倍あれば今まで取りこぼしてきたユーザーにもメッセージが届けられる可能性が高まりますよね!
例えば、メルマガとLINEで1,000人に配信した場合は以下の通りです。
ご覧の通り、その差は300人〜500人にもなります。
今までメルマガを使っていた人は衝撃的かもしれませんね。開封されないと集客には結びつきませんから。では、なぜLINEは開封率が高いのでしょうか?その理由について解説していきます。
LINEは日本人にとって日常的なコミュニケーションツールとなっている
今やLINEは日本人の日常に溶け込んだ、コミュニケーションツールです。かつては、携帯でもスマホでもメールで連絡を取ったりしていましたが、もうそんな時代ではなくなったんです!
実際、1日に1回もメールを送らない人が最多になっているデータもあります。それは下の図の通り。
対して、LINEは1日1回以上送る人の割合が多いことがわかりますね。
LINEはユーザーの約8割が毎日利用し、高齢層でも6割〜7割の利用率です。
画像参考:LINE Business Guide 2021年7月-12月期
8,800万人の約8割ですから、約7,000万人です。それだけ生活に密着してきているということですね。スマホの普及とともにLINEの利用率も高まり、LINEに触れることが当たり前になっています。
LINEと生活者との距離の近さが、開封率の高さに結びついているんです!
プッシュ通知とトーク画面の2度の接触タイミング
LINEメッセージはユーザーに気づいてもらえるタイミングが2回あります!
- プッシュ通知
スマホはプッシュ通知でお知らせが届きますよね。まず、その時点でユーザーに気づきを与えることができ開封のチャンスが訪れます。しかし、ここまでだとキャリアメールやGmaiなどのメールアプリと変わりはありません。
- トーク画面
もう1つは LINEのトーク画面を開いた時です。上述の通り、LINEは約8割の人が1日に1回以上使用していますが、メールは約6割の人が「1日のうちに1度も使用していない」というデータがあります。
1日1回LINEが開かれれば、おのずとトーク画面が開かれます。その際に、他のメッセージを確認するついでに気づいてもらえます。つまりそのタイミングで、開封されるチャンスが訪れますよね。この場合、プッシュ通知オフにされていたとしても気づいてもらえるんです!
メールの場合はメールアプリ自体に用事がない限りはそのまま埋もれます。そうするとユーザーには気付かれる事はないでしょう。
LINEの利用頻度の高さを生かした「気付き」のタイミングによって、開封率の高さが上がっているんですね。
迷惑メールフォルダが無い
LINEには迷惑メールフォルダがありません。メールはセキュリティソフトによって迷惑メールフォルダに勝手に振り分けらますよね。
迷惑メールと判断されてしまった場合は、意図せずそのメールは行方不明になり、永遠にユーザーには読んでもらえないものになってしまいます。
LINEはユーザーにブロックされない限り、行方不明になりません。常にユーザーの視界に入ってくる仕組みなので開封率が高いんです。
LINEアプリが削除されない
LINEはユーザにとって必要不可欠な存在ですから、スマホから削除されません。
メールアプリを使用している場合、「もう使わないから」「見ていないのに通知がウザい」と見切りをつけて削除する可能性があります。
LINEが築き上げたポジションを有効活用して、ユーザーとの繋がりを持ち続けられるんです!
開封率が高いとどのような効果があるのか
開封率がいくら高くても、商品を売るためのメッセージ上URLをクリックされないと意味ないですよね。そもそも集客や商品販売のために配信するわけですから。
LINEの魅力は開封率だけではなく、その先のクリック率や成約率の高さも非常に魅力的です。
開封率の高さのその先に期待できる効果と合わせて解説していきます
売上に直結しやすくなる
売上に直結する、「クリック率」と「成約率」をメルマガと比較してみましょう。
以下の図の通り、メルマガに比べてクリック率は最大5倍、成約率は最大10倍とかなりの差が出ています。
LINE | メルマガ | |
クリック率 | 25% | 5〜10% |
成約率 | 10% | 1〜10% |
参照:Lステップ メルマガ・LINE公式アカウント・Lステップの比較
例えば以下の例で考えた場合、月間の結果にどう差がつくのか見ていきましょう。登録ユーザー数1,000人の焼肉店で3,000円のお弁当を月に20回告知して販売した場合です。
成約金額:3,000円
配信回数:20回/月間
LINE | メルマガ | |
開封者 | 600人×20回=12,000人 | 100人×20回=2,000人 |
クリック数 | 150回×20回=3,000回 | 5〜10回×20回=100回〜200回 |
成約率 | 15件×20回=300件 | 0〜1件×20回=0〜20件 |
売上 | 900,000円 |
0円〜60,000円 |
上記の通り、月間で840,000円もの差がつきます。年間で考えると10,080,000円です。その間友達登録数も増やすことができるので、さらに差がついていきます。
このように、開封の先にあるクリック率や成約率の高さもLINEの魅力です。ユーザーへリーチするだけでなく、売上に直結できる実績を持っている魅力的な集客ツールなんです!
