
こんにちは!中村誠です!
今回はLステップ初心者がつまずきがちな、回答フォームについて解説していきます!
回答フォームは設定項目が一気に増えるので、触ってみたけどすぐに挫折してしまったって人も多いのではないでしょうか。
しかし、その分使いこなせば細かい設定が可能で、自在にデータを収集できるようになるはずです!
今回は回答フォームを使いこなす4つのコツを紹介するので、全てチェックして構築に活かしてみてください。
- 目的を決めてから作る
- セクション機能を使う
- 回答後にメッセージを送る
- タグと友だち情報を両方つける
回答フォームにはLステップの基本が詰まっているので、使い方をマスターすれば他の機能もすんなり使えるようになるはずです。
基礎から解説していくので、この記事を読みながら回答フォームを1から学んでいきましょう!

目次
Lステップの回答フォームでできる3つのこと
Lステップの回答フォームは、文字通り読者から回答が欲しい時に使うフォームです。
具体的には、主に3つのことができます。
- 選択肢毎にアクションを設定できる
- 大量の選択肢を設定できる
- 読者にテキストを記入させられる
回答フォームでしかできないこともあるので、しっかり使いこなせるようになりましょう。
1.選択肢毎にアクションを設定できる
回答フォームには読者へ投げかける質問が作れます。その1つ1つにアクションを個別に設定できるので、細かいタグ付けやシナリオの分岐など幅広い操作が可能です。
選択時のアクションを「その他」に変更するとアクション設定ボタンが出てくるので、1つ1つ設定してください。
回答フォームは読者の意見を抽出する装置なので、最低でも回答内容が分かるようにタグだけは付けておきましょう。
また、アクションは回答完了時に全体設定することも可能です。回答フォームの設定画面下部にオプション設定のボタンがあるので、クリックしてアクションを設定してください。
質問内容次第で最適なアクションの設定箇所は変わるので、上手く調節しておきましょう。
※アクションは回答内容を送信して始めて反映されるので注意してください。
2.大量の選択肢を設定できる
回答フォームにはプルダウン形式の記入欄を設定できるので、大量の選択肢でもスッキリ見せられます。
Lステップでは回答フォーム以外の方法で選択肢を提示する場合、主に「カルーセル」が使われますが、1枚に付き4択までしか設定ができません。複数枚並べることもできますが、デザイン的にあまり良いものではないでしょう。
例えば顧客の居住地を知りたい場合、47都道府県を選択してもらうにはカルーセルは不向きです。回答フォームにはデフォルトで「都道府県」という機能がついているので、47択の質問を手打ちする手間無く、ワンクリックで設定できます。
3.読者にテキストを記入させられる
回答フォームにはテキストの記入欄を設定できるので、選択肢を選ばせるだけでは不適な場合でも対応できます。
- 名前(本名)が知りたい場合
- メールアドレスが知りたい場合
- お問い合わせ内容が知りたい場合
テキストを記入してもらえば顧客の輪郭がハッキリと見えてきますが、面倒に思われて離脱される可能性も高まります。意味もなく記入欄を増やさないように注意しましょう。
また、テキストの記入欄にはアクションを設定できないので、友だち情報に回答内容を記入してください。
Lステップの回答フォーム使用例3選!
Lステップの回答フォームはアイデア次第で様々な応用方法がありますが、今回は主な使用例を3つ紹介します。
- アンケート
- 予約申請
- 長文テキストの配信
ここで紹介する3つ以外にも、思いついた方法があれば自由に試してみてください。
1.アンケート
回答フォームには複数の質問を詰め込めるので、アンケートにはもってこいです。
アンケートはLステップに欠かせない超重要パーツなので、必ず作成して登録直後に流しましょう。詳細は別の記事にまとめてあるので、気になる方はチェックしてください。
【Lステップ】回答率を倍増させるアンケートの作り方【具体例もセットで紹介】
回答フォーム内には多様な入力欄を設定できるので、質問毎に最適な物を選んでください。
また、登録直後に行うもの以外にも、セミナーの感想アンケート等にも使えます。
Lステップではこまめなデータ収集が肝心なので、要所で挿入してください。
2.予約申請
Lステップの配信を通じて何らかの予約を取らせたい(成約させたい)場面は多いです。多くの選択肢を提示できる回答フォームは、そのような予約の申請時に重宝します。
- セミナーなどの参加予約
- 店舗への来店予約
例えばセミナーの予約の場合、回答フォームを使えば簡単に予約用のフォーマットが完成します。
もちろん質問を2〜3個増やして参加者の情報を抽出すると、さらに良いフォームになります。
回答フォームに記入した内容はタグや友だち情報で確認できるので、管理も用意になるでしょう。
ただし最終的な予約の確定は回答フォームでは難しいので、定員を設ける場合などは手動で確認して処理してください。
