この記事では、福岡のホテルでLステップが活用された事例をお伝えします。今回お伝えするのは、僕がLステップの構築代行として請負させてもらったA.T HOTEL HAKATAさん。
しかもこのホテルのLステップ、実は月額2,980円のスタートプランで作られてるんですよ。スタートプランでも十分に良いものは作れますからね笑
Web上だけでなく、実店舗でのビジネスでもLステップは役立つということをA.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントを見ながら説明していきますね!ぜひ最後までご覧ください。
目次
A.T HOTEL HAKATAがLINEにLステップを導入した3つの理由
まだホテル業界でLステップを活用している宿泊施設はそう多くないはず。
それでは、なぜ先んじてA.T HOTEL HAKATAがLINEにLステップを導入したのでしょうか。
理由は、大きく分けて以下の3つです!
- 顧客リストを使って、リピーターを増やすため
- 滞在時の顧客満足度を向上させるため
- コロナなどの経営上のリスクを減らすため
あなたの商品やサービスでも、これらの項目が当てはまらないか確認してみてください!
【導入理由1】来訪を促してリピーターを増加させるため
Lステップを使えば、過去に宿泊したお客様に配信をして、その後の関係構築を図れます。
定期的に登録者にとって情報を配信し続けられるため、顧客との関係を維持できて、忘れられにくいからですね。
例えば今回の例で言うと、「博多の最新情報」や「新しくできた美味しい食事処」など。配信できる内容は捻ればたくさんあリます。配信メッセージにこだわって、宿泊者に「また旅行にいきたい」と思わせることも。
人は旅行に行った地域は覚えていても、泊まったホテルは印象に残りにくいもの。だからこそ、お客さんが一度帰宅した後もLステップを使って関係構築を行い、リピーターを増やす施策を打ったんですね。
【導入理由2】滞在時の顧客満足度を向上させるため
A.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントには、お客さんが「博多に来てよかった」と思えるような仕組みをたくさん用意してあります。
グルメブックやお土産リスト、博多交通マップまで、博多を満喫するための公式LINEとなっているので、滞在時にLINEを使って博多を満足いくまで楽しんでもらうためのLステップを構築しました。
今では僕も福岡出張の度に使うほど、充実したコンテンツとなりましたね。
【導入理由3】コロナなどの経営上のリスクを減らすため
新型コロナが流行る時期は、多くのホテル業や飲食業が経営難に陥りました。それに伴い、これからは新規でホテルに泊まりに来るお客さんが減るのではないかという懸念があったのです。
それに、これから外国人観光客を誘致していくことも益々難しくなると判断されたのでしょう。
そこで受け身の姿勢でお客さんを待つのではなく、よりリピート率を上げるために、LINEでLステップを導入したというわけですね。
A.T HOTEL HAKATAのLINEはどのように設計・運用されている?
では、そんなA.T HOTEL HAKATAのLINEはどのように設計されてるのでしょうか?Lステップを使ったLINE運用の仕組み、みなさん気になりません?
