こんにちは!中村誠です!
今回は、Lステップの目玉コンテンツともなる診断ゲームについて解説していきます!
Lステップは自由度が高いツールなので、単に情報を発信するだけではなく顧客を楽しませるエンタメコンテンツも作成可能です。
中でも最近多く取り入れられているのが診断ゲームです。アンケートをエンタメ化して回答率を大幅に高められますし、相手を楽しませながら必要な顧客情報も取っていくことができるんです!
そのため診断は強力なコンテンツとなり得ますが、細かい作り方を知らないと再現するのは難しいかもしれません。
そこで今回は、Lステップにおける診断ゲームの作り方と注意点について、初心者の方でも分かるように解説していきます!
- Lステップで診断ゲームを作るメリット
- Lステップの診断ゲームの作り方
- Lステップで診断ゲームを作る場合の注意点
この記事を書く僕は、これまで数々の診断ゲームをLステップで作ってきました。
例えば、人生逃げ切りサロンを運営するやまもとりゅうけんさんのLINEで配信されている「フリーランスビジネス診断」も、僕のチームで開発したものです。
今回は、僕が診断ゲームを使って回答率90%超えを記録させられた経験をもとに話していきます。診断ゲームを導入すれば顧客の心を強く引き寄せられるので、ぜひ作ってみてください!
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目次
Lステップで診断ゲームを作る3つのメリット
Lステップで診断ゲームを作るメリットは、主に3つあります。
- 面倒なアンケートがエンタメコンテンツになる
- 診断ゲームをフックに集客できるようになる
- 収集したデータを配信に応用できる
1.面倒なアンケートがエンタメコンテンツになる
「診断ゲーム」という名前ではありますが、その本質は顧客へのアンケートです。
アンケートは、顧客の情報を一瞬で収集できるLステップに必須レベルのコンテンツですが、回答する立場になると、回答するのは面倒な作業でしかありません。
しかし、診断ゲーム化することでアンケートから面倒な印象は消え、むしろ積極的に回答したいエンタメコンテンツへ変わります。
ことある毎に投げかけられる「アンケートにご協力ください」は軽く流している方も多いですが「あなたにピッタリの〇〇を診断します!」と言われると、ちょっと興味が沸きますよね笑
回答率を大きく向上させられるので、積極的に利用してください!
2.診断ゲームをフックに集客できるようになる
Lステップは強力なマーケティングツールですが、LINEのアカウントに登録してくれた方にしか発信できません。
そのためいかにして集客するかが重要ですが、診断ゲームは顧客の注目を集める目玉コンテンツにできます。
配信内容に合わせたオリジナルの診断ゲームを前面に押し出して告知すれば、試しに遊んでみようと登録してくれる方が増えるはずです。
【診断なし】
LINEにて限定情報発信中!
【診断あり】
LINEに登録した方全員、〇〇診断を受けられます!
診断ゲーム1つあるだけで、フックの付いた告知になっています!
Lステップの登録者を増やすにはパッと見で分かるような登録へのメリットが重要なので、診断ゲーム等で「面白そう」と思ってもらうことからスタートしてみてください。
3.収集したデータを配信に応用できる
Lステップでは、診断ゲームなどを使って集めたデータを即座に配信に応用できます。
- セグメント配信
- 配信のブラッシュアップ
- クロージング時のやり取り
特にセグメント配信は集めたデータによって配信内容を分岐できるので、顧客の満足度を大きく高められます。
例えば診断ゲームの中で顧客の収入を聞いた場合、各収入に応じて訴求する商品の価格帯を分けても良いでしょう。
事前に設定しておけばLステップ側が自動的に振り分けてくれるので、余計な手間は一切かかりません!
データは集めるだけでは意味がないので、上手く活用して売上アップを狙いましょう。
Lステップの診断ゲームの作り方(基礎編)
Lステップの診断ゲームの作り方は、主に3つのステップに分かれます!
- 質問内容と診断結果を考える
- テンプレートでパーツを作る
- 診断パーツを組み立てる
今回は例として、超シンプルな1問だけの診断ゲームを一緒に作っていきましょう!
