
結論、オンラインサロンの売上を高めたいならLINE公式アカウントを今すぐ導入すべきです。アカウントをしっかり構築すれば、サロンメンバーが自動で増えたり、オーナーやスタッフの業務を効率化したりする仕組みが手に入ります。
工夫次第では、サロン内の情報整理・顧客満足度向上にもつなげられるでしょう。
そこで本記事では、オンラインサロンとLINEを組み合わせることで「実現すること」を実例に基づいて紹介します!
弊社「株式会社REXLI」は、累計200以上のLINE公式アカウントの構築や運用を手がけてきました。オンラインサロンのLINEを構築した実績もあります。
交えて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。


目次
オンラインサロンの運営にLINEを導入するメリット
オンラインサロンの運営にLINEを導入するメリットをひとことでいうと、売上アップにつながること。その理由は主に以下の3つです。
- 営業の自動化が叶う
- 顧客対応の手間が減って業務効率化につながる
- 顧客情報を分析できる
これらについて、1つずつ解説していきます!
1.営業の自動化が叶う
まず、LINE公式アカウントの大きな強みは、自動で営業する仕組みを作れること。
LINE公式アカウントには、予め組んでおいたメッセージを順番に自動配信できる「ステップ配信機能」が備わっています。この機能を活用して顧客をオンラインサロンへ興味付けするメッセージを段階的に配信すれば、集客や販売を自動化できます!
さらにLINE公式アカウントの拡張ツールである「Lステップ」の「セグメント配信」と呼ばれる機能も活用すれば、顧客それぞれに合ったメッセージの自動配信も可能です。
例えばオンラインサロンにまだ入っていない顧客には「サロンの魅力を伝える内容」、入会済みの顧客には「新たにリリースしたコンテンツの訴求」を送るなど。ユーザーの属性や行動履歴などの条件に基づいて細かく配信内容を設定すれば、より効果的なアプローチにつながるでしょう。
一度作り込んでしまえば、オンラインサロンにおける教育・販売のステップを完全自動化できるのです。
2.顧客対応の手間が減って業務効率化につながる
オンラインサロンを運営するうえで避けられない業務は質問対応です。入会前のお客様からの問い合わせはもちろんサロン生からの質問など、日々対応に追われているオンラインサロンは多いのではないでしょうか。
しかしLINE公式アカウントの「自動応答機能」を活用すれば、そのような問題も丸っと解決できます。
自動応答機能とは、特定の語句に対する回答を事前に設定しておけば、自動でメッセージを返してくれる機能のこと。例えばトークルームでユーザーが「退会」と入力すると、以下のような返答の自動配信が可能です。
自動応答の例▼
他にも「料金」と入れたらオンラインサロンの月額費が表示されたり「セミナー」と入力したらオンラインセミナーのスケジュールが自動で送信したりするように設定しても良いでしょう。
自動応答機能を活用すれば、対応業務を大幅にカットできます。今まで手作業で行っていた作業の自動化が叶い、コンテンツ制作など本当に集中すべき仕事に力を注げるでしょう。
3.顧客情報を分析できる
なお、せっかくLINEを導入しても登録してくれた顧客の情報を分析しなければ、オンラインサロンで打ち出すべきサービスや最適な配信内容など今後の方針を立てられません。
ですが、LINE公式アカウントの拡張機能であるLステップを導入すれば、顧客の細かな情報を簡単に取得できます。
情報の取得手段として有効なのは、Lステップのアンケート機能。例えばLINEの登録時にアンケートに答えてもらう仕組みを構築すれば、性別や年齢・居住地など、知りたい情報を勝手に収集してくれます。
しかもLステップなら、アンケートで回収した属性情報をもとに、それぞれの成約率や行動履歴などを自動でデータ化も可能。
URLのクリック状況やコンテンツの閲覧状況も把握できるので、「誰にどんな配信をすればいいか」「誰にどんなサービスを提供すればいいのか」などの情報も簡単に分析できるでしょう。
LINEを導入すれば、今後のマーケティング施策やサービス改善にもつなげられるのです。
オンラインサロンの売上アップにつながるLINE活用例
それでは、弊社で構築させて頂いたアカウント実例を元に、オンラインサロンのLINE活用術を紹介していきます!
- サロンのコンテンツをLINEに一元化
- 質問対応を自動化
- LINEの登録促進ができる仕組みを構築
- ファンマーケティングに活用
- 炎上のリスクを回避したセールスの実施
1.サロンのコンテンツをLINEに一元化
オンラインサロンは動画・教材・チャットなど情報が多くなりがちですが、それらがあらゆる場所に散らばっていると回遊しにくく、メンバーに使いこなしてもらえません。
しかしLINE用いれば、サロン内の情報を一箇所に集約が可能です!
例えば田村淳さんのオンラインサロンでは、50本以上ある動画をLINEに集約し、コンテンツを整理しました。
LINEに集約されたコンテンツ▼
このように各コンテンツへアクセスしやすくなると、メンバーへ思う存分サロンを活用してもらえるようになります。結果、満足度の向上につながるでしょう。
2.質問対応を自動化
続いて、LINEでは質問対応の自動化も可能です。
「自動応答機能」を活用して特定の語句が含まれたメッセージに定型文を自動で返信したり「質問集」のメニューを設置したり、方法は様々。箕輪厚介さんのLINEでは、トーク画面下部に表示されるリッチメニューから「よくある質問」をタップすると、ユーザーが質問内容を選択して回答を見れる仕組みを採用しました。
質問したい内容をタップすると、トークルームに解決策が自動表示される仕組みです。
質問対応を自動化すれば業務量を減らせるのに加え、返信が遅いといったクレームも避けられるでしょう。
3.LINEの登録促進ができる仕組みを構築
オンラインサロンでLINEを運用して入会促進から行うなら、新規顧客リストの獲得にも力を入れる必要があります。ですがLINEであれば、登録促進できる仕組みまで作れます!
