こんにちは!中村誠です!
今回はLステップのプランで迷っている方向けに「プロプラン」について解説していきます!
Lステップに用意された3つのプラン中で、最も使える機能が多いのがプロプラン。
やや料金の高いプランとはなりますが、集客を行ううえではとても強力な武器となります。それというのも分析機能が秀でていて、これまでにないマーケティングが可能になるからです。
そこでこの記事では、Lステップのプロプランについて、以下の流れで解説していきます。
2. Lステップのプロプランを利用するメリット
3. Lステップのプロプランを活用した事例
僕はLステップの構築代行者として、これまで何十、何百ものアカウントを「プロプラン」に設定し、構築から運用まで幅広く携わってきました。なのでプロプランを使えばどんなパフォーマンスが出るのか、僕なら経験ベースで話せるかと思います!
プロプランの導入を考えている方は、この記事で疑問が解消されるでしょう。
それでは詳しく見ていきましょう!
プロプランについての解説の前に、まずLステップの各プランについて確認です。
表を見てわかるとおり、プロプランが最も費用が高く、最も月間配信数の多いプランとなっています。
ちなみにですが、利用料金が高いということでプロプランを検討しないのはもったいないです。
ぜひプロプランでしか使えない機能について把握してから判断してみてください。
その「Lステップのプロプランでしか利用できない機能」は以下の3つです。
- クロス分析
- 流入経路分析
- スタッフ権限設定
使える機能が3つしか増えないのなら、スタンダードプランとそれほど差がないように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれらの機能はLステップの戦略を強化・改善していくうえではとても役に立つものとなっています。
各機能について詳しく解説しましょう。
1.クロス分析
クロス分析とはLステップを通して得られたデータを分析する機能です。
収集したデータを2つ以上掛け合わせることによって、どの層のユーザーにどのような傾向が見られるのかを把握することができます。
もちろん、スタートプランやスタンダードプランでも分析は可能です。
- 配信の精読率
- タグの測定、データの抽出
- クリック率測定 など
ただこの2つのプランでは集めたデータを分析して、数値改善のために使用するということができません。
しかしプロプランのクロス分析ならそれが可能です。
例えば一般的に行われているこのようなクロス分析も簡単にできます。
縦軸に年齢を取り、横軸に職業タグを取ったものですが、こうすることで読者の年代と職業の分布がわかりますね。例えば上記の図を見れば、取得したリストの中で最も多い属性は「30代の会社員」ということがわかります。
Lステップでは、他にも性別、クリック率、タグ付けした項目などと掛け合わせることでどの層の購買率が最も高いのかを特定することが可能です。
最も反応しやすい層へのセールスを強化したり、逆に反応のない層へのセールスを控えるといった効率的なLステップ運用ができるようになります。
2.流入経路分析
LINEアカウントを読者が登録するにあたって、どの経路から流入してきたのかがわかるのがこの流入経路分析です。
複数のメディアを運営している方には嬉しい機能ですね。
- Twitter、LP、QRコードなど、どのメディアからの流入なのかがわかる
- 流入メディアをタグ付けできる
- 流入経路によって配信内容やリッチメニューを変えることも可能
メディアによって訴求点が異なったり、ターゲット層に違いがあるといった場合にも、それぞれの読者に異なったアプローチをすることができます。
例えばあなたがTwitterとYouTubeの両方を運用していたとして、この流入経路分析を使えば、どっちの方が流入数が多いのか、そしてどっちの方が流入率が高いのかも全て分かります!
また、流入経路によって見せる内容やリッチメニューも自由に変えられます。なのでターゲットによってアプローチを変えたいとなった時に、複数のアカウントを作る必要はありません。
メディアと連携した集客を行ううえで大きな強みになります。
3.スタッフ権限設定
これは複数のユーザーがLステップのアカウントにログインできるという機能。
スタートプランやスタンダードプランの利用時にログインできるのは管理者のみなので便利ですね。
- 管理人以外のユーザーも運用・編集することが可能
- 任意の編集ぺージにアクセスを制限を課すことができる
- アクセス制限によってエラーを減らすことにも繋がる
特にLステップの改善を外注する際、どうしても見られては困る顧客情報があるといった場合に使用すると安心です。
Lステップのプロプランを使用するメリット
ここまでプロプランのみで使用できる3つの機能について見てきましたが、今度はそれらを駆使するとどのようなメリットがあるのかを解説します。
プロプランによるメリットは主に以下の2つです。
2. 45,000通の大量配信ができる
どちらも今後Lステップでのビジネスを拡大させていくうえでは重要なものとなるので、しっかりと確認しておきましょう。
1. マーケティング戦略の改善・強化ができる
プロプランの最も大きなメリットは、やはり詳細な分析ができるという点でしょう。
分析機能が使えることで、マーケティングの見直しや強化を行うことができます。
- 購買につながりやすい属性を特定することが可能
- Lステップでないと抽出できないような顧客データを分析できる
- 得られたデータをLステップ外のマーケティングでも活用できると強い
ビジネスはデータや分析が命と言っても過言ではありません。「どこから流入したのか」「顧客がどんな属性なのか」といった情報がないと、いくら魅力的なLINEを構築しても、全く刺さらないものになってしまいますからね。
やはり売上げを上げるために広告戦略を最適化するとなると、プロプランは外せません。Lステップのプロプランを使うということは、実質かなり高機能なターゲティング広告を打てるのと同義です。
Lステップだからこそ得られる顧客情報を活用すれば、より精度の高いプロモーション活動を行うことも可能になります。
2. 45,000通の大量配信ができる
プロプランではメッセージの配信数が大幅に増えます。
- スタンダードプランでは毎月15,000通だったのが、プロプランになると45,000通の配信が可能に
- スタンダードプランの利用料との差額は11,000円なのを考えるとお得!
- メッセージの配信数が多い方はプロプランがオススメ
月の