3.長文テキストの配信
回答フォームには顧客に回答を要求する以外にも、メルマガのように長文テキストの表示も可能です。
回答フォームの「説明」の欄に最大1900文字まで文章を記入できるので、長い文章を配信したい場合は回答フォームを使うと良いでしょう。
通常のシナリオ配信機能を使ってトーク画面上に長文テキストを送ることもできますが、チャット形式なのでどうしても見栄えが悪くなります。
- チャット形式なので横幅が狭い
- 縦に伸びてスクロールが大変
- 長文LINEは読む気が失せる
画面をフルに使える回答フォームの方が読みやすいので、300文字程度であらすじだけ紹介してオーバーする分は回答フォーム内に誘導しましょう。
回答フォームを効果的に使いこなす4つのコツ
回答フォームは便利なツールではありますが、適切な使い方を理解しておかなければ効果は半減してしまいます。
使いこなすための4つのコツを紹介するので、全て押さえておきましょう。
- 目的を決めてから作る
- セクション機能を使う
- 回答後にメッセージを送る
- タグと友だち情報を両方つける
伝説の剣も素人が振り回していては宝の持ち腐れです。回答フォームはあくまでツールなので、上手く使いこなしてください。
1.目的を決めてから作る
回答フォームは闇雲に形だけマネて作っても意味がありません。使用する目的を決めるのが最重要なので、本当に回答フォームを使うのがベストなのか入念に吟味してください。
- 回答フォームによって収集したいデータは何か
- 収集したデータで何をするのか
- 最終的に顧客にどんなメリットがあるのか
最終的なゴールが定まっていないと、回答フォームの中身もブレてしまいます。後から修正するとタグの付け直しなどの操作が非常に手間なので、設計図が完成してから作り始めましょう。
特にアンケートなどは、顧客からすれば本質的には面倒な作業です。回答フォームを送る回数やフォーム内の質問数なども極力無駄を省き、最小限の時間で達成できるようにしてください。
2.セクション機能を使う
Lステップの回答フォームは縦に伸ばして多くの質問を詰め込めますが、大量の質問を最初からぶつけると回答する気が失せて離脱に繋がります。
回答フォームの表示画面を分割する「セクション機能」を使って、程よく中身を切り分けましょう。
セクション機能を使うと送信ボタンが「進む」ボタンに変わり、2枚目の回答フォームに切り替わるようになります。
画像の例は短いので1枚で十分ですが、長いアンケートの場合は2枚以上に分けると良いでしょう。最初は1枚目しか見えないのでサクッと回答してくれますし、2枚目も「1枚回答しちゃったし2枚目もやるか」と勢いのまま進めてくれる可能性が高まります。
これを心理学の「サンクコスト効果」の応用で、1枚目に費やした労力を無駄にしたくないという意識が2枚目の記入を助けてくれるのです。
かと言って切り替えが多すぎるのも先が見えずに不安なので、程々にしておきましょう。
3.回答後にメッセージを送る
回答フォームに入力した後は、必ずサンキューメッセージを送るようにしましょう。メッセージ内には回答内容を明記しておくと、さらに親切です。
- 回答がしっかり遅れているかの不安を解消できる
- 回答内容の振り返りができる
特にフォームへの回答に回数制限を付ける場合、サンキューメッセージを使ってフォローしておかないと回答内容を忘れてしまう可能性があります。
また、サンキューメッセージを送る際は、必ずオプション欄の「アクション設定」から送信するようにしてください。
他の場所に設定すると選択肢次第で送信されなかったり、トーク画面で後から確認できなかったりします。
こういう細やかな気配りが顧客満足度に繋がるので、構築の際は注意しましょう。
4.タグと友だち情報は両方つける
回答フォームの選択肢にはタグと友だち情報どちらか単体の設定もできますが、極力アクション機能を使って同名のタグと友だち情報を両方設定しておきましょう。
- 両方のデータを使うとクロス分析に応用しやすい
- タグは全体を俯瞰するのに役立つ
- 友だち情報は個人を深堀りするのに役立つ
2つは似ているようで微妙に役割が違うので、最初の構築の手間はかかりますが、ここは頑張りどころです。
例えば個別相談の際にアンケートの回答結果から相手のパーソナリティを確認したい時、タグだけだと1つずつ検索する手間がかかりますが、友だち情報なら全て友達リストから確認できます。
運用歴が長くなるほどじわじわ効いてくるポイントです。
まとめ:回答フォームを使ってLステップに変化をつけよう!
LステップはあくまでLINE上で動かすツールなので、テキストのやり取りが基本です。とはいえ単調なチャットのやり取りばかりだと飽きてしまう顧客も多く、程よく変化をつける姿勢が欠かせません。
要所で上手く回答フォームを差し込んで、顧客の心を引きつけましょう。
回答フォームに限らずLステップにはデータの収集ツールが揃っているので、顧客の見込み度を見極めながら飽きさせないコンテンツを投下し続けてください。