例えばやまもとりゅうけんさんの公式LINEでは「フリーランスビジネス診断」という診断コンテンツを実装しました。
このコンテンツは弊社の独自開発であり、簡単な質問に答えるだけで自分に適性のある副業がわかるようになっています。
このような機能があれば、SNSなどで「LINEで診断できますよ」「ゲームができますよ」と訴求できるようになり、自然と登録を促せるでしょう。
やまもとりゅうけんさんのLINEではさらに診断結果をTwitterでシェアしてもらえる導線を組んだところ、見事拡散されお友だち登録数アップに成功。LINEひとつで登録者数が自動で増える仕組みができたのです。
なお、やまもとりゅうけんさんのLINEではこの診断ゲームで得たユーザー情報をもとに分析を行ったり、サロン内の学習も自動化したりした結果、オンラインサロンの参加人数が1.5倍に増加。自動で月2,000万円の売上も記録しています。
やまもとりゅうけんさんのLINE活用術についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひあわせてご覧ください。
4.ファンマーケティングに活用
オンラインサロンのオーナーは芸能人に近い要素が必要となるケースも多々ありますが、LINEはファンマーケティングにも有効です。
春木開さんのアカウントでは、ユーザーとの距離を縮めるためにスポットでオーナーの人柄が伝わるようなメッセージ配信も実施。例えば、震災があった際には「大丈夫ですか?」といったメッセージ配信を行いました。
このようなメッセージはTwitterやInstagramなどのオープンなSNSでも発信できますが、身近なLINEで送ることで想いがより伝わりやすくなります。実際、こちらのメッセージには356人ものユーザーから返信が届いていました。
また、YouTubeにUPする動画の企画案をLINEで募集したこともあります。
こちらの企画には418件もの提案が寄せられており、ユーザーが求めるコンテンツ制作につながりました。ニーズに答えようとする姿勢が伝わり、より濃いファン化促進にも役立ったのではないでしょうか。
LINEは業務の効率化や売上の自動化だけでなく、ユーザーとの関係構築やよりファンを増やすことにも活用できるのです。
5.炎上のリスク回避も考慮したセールスの実施
影響力のあるオーナーが運営するオンラインサロンこそ、炎上リスクとは常に隣り合わせです。商品を強く売り込んでしまうと炎上の火種となってしまうため、売上だけを追っていると思われない運営に努めないといけません。
そこで有効な施策のひとつが、誰にでもセールスするのではなく、商品の情報を求めている人やサービスに興味がある人にだけ訴求する方法です。
例えば春木開さんのLINEでは、セールス前にサロンに興味があるかどうかを尋ね「興味がある」と回答したユーザーだけに自動で営業する仕組みを構築しました。
興味がある人に限定して案内することで、炎上リスクをコントロールしているのです。このような施策はオンラインサロン存続のために必要不可欠であり、それを自動で行えるのもLINEを導入する大きなメリットだと言えるでしょう。
オンラインサロンにLINEを導入する方法
LINE公式アカウントの開設はとても簡単で、公式サイトで必要事項を入力するだけ。
アカウントを開設したら、自動配信メッセージやリッチメニューなどの各種設定作業に入りますが、実はここからがかなり大変です。オンラインサロンの売上や顧客満足度・業務効率の向上につながるLINE公式アカウントを作るためには、しっかりとアカウントを設計しなくてはいけません。
そこで弊社の公式LINEでは、「LINEのマーケティング活用事例集」を無料配布しています!
どのようにLINEを作っていけば良いのかの参考になるはずなので、ぜひお受け取りください!
まとめ:LINEを取り入れてオンラインサロンの売上UPにつなげよう
オンラインサロンとLINEの相性は抜群です。売上アップや業務効率化、顧客満足度の向上を図りたいなら、導入しない手はありません。
ただ、本当に成果が出るアカウントを素人が一から設計するのは至難の技です。
成約率の高まる配信内容を設計したり、顧客の利便性を高めるリッチメニューを作ったり…。このような作業を自分たちで行うのは、簡単なことではありません。
そこで、オンラインサロンのLINEアカウント構築・運用は弊社「株式会社REXLI」のLINE構築代行サービスにお任せください!
弊社のLINE構築代行サービスであれば、オンラインサロンの売上に貢献するLINEアカウント運用に必要な分析から設計、デザインまで全ておまかせしていただけます。
これまで弊社が構築に携わったLINEアカウントは200件以上。
オンラインサロンやコンテンツ販売など、WebサービスにおけるLINE公式アカウントのプロデュース実績も豊富です。それらの実績を活かし、あなたのオンラインサロンに最適なLINEアカウント運用をご提案します。
まずは弊社公式LINEに登録し、LINEのマーケティング活用事例をご確認のうえ、お気軽にご相談ください!
