Lステップの回答フォームは、簡単な設定でアンケートフォームや予約フォームがすぐに作成できるので、非常に便利な機能です。
ですが、そのまま使用するにはデザインがシンプルなので、デザイン面で訴求が弱いと感じる方も多いのではないでしょうか?
回答フォームを「もっと見やすくしたい」「オリジナリティを出したい」「LPとして使用したい」場合、カスタムCSSを使用したデザインがおすすめです。カスタムCSSを使用することで、デザインの幅が広がり、自由度の高い回答フォームを作成できます。
実際にカスタムCSSを使って作成した回答フォーム▼
回答フォームにデザインを加えて回答率が上がった事例もあるので、カスタムCSSの設定は覚えておいて損はありません。
今回はカスタムCSSでどんなことができるのか、どこまでデザインできるのかを詳しく解説します!
- カスタムデザインとカスタムCSSの違い
- カスタムCSSでできること
- 回答フォームをデザインする3つのメリット
実際にカスタムCSSを使用した回答フォームの事例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
目次
Lステップの回答フォームでできること
Lステップの回答フォームでは、10個の項目を組み合わせることで、アンケートフォームや申し込みフォームなどを自由に作成することが可能です。また、顧客に回答してもらう以外にも、メルマガのような長文テキストを作成することもできます。
目的に応じた回答フォームを作成することで、顧客情報などの欲しい情報が得られたり、知ってほしい情報を提供できたりします。
ただ、回答フォームで項目を設定しただけの場合デザインはとてもシンプルです。
なのでカスタムCSSでデザインをすると、オリジナリティを出したり、ユーザーが選択しやすいフォームを作成したりできます。
回答フォームをデザインする機能は、『カスタムデザイン』と『カスタムCSS』の2つです。
回答フォームの【カラー/デザイン設定】を選択すると、【カスタムデザインまたはカスタムCSS】を選択できます。
カスタムデザインとカスタムCSSは全く別の機能なので、それぞれの違いをお伝えします!
カスタムデザインとカスタムCSSの違い
カスタムデザインは、カラーの変更や画像の挿入が可能です。メリットは簡単に見栄えを変えることができる点ですが、できることが限られているので、オリジナリティを出すことには向いていません。
一方、カスタムCSSはコードを入力することで、文字のサイズや色の変更、ボタンの形など、自由にカスタマイズすることができます。ですが、自由にカスタマイズするには、CSSについてある程度の知識が必要です。
カスタムデザインとカスタムCSS、それぞれできることを詳しく解説します!
カスタムデザインでできること
回答フォームの【カラー/デザイン設定】→【カスタムデザインを使用】を選択すると、設定画面が表示されます。
この画面では主に2つの設定が可能です。
1.カラーの変更
2.画像の挿入
それぞれ設定するとどのように変わるのかお伝えします。
1.カラーの変更
カラーを変更できるのは、『ボタン』『背景』『フォーム部』の3ヶ所です。それぞれ好きな色を選択するだけで、簡単に変更できます。
92色のカラーから選択できるので、好きな色の組み合わせも見つかりやすいです。
ただ、背景はパソコンでしか表示されません。多くのユーザーはスマートフォンでLINEを見るので、背景の設定は必ずしないといけないわけではないので、目的に応じて設定しましょう。
2.画像の挿入
画像を挿入できるのは、『ヘッダー』と『背景』の2ヶ所です。フォーム部には画像を挿入することができないので、カラー設定で画像に合う色を選択する必要があります。
回答フォームの【カラー/デザイン設定】→【カスタムデザインを使用】を選択すると、ヘッダー画像URLと背景画像URLを入力する画面が表示されます。
ここに登録メディア一覧にアップロードされている画像のURLを入力することで、回答フォームのヘッダーと背景にそれぞれ画像が表示されます。
カラー変更のみの時と比べると、好きな画像を入れられるのでオリジナリティが出ます。
ただ、こちらもカラー変更と同様、背景はパソコンでしか表示されません。スマートフォンではヘッダー画像とフォーム部のみ表示されるので、それを考慮した上で設定しましょう。
このように、カスタムデザインでは文字のサイズや色、ボタンの形、レイアウトなどの変更はできません。これらのカスタマイズが全てできるのが、カスタムCSSです!
カスタムCSSでできること
回答フォームの【カラー/デザイン設定】→【カスタムCSSを使用】を選択すると、CSSのコードを入力する画面が表示されます。ここにCSSのコードを入力することで、回答フォームに反映されます。
カスタムCSSを使うと、カスタムデザインでできることに加えて、さらに下記のカスタマイズができるようになります。
- 文字のサイズや色、フォント、太字、斜体、下線の変更
- ボタンのサイズや色、形の変更
- フォーム部の装飾
- レイアウト変更
- アニメーションの作成
カスタムデザインとは違い、カスタムCSSではホームページのWebデザインのように、より自由にデザインをすることができます!
