結論から言うと、病院やクリニックにLINEを導入すれば業務改善や集患に役立つ効果が期待できます!
電子カルテをはじめ、お薬手帳アプリやスマホで予約できるシステムなど、医療業界でもデジタル化が進んでいる現代。LINEを導入すれば、電話で予約の受付をしたり来院の案内をはがきで送ったりする必要もなくなり、さらなる業務効率化および患者の利便性アップにつながります。
そこで本記事では病院やクリニックにLINE公式アカウントを導入すべき理由を、実際の活用事例とともに詳しく紹介していきます!
なお弊社「株式会社REXLI」は、これまで累計200以上ものLINE公式アカウントの構築や運用を手がけてきました。実際に病院やクリニックでLINEを活用した事例とともに解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
病院(クリニック)がLINEを活用するメリット
まずは、病院がLINEを活用するメリットを3つ解説していきます。
- 患者と連絡が取りやすくなる
- 予約や問い合わせに手動で対応する必要がなくなる
- 病院の評判アップにつなげられる
1.患者への連絡が簡単になる
まずLINEを導入するメリットとしてあげられるのは、患者に対する連絡が容易になることです。
患者への連絡事項を電話やはがきで伝えている病院は多いですが、これらの方法は手間がかかるのも事実。電話で連絡をするのであれば忙しい現場対応の合間を縫って行う必要がありますし、はがきを送るにしても住所や連絡事項を記載・印刷し、ポストに投函する工数がかかります。
しかしLINEを病院に導入すれば、患者に送りたい情報を瞬時にテキストで送信できるようになるほか、一斉送信の機能を使うとひとりずつメッセージを作成・配信する必要もありません。結果、業務改善およびハガキの印刷代・切手代などの経費削減にもつながるでしょう。
また、LINEには特定の条件に当てはまる人たちのみにメッセージを送信する機能もあります。「前回の受診から3ヶ月空いてる人にだけ定期検診の案内を送付する」といった設定もできるので、上手く活用すれば患者への連絡を自動化させることも可能です!
2.予約や問い合わせに手動で対応する必要がなくなる
また、病院でLINEを取り入れると、予約や問い合わせの対応もLINEひとつで完結できるようになります。
外部の予約ツールと紐付ければLINEのトークルームから簡単に予約サイトへ推移できるほか、拡張ツールである「Lステップ」を導入すればLINEの内部に予約システムを構築することも可能です。
LINEに予約機能を取り入れた例▼
LINEで予約対応ができるようになれば、それだけで電話対応の手間を削減できるでしょう。
さらにLINE公式アカウントには特定のキーワードに対して、あらかじめ設定しておいたメッセージを自動で返信する「自動応答機能」が備わっています。
自動応答の例▼
例えば「予約」と入力されたら予約方法の案内を送ったり「待ち時間」と入力されたら混雑状況を送ったり。自動応答機能を活用すると、診療時間外や休診日であってもLINEが24時間365日休まず対応してくれます!
このように、LINEを導入すればこれまで手動で行っていた対応業務の必要がなくなり、大幅な業務効率化が実現するでしょう。
3.病院の評判アップにつなげられる
そして、LINEの導入は患者からの評判アップにつながる可能性もあります。
というのも、LINEで予約やお問い合わせ・病院とのやり取りが完結するようになると患者の利便性が高まるからです。
そもそもインターネット完結できるサービスが主流になりつつある現代において、電話やはがきでのやり取りは敬遠される傾向があります。極論を言うと「予約がしづらい」「電話でのやりとりが面倒」という理由だけで、他院に変更されてしまうかもしれません。
一方LINEによって利便性が高まれば、それだけで「通いやすい病院」という印象を与えられる可能性があります。「やり取りのしやすさ」という些細なことではあるものの、他院と差別化を図れるポイントでもあるのです。
業務を効率化できて患者からも喜ばれるのであれば、LINEを導入しない手はありません!
LINEを活用して病院(クリニック)の集患に役立てた事例
なお、実は病院へLINEを導入すれば集患にも役立てられます!