1.質問内容と診断結果を考える
診断ゲームを作る前に、その目的を明確にしなければなりません。
闇雲に作った診断ゲームでは成果に繋がらないので、商品に合わせて質問や診断結果を考えていきましょう!
今回は調理器具の販売を例に「ホットプレートと鍋」を売るための診断ゲームを作っていきます。
- 診断開始ボタン
- 質問(今回は1問だけ)
- 診断結果(今回は2種類だけ)
大まかにこの3種類を考えておけばOKです。
質問では顧客のニーズを探らなければいけないので「焼き肉派?しゃぶしゃぶ派?」にします。
こんな風に作ってみました。カルーセルを使って作ると顧客に選択肢を提示できるのでおすすめです。
また、診断結果も質問内容に合わせて考えなければなりません。
簡単なものですが、今回はこの2種類の画像を使ってみましょう。
元々の目的に沿って、焼き肉派の人にはホットプレート、しゃぶしゃぶ派の人には鍋を後々に訴求するのも忘れてはいけません。
ゴールから逆算して、どんな診断ゲームを作るべきか筋道を立ててみてください。
2.テンプレートでパーツを作る
大まかな設計図が完成したらLステップのテンプレートを開いて、それぞれパーツを作っていきます。
- 画像を使って派手に演出する
- 2〜3分で終わる内容にする
- 診断結果は複数用意する
- ゴール(診断結果)から順番に作る
質問が特にややこしいですが、テンプレートを開いて「カルーセル(新)」を使って作ってみてください。
診断開始のボタンもカルーセルを使って作れるので、これを機にマスターしておきましょう。
また、テンプレートの使い方に不安が残る方は、詳しいテクニックをまとめた記事があるのでこちらもチェックしてみてください!
▶︎Lステップのカルーセルを使った配信テクニックの詳細はこちら!
ちなみに診断ゲームを作る際はゴール(診断結果)から作っていくとアクションなどの設定がスムーズに進むのでおすすめです!
3.診断パーツを組み立てる
パーツが全て完成したら、診断結果や質問を連結させてゲーム全体を組み立てていきましょう。
今回はシンプルな例なので、質問から診断結果に移るところだけ注意すればOKです。
例えば質問中の焼き肉の選択肢には、診断結果への移行とタップの計測用タブを付けておきましょう。
しゃぶしゃぶの選択肢には、しゃぶしゃぶ用のものをセットしてください。
また、診断開始のボタンにも同じようにアクションをセットしておきましょう。
完成した診断ゲームはこちらです!
シンプル過ぎて診断ゲーム感はあまりありませんが、質問数や診断結果を増やすだけで一気にゲームのように仕上がります!
数が増えても作り方は今回紹介方法と同じなので、オリジナルの診断ゲームを作る際も今回の骨組みを意識してください。
また、テンプレートやタグは質問の数が増えるとぐちゃぐちゃになりがちなので、フォルダ分けや細かな名前付けを駆使して整理整頓を心がけましょう。
Lステップの診断ゲームの作り方(応用編)
診断ゲームの基礎をマスターしたら、次は応用編です!
ここまで理解が進めば診断の厚みが一気に出るので、余裕のある方はぜひチャレンジしてみてください!
- 回答フォームを使う
- スコアリングを使う
- エニアグラムを使う
応用編は僕が実際に作ったやまもとりゅうけんさんのアカウントを例に、診断ゲームを解説していきます。
1.回答フォームを使う
診断ゲームやアンケートの作り方は1つではなく、回答フォームを使って作ることも可能です。
- 比較的短時間で完成する
- シンプルな構成にできる
その分「アンケート感」がにじみ出てしまうのが欠点なので、りゅうけんさんのアカウントでは、リッチメニューも組み合わせて質問方法を多角化しています!