調査分析の無駄打ちがなくなる
開封率が高いとユーザーへのアンケートの回答率も高くなります。サービスを利用していたり、接点のあるユーザーの声は、その後の売り上げに起因する重要な材料です。
特にLINEのアンケートはメッセージの開封率が高い上に、他のブラウザやアンケートフォームに誘導することなく、LINEの中で完結させることも可能です。自ずと答えやすい環境が整えられています。
また、ユーザーが直感的に答えやすいように、質問文と画像を組み合わせた分かりやすい回答フォームで配信できます。ユーザーのトーク画面にメッセージのような感覚でアンケートを投稿でき、ユーザーにもクリックしてもらいやすい流れを組めるんです。
↓ こちらはLINEPayの公式アカウントの例です。
タイムラインにリンクボタン付きのメッセージを投稿しアンケートフォームへ誘導していく流れを作ります。ユーザーはわかりやすくスムーズに回答できます。
アンケート回答者にはお店やお買い物で使えるクーポンを付与し、回答率を上げる事もできます。高い開封率からお得な特典で回答率を引き上げられれば多くのデータが得られるでしょう!
僕もLINEの構築代行をしていて、あるアカウントで診断形式のアンケートを実施しました。この診断の回答率がめちゃくちゃ高くて、7,585人中7,051人、つまり92.2%の回答率だったんです!LINEの平均回答率は70%と高いのですが、それを上回る驚異的な数字でした。
開封率の高いLINEだからこそ、アンケートの質も高められ、時間とコストの効率化をはかれるんです!
自動化すれば、売上が勝手に上がる
開封率、クリック率、成約率の高いLINEは自動化の仕組みを構築してしまえば、何もせずに売り上げが上がっていきます。
その裏付けとして、開封率の高さ以外に、ユーザーが企業からのお得な情報を求めているという前提があります。
以下は、ユーザーが公式アカウントを友だち登録した理由のデータ。「お得な情報が欲しい」「最新の情報が欲しい」という2つの割合が高いです。
出典:株式会社ジャストシステム「ECプロモーション別の消費行動調査」
そして、商品購入のきっかけはメルマガと比較するとLINEは3.4倍も高いんです。
出典:株式会社ジャストシステム「ECプロモーション別の消費行動調査」
ユーザーは企業からの情報にオープンな状態ということが分かりますね。お得な情報を予定通りに配信していけば、開封率が高いLINEではユーザーはアクティブに反応します。それによって、来店のきっかけや商品購入のきっかけを生み出せるんです。
仕組みさえ作ってしまえば自動的に売上がどんどん上がります。アカウント運営側の手間を取らずに収益をあげられるとんでもないツールになってしまうんです!
開封率の高いLINEを自動化させるための機能3選
売上の自動化の解説をしましたが。自動化の仕組みを作る上で欠かせない、LINEの集客機能を解説します。
- ステップ配信
- リッチメニュー
- 自動配信
1.ステップ配信
ステップ配信は、通常の全体への一斉配信とは異なる配信方法です。あらかじ用意しておいた複数のメッセージをシナリオ化させ、決められたタイミングで自動配信する方法です。
配信内容は「友だち追加した経路」「追加してからの日数」「ユーザーの属性情報」に合わせて設定ができるんです。
ステップ配信のイメージ↓
ユーザーは一人一人登録のタイミングが異なります。「昨日登録した人」と「今日登録した人」それぞれでメッセージを出しわけられるんです。すると、ユーザーは個人的にメッセージが来てるんじゃないか?と思うくらい自分ごと化されます。
最初だけ構築を頑張れば自動で運用できるので、手間をかけずに集客できる便利な機能なんです!
リッチメニュー
リッチメニューは、トーク画面の1/3ほどを占めるコンテンツです。来店や入会の促進のために、ユーザーに見てもらいたい情報を目立たせ、集客につなげる役割があります。
カスタムすればするほど充実したメニューが構築できるので、LINEをホームページ化して成約までの流れを組めるようになります。
以下は僕が作ったアカウントのリッチメニューです。
充実したコンテンツが用意できれば、こちら側からユーザーに働きかけることはほぼ無い仕組みを構築できます。
一例ですが以下のような流れでも自動的に売上は上がります
↓
動画を閲覧後、リッチメニュー上にECにリンクするボタンを用意
↓
ECサイトで商品購入
シンプルですが、LINEのトーク画面で興味関心をかき立てて、購入導線に誘導する流れが作れます。改めてホームページや特設サイトの構築をする必要もないんです。
構築のポイントは広告色は出さず、ユーザーがついつい触りたくなるデザインとメニュー構成にすることです。ボタンを押すことが楽しくなるようなコンテンツを作ればいつの間にか距離もどんどん縮まることでしょう!