LINEを活用して具体的にどのような施策を実施できるのか、実際に集患へ活用している病院のアカウント事例を3つご紹介していきます。
- 予約機能をLINEに導入し、予約率が20%アップした事例
- ステップ配信を行い、自動で集患した事例
- 特典を用意して集患につなげた事例
1.予約機能をLINEに導入し、予約率が18%アップした事例
まずは予約をLINEでできるようにしたことで、予約率がアップした事例です。
LINEから外部のシステムに遷移して予約できるアカウントは多くありますが、別サイトへの登録や情報入力が必要だとスムーズに操作できません。そこで弊社が構築したホワイトニングloungeさんのアカウントでは、LINE拡張ツールの「Lステップ」を活用し、LINEの画面上で予約を取れるようにしました。
ホワイトニングLoungeのアカウント▼
この施策により、LINE導入前と比べ予約率が18%向上!
簡単に予約が完了するだけでなく営業時間外でも予約できるようになったことで、予約率・来院率が向上、さらには対応工数の削減にも成功しています。
2.ステップ配信を行い、自動で集患した事例
次は、広告経由で友だち追加してくれた「まだ来院したことのないユーザー」に向けてステップ配信を行い、自動で集患に成功した事例です。
同アカウントでは広告経由で流入したユーザーに対し、ステップ配信を用いて診療内容について徐々に興味を持たせ、最終的に無料カウンセリングへ誘導する流れを組んでいます。
ステップ配信の設定内容(2022年1月時点)
1通目:ニキビの進行度について解説し、放置すると悪化していくという「放置危険度」の紹介と無料クーポンを配信
2通目:対症療法になりがちなニキビの保険診療と、根本治療を目指す自由診療の違いを解説
3通目:ニキビのタイプ別のおすすめ治療法を紹介
4通目:患者の声や治療のビフォーアフター写真を紹介
5通目:カウンセリング内容を説明した上で無料カウンセリングのクーポンを配布
その結果、LINE公式アカウント経由の予約数をステップ配信実施前と比較して120%まで増加させることに成功したそうです。ステップ配信で「来院すべき理由」「治療後に得られる未来」をユーザーに伝え、見事集患につなげた事例と言えるでしょう。
3.特典を用意して集患につなげた事例
最後は、LINEで特典を配布し集患につなげた事例です。
とある動物病院のアカウントでは、LINEの友だち登録をしてくれたユーザーに対してペットのケアなどに使える特典(クーポン)を配布したそうです。
クリニックのアカウント▼
結果、配布したクーポンの利用率は平均15%にのぼり、毎月200人以上の飼い主が特典を利用するためにクリニックを訪れるようになったとのこと。特典配布によって+200人の来院があったと考えると、効果は大きいと言えるでしょう。
物品販売を行っているクリニックは、真似しやすい施策ではないでしょうか。
病院やクリニックにLINEを導入するなら弊社REXLIにおまかせください!
というわけで、病院にLINEを導入すれば業務の効率化が叶うだけでなく、集患効果も期待できます。ただLINEで自動対応したり、予約フォームを実装させたりする設定は難しく、ゼロから設定するのは至難の業…。高度なスキルも必要です。
そこで、病院やクリニックのLINE公式アカウントの設計や構築は、ぜひ弊社REXLIにお任せください!
これまで弊社が構築に携わったLINEアカウントは200件以上。さまざまなアカウント構築で得た経験を活かし、あなたの病院に最適なLINEアカウント運用をご提案します。
病院の業務効率化や集患に貢献するLINEアカウント運用に必要な分析から設計、デザインまで全てお任せください。
なお弊社がこれまでに構築したアカウントの実績については、LINE公式アカウントで配布している「最新LINEマーケティング事例集」でご確認いただけます!
まずは実績をご確認のうえ、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ:病院にLINEを導入して業務の負担を軽減しよう!
以上、病院にLINEを導入すれば、患者とのコンタクトが取りやすくなり、患者の対応業務にかかる手間も削減できます。LINEの画面上で予約や問い合わせができれば患者の利便性も向上し、評判アップにもつながるかもしれません。
なお、病院でLINEを導入するにあたって分からないことがある方や、そもそもどう活用していけば良いのかについてお悩みの方は、ぜひ弊社へご相談ください。
あなたのお悩みや目的に合わせ、実績豊富な弊社がLINE公式アカウントの最適な運用プランをご提案させていただきます。
ご相談は無料なので、ぜひお気軽にご相談ください!