できることがわかっても、完成形はイメージしづらいですよね。ですので、今回は実際にカスタムCSSを使用した回答フォームの実例もご紹介します!
カスタムCSSを使った事例4選
弊社「株式会社REXIL」では、回答フォームのカスタムCSSを使用した事例が多数あります。
今回はその中で、使用用途の異なる事例を4つ選びました。
1.申し込みフォーム
2.LINEマガジン
3.予約や施術の説明
4.LP(ランディングページ)
早速、見ていきましょう!
1.申し込みフォーム
こちらはオンラインセミナーの申し込みフォームです。こちらは女性向けのスクールを運営されている方で、申し込みフォームを全体的に淡い色にし、女性らしさや優しい雰囲気が伝わるデザインにしています。
▼もりくみさんの申し込みフォーム
カスタムデザインではカラー変更しかできないフォーム部も、CSSのコードを利用することで、世界観を崩すことなく上品に仕上がっています。また、送信ボタンが立体になっているため、ボタンの印象がよりハッキリしています。
2.LINEマガジン
こちらは回答フォームでLINEマガジンを作成した事例です。LINEマガジンは、メルマガのようにシナリオに組み込んで読者を教育する役割があります。
LINEマガジンとデザインを組み合わせることで、まるでブログのように表現できるようになります。このLINEマガジンはLINEの下部にあるリッチメニューと合わせたデザインになっており、LINE全体で世界観が統一されています。
▼クニトミさんのリッチメニュー
▼クニトミさんのLINEマガジン(一部抜粋)
LINEマガジンを作成する際に長文になったとしても、見出しと本文を区切ったり、会話形式にしたりできるので、ビジュアル的にも非常に読みやすくなっています。
3.実店舗向け:予約や施術に関する説明
実店舗のLINEでは、回答フォームで予約〜施術の流れまでを事前に見られるようにしています。カスタムCSSを使用して、まるでWebサイトのようなデザインにしました。
▼実店舗での予約や施術の説明(一部抜粋)
回答フォームは、実店舗のWebページに合わせたデザインにし、コンセプトがブレないようにしています。
予約や施術の流れがSTEP毎に表示されているので、パッとわかりやすく、ストレスなく見てもらえます。
4.LP(ランディングページ)
カスタムCSSを使用すると、回答フォームをLPとして使うこともできます!こちらは、インフルエンサーの春木開さんの事例で、回答フォームをLPとして使用しています。カスタム CSSで、CTAボタンが何度も表示されるように設定しています。
▼春木開さんのLP(一部抜粋)
文字のサイズを変更することで文章にメリハリがつき、四角に囲うことで文章毎のまとまりが分かり、視認性が上がっています。
回答フォームでカスタムCSSを使うと、このように自由にカスタマイズすることが可能になります!
回答フォームをデザインする3つのメリット
回答フォームをデザインすることは、単に見栄えを良くするだけではありません。他にもメリットがあるのでお伝えします。
1.視認性が上がる
2.世界観を統一できる
3.顧客の満足度が上がる
1.視認性が上がる
デザインを施して文字のサイズや色を変えることで、文章にメリハリがつき視認性が上がります。視認性が上がると、重要なポイントがパッと目に入り、読み手のストレスを軽減させられるでしょう。
結果長文でも読んでもらいやすくなり、読了率も上がる可能性があります。
2.世界観を統一できる
自社の商品やサービスに合ったデザインの回答フォームにすることで、世界観を統一させることができます。
コンセプトに沿ったデザインは、言葉では伝えきれない印象を顧客に与えてくれます。この印象がブランド力となり、より一層商品やサービスを魅力的に感じてもらえるようになるでしょう。
さらに独自性が出ることで、他社との差別化も図れるようにもなります。
3.顧客の満足度が上がる
カスタマイズされていない回答フォームは、シンプルで物足りなさを感じます。特に女性向けの商品やサービスの場合は、文字で商品の良さを伝えるよりも、パッと目に入る印象が大切です。
だからこそ回答フォームにデザインをかければ、自社の商品が持つイメージを維持でき、結果的に顧客満足度の向上につながるでしょう。
まとめ:回答フォームのカスタムCSSでLステップをさらに使いこなそう!
回答フォームを作成しても、見づらくて離脱されてしまうと意味がありません。
必ずしも回答フォームをデザインしないといけないわけではありませんが、顧客が読みやすいようにデザインすることで、アンケートの回答率や長文テキストの読了率が上がります。
ただ、今回紹介した事例と同じような回答フォームを作成するにはCSSの知識が必要不可欠ですし、そもそもどのようなLステップの構築が良いのかも一人では分からないかもしれません。
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