リッチメニューの作り込み次第で自動化の成功可否がかかっています。それくらい重要であり、効果のある機能だということなんです!
自動応答
こちらも自動化には必須の機能です。ユーザーからのメッセージに対して自動で応答する機能です。
自動応答は2パターンあります。
- キーワード設定は手動
- セミナー等の場で、出席者に対してのキーワード設定として有効
- バグが起きにくい
- メッセージ内容からAIが内容を推測し返答
- 営業時間外の対応などに有効
- 複雑な問には答えられない可能性が高い
- バグが起きる可能性が高い
どちらにもメリットデメリットはあります。状況や使用用途に合わせて設定をすることができるので使い分けましょう。
ユニクロはお問い合わせフォームとして活用していて、お問い合わせ専用アカウントで自動応答を活用しています。
以下左のように「オンラインストアの使い方。」と入れると自動で利用方法に関する情報が出てきます。また右側のように応答できない質問が入った場合はオペレーター対応に誘導する工夫もなされているんです。
LINE上でのやりとりは自動応答にできるので、 LINEの運用と現場の運用構築さえできてしまえば手を介することなくユーザー対応ができるんです!
「Lステップ」を導入してLINEの効果を10倍高めよう!
開封率が高く成約に繋がりやすいLINEですが、使用していると、
- ユーザーのステータスごとにシナリオ設定してステップ配信したい
- ユーザー1人1人の細かい情報が見たい
- リッチメニューをユーザーの行動履歴に応じて出し分けたい
など、「もっと思い通りにできたらいいのに」と思うことがあります。しかし、「Lステップ」というツールを導入すると、公式アカウントの機能を10倍も高められて、上記のような悩みを解決できてしまうんです!
主に以下の3つの要素が高まります。
2.ユーザーひとりひとりの情報管理ができる
3.流入データを活用して広告効果を分析できる
ただでさえ開封率と成約率の高い LINEの運用が、さらに効果的になる魅力的なツールです!
1.配信設定をさらに細かくできる
公式アカウントだけの配信設定では叶えられなかった、さらに詳細な配信設定が可能です。
比較すると以下の通りです。
公式アカウントの絞り込み | Lステップの絞り込み例 |
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一例に過ぎませんが、このようにユーザー個人の行動に合わせた配信ができます。よりユーザーのニーズや、心理に合った配信が可能になるんです!
2.ユーザーひとりひとりの情報管理ができる
Lステップはユーザーの情報管理ができます。公式アカウントでは、全体の傾向は追えましたが、ユーザーひとりひとりのアンケート結果は特定できませんでした。
その他にも、公式 LINEのページにおける行動履歴まで分析できます。見ているコンテンツや、ページをもとにして配信すべきコンテンツの設定が可能になってしまうんです。
そして、新しく配信したコンテンツに対しての興味関心も把握できるので、情報をどんどん重ねて正確なデータを積み上げていけます。
3.流入データを活用して広告効果を分析できる
Lステップでは、SNS等どの外部のメディアから流入して、ユーザーが友だち登録したかを分析できます。
例えば、Twitter、Instagram、YouTubeからの流入で、成約率が高いユーザーの流入元は何かを把握できます。自分の商品に対して質の高いユーザーはどのメディアなのかわかれば以降の広告配信の参考にできますよね!
また、LINEアカウントの中だけでなく、他のメディアを活用した施策にもデータが生かせるんです。
まとめ:無駄なく効果の高い集客をしたいならLINEが間違いない!
LINEの開封率の高さはその後の成約の確率をより高いものにしてくれます。メルマガ同様メッセージ配信はタダではありませんから、費用対効果を高められるのは間違いなくLINEです。
- LINEの開封率はメルマガの3倍、成約率は最大10倍差が出る
- 開封率が高くアンケート回答率も高められ、サービス改善繋がる
- 開封率が高いので LINEの設定をしっかり構築できれば売上の自動化に繋がる
構築で汗をかけば、その後の売上は自動化されます。 今までのユーザーとのダイレクトマーケティングをLINEに切り替えて、効率よく集客し売上を上げていきましょう!