今回はその全てをお見せします。その設計や運用スタイルが以下↓
- 宿泊者にのみ登録を促しているので、ホテルの顧客ニーズがわかる
- スマホでガイドブックが完結するようになっており、持ち運びが便利
- 登録者が帰宅しても定期的に配信するため、リピートを促せる
- Lステップの中では最安の「スタートプラン」で運用
それぞれ解説していきますね。
【特徴1】宿泊者にのみ登録を促しているので、ホテルの利用者が持つニーズがわかる
このLINE公式アカウントは”宿泊者のみ”に登録を促しているので、A.T HOTEL HAKATAの利用者がどのようなニーズを持っているのかわかります。
お客さんはホテルに宿泊するとき、必ず「宿泊者名簿」というものを書かなければなりません。宿泊前になったら紙に自分の名前や住所を書かなければならないアレですね。
このとき、ここのホテルでは同時にLINE公式アカウントへの登録も促しているんですね。
そして、宿泊者によく見られているのがグルメガイドなのか、お土産リストなのかなど、お客さんがどのコンテンツに興味をもったのかが測定できるようにもなっています。
LINEから博多のグルメ情報を調べられる設計にしています↓
これらの機能を使って、お客さんがより満足できるようなガイドブックを更新し続けているんですね。
【特徴2】スマホでガイドブックが完結するようになっており、持ち運びが便利
A.T HOTEL HAKATAの公式LINEは、「スマホで完結する博多ガイドブック」をコンセプトに作られました。
グルメ、マップ、お土産など、この公式LINEさえ見ればわかるように設計されています。
リッチメニューから全ての項目にアクセスできます↓
【特徴3】登録者が帰宅しても定期的に配信するため、リピートを促せる
お客さんが観光を終えて帰宅した後も、公式LINEを通じて関係を構築でき、リピートを促せます。
クリスマスの時期であればイルミネーションスポットを配信したり、期間限定のイベントの情報なども配信できますね。
「また博多に行きたい」と思わせて、思わず宿泊の予約をしたくなるようなLステップを構築しました。
【特徴4】Lステップの中では最安の「スタートプラン」で運用
Lステップには3つの料金プランがあり、それぞれのプランで使える機能は違うのですが…なんとA.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントは最安値の「スタートプラン」で運用されています。
つまり、毎月2,980円の利用料で博多の観光ガイドブックを運用しているんですね。
もちろん、もっと上のプランを契約すればガイドブックにバリュエーションを持たせられます。
しかし、僕が念入りに先方とヒアリングした結果…
宿泊者に提供するコンテンツの価値と、ホテル側の固定費のバランスを考慮すると、今回の場合はスタートプランが最も費用対効果が高いことがわかりました。
最安値のプランでもここまで作り込めるので、Lステップを導入するか迷っている方は、まずはスタートプランを契約して運用してもいいのかなと思います。
A.T HOTEL HAKATAのLINEが宿泊者にどんなメリットをもたらすのか
ホテルの宿泊者向けに作られたLINE公式アカウントなので、当然ながら宿泊者が使いたくなるようなLステップを構築しないといけません。
では、A.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントが登録者にどのような形で役に立っているのか知りたいですよね。
僕がLステップを構築する時点で意識したのは、以下の6つです。
- グルメガイドで博多のグルメを案内する
- お土産ガイドを使って博多駅で購入できる人気のお土産を紹介する
- 観光ガイドを使って主要な観光スポットをテーマ別に紹介する
- 交通マップを使ってより効率的に観光を進める方法を提供する
- お部屋に滞在する時間が長い人向けに、お部屋でも楽しめる情報を提供する
- 予約フォームを作成して、宿泊者の手間を削減する
それぞれ解説していきます!
【メリット1】グルメガイドで博多のグルメを案内する
A.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントでは、Googleマップとリンクさせて博多の美味しいグルメが案内されるようになっています。
まずはリッチメニューから「グルメガイド」をタップ↓
すると、以下のようなカルーセルパネルが出てくるので、「グルメマップを見る!」をタップ。
すると、Googleマップが開かれ、周辺のお店が探せるようになります。
しかも、博多ラーメン屋もつ鍋などの有名どころだけではなく、焼肉やカフェなどのお店も多数紹介。
それぞれのジャンルの料理につき、ホテルおすすめのレストランが少なくとも3つ載っているので、選ぶ楽しみもありますね。
また、レストランごとに4枚の写真と店舗の住所、電話番号も記載されていて、ワンタップで予約の電話番号をかけることもできます。
宿泊者がご飯に困らない親切設計になっています。僕も博多に行ったときはこの公式LINEを使ってご飯を探しているのですが、どこも美味しくて思わず夜ご飯をハシゴしそうになりました笑
【メリット2】お土産ガイドを使い博多駅で購入できる人気のお土産を紹介する
A.T HOTEL HAKATAのLINE公式アカウントでは、博多駅で購入できる人気のお土産を7種類紹介しています。
しかも、博多駅のフロアマップも一緒に掲載して、時間がない時もスムーズにお土産屋を見つけられるようになっています。
他にも人気のお土産があれば常に更新しているので、宿泊者は人気のお土産をすぐに選べるんです。
【メリット3】観光ガイドを使って、主要な観光スポットをテーマ別に紹介
A.T HOTEL HAKATAのLINEでは、観光スポットもテーマ別に紹介しています。
宿泊客が行きたいスポットをカルーセル機能を使ってまとめていて、直感的な操作で行きたい場所を探せるようにしました!