回答フォームは便利な機能なので、画像などを上手く組み合わせてエンタメ性を損なわないように使いこなしてみてください。
- 一問毎にセクションを分ける
- トップの画像を作る
- あえて全画面表示にしない
回答フォームの細かな使い方については別の記事にまとめているので、気になった方はこちらもチェックしてみてください!
2.スコアリングを使う
複数の質問回答を総合的に判断して診断結果を出したい場合、スコアリングを使うのがおすすめです。
1問毎に点数を上下させていき、回答終了後の点数次第で結果を変更させるようにしましょう。
- スコアを1つだけ用意し、点数の値によって診断結果を決める方法
- スコアを複数用意し、最も高い点数を取ったものを診断結果とする方法
りゅうけんさんのアカウントでは、スコアを複数用意して質問の回答毎に当てはまる副業の数値をプラスしています。
それぞれのスコアを選択肢に散りばめて最終的な判断をするので、フリーランスビジネス診断のように30問程度の直感的に答えられる質問を投げかけてみるのがおすすめです。
スコアリング自体はアクションを使って友だち情報欄に数値を入力できるので、上手く使って計算してください。
3.エニアグラムを使う
エニアグラムとは、性格診断などでよく使われる人間を精神的傾向を基に9つに分類する方法のことです。
画像参考:Wikipedia エニアグラム
- 完璧主義者
- 献身家
- 達成者
- 芸術家
- 研究者
- 堅実家
- 楽天家
- 統率者
- 調停者
「診断」ゲームというぐらいなので、Lステップにも応用すればクオリティが大きく高まります。
診断結果の中にこれらの要素をうまく組み合わせると、ユーザーは自分の心の中を見抜かれた気分になり「これ当たってる!」と思ってもらえます。
もちろん、当てずっぽで書いても意味がないので、エニアグラムに合わせて回答者の性格を見抜けるような質問を織り交ぜた診断ゲームを作りましょう。
Lステップの診断ゲームを作る時の3つの注意点
Lステップの診断ゲームは魅力的なコンテンツですが、作りさえすればOKではありません。
作る際には3つの注意点があるので、意識しながら導入してください。
- 診断結果は配信に活かす
- ネクストアクションへと誘導する
- 数分で終わる内容にする
これらを守らないと、外面だけマネした中身のない診断ゲームになってしまうので注意しましょう。
1.診断結果は配信に活かす
診断ゲームは読者を楽しませる優秀なコンテンツとして使えますが、その本質がアンケートであることを忘れてはいけません。
診断ゲームを作っただけで満足せず、その結果を上手く配信に活かしましょう。
設計段階から後の活用のイメージを明確にしておき、目的意識を持って診断ゲームは作ってください。
2.ネクストアクションへと誘導する
診断ゲームは終了した後も大切で、そのまま顧客を放置していてはいけません。
診断結果に合わせたネクストアクションへと必ず誘導しましょう。
- 今後の配信の案内
- リッチメニューの案内
- クロージングの案内
顧客のタイプやその時の状況によって最適なアクションは変わってくるので、上手く振り分けてくださいね。
3.数分で終わる内容にする
いかに診断ゲーム化したと言えど、10分以上回答に掛かっているようでは顧客も付き合いきれずに離脱してしまうでしょう。
回答時間は短いほど良いので、理想を言えば1分、長くても2〜3分で終わる内容にしてください。
- 記述式の回答を挟まない
- 直感的に答えられる選択肢にする
- 曖昧な表現をしない
診断ゲームを楽しんでもらおうと無駄な質問を詰め込んでしまうと逆効果となるので、速やかに回答が終わる内容にまとめてください。
まとめ:診断ゲームでLステップに人を集めよう
診断ゲームを始めとするエンタメコンテンツは、顧客の心を掴むのにとても有効です。
淡白な情報発信botアカウントだと顧客も飽きてしまうので、常に「楽しませる」気持ちを忘れないようにしましょう。
また、楽しませるだけではなく、同時に顧客の情報を吸い上げて有効活用するところまで考えながら診断ゲームは作成してください。
思いついて即実行するのではなく、先を見据えて施策を練り上げれば必ず売上は伸びていくはずです。