観光ガイドのカルーセルには以下のスポットを登録↓
それぞれのパネルをタップするとマップが表示され、観光スポットまでの道のりがわかります。
また、どの項目が何回タップされたかもLステップの管理画面で管理できるので、宿泊者がどのような観光スポットに興味があるのか、一目でわかりますね。
これってマーケティングにめっちゃ使えると思いませんか?笑
【メリット4】交通マップを使ってより効率的に観光を進める方法を提供
福岡は電車だけではなく、バスで移動しなければならないことも多々あります…。
電車は路線図を見ればわかりますが、バスの路線図ってちょっとわかりにくいんですよね。バス停の数も多いので、どのバス停に行けば良いのか把握しにくい問題があると思います汗
そんな時にA.T HOTEL HAKATAのLINEを使えば、博多周辺の電車の路線図、バスの路線図を表示できます。
どこにいてもスマホで最寄りの駅、バス停を調べられるので、これが多くのお客さんに愛用されるに至りました。
【メリット5】お部屋に滞在する時間が長い人向けに、部屋でも楽しめる情報を提供
最近だとホテルに宿泊し、部屋でひたすら仕事をしてるような宿泊者さんもいらっしゃいます。そういった方々に向けて「おこもりステイ」用のリッチパネルも用意しました。
ホテルから徒歩10分以内にある飲食店やおすすめスポットや、おすすめのUber eats対応店舗、部屋に呼べるマッサージ等を紹介しています。
また、長期の宿泊で観光する場所がなくなってしまった宿泊者には、「福岡検定」というコンテンツを用意しています。福岡をより知ってもらおうというコンセプトで設置しました。これが案外人気で、宿泊者のスキマ時間を埋めてくれています笑
【メリット6】予約フォームを作成して、宿泊者の手間を削減
そして、LINEではタクシーの予約フォームやホテルの予約フォームも設置しています。
LINEからタクシーを予約すると、予約情報がフロントに伝わるようになっていて、ホテルがタクシーを手配してくれるというサービスです。
これめっちゃ便利じゃないですか。
わざわざタクシー会社やフロントに電話しなくて良いので、宿泊者がタクシーを呼ぶハードルが下がりますね。
ホテルの予約フォームは、博多をまた訪れたいと考えたお客様が予約しやすいように設置しました。
まとめ:顧客満足度を高めるLINEを作りたい方はいつでもご相談ください!
ホテル業界で先んじてLステップを導入したA.T HOTEL HAKATAのLステップ活用事例でしたが、いかがでしたでしょうか。ここまで充実したコンテンツが、月額2,980円で運用されているとは到底思えませんよね。
僕自身も博多が大好きで色々な食事処を知りたかった身です。このLINEを自分自身で作ったことで、僕の博多出張も満足度が上がるようになりました笑
まとめると、A.T HOTEL HAKATAの公式LINEは以下の役割を担っています。
- LINEが宿泊者に観光ガイドブックとしての価値を提供をしている
- 宿泊者がガイドブックにどのような情報を求めているのか定量的に測れる
- 宿泊者との継続的な関係を構築できるので、リピーターの増加を見込める
以上がA.T HOTEL HAKATAのLステップの裏側でした。ぜひLステップを導入して、顧客満足度の向上を目指しましょう。
なおここまでを読んで、「あ、こんなLINEを自社でも作ってみたいな…。」と思われた方は、僕のLINEに登録していつでもご相談ください。
今回のホテルのような顧客満足度を高めるLINEアカウントの設計や構築をワンストップで行います。
少しでも興味を持った方は、ぜひこちらから相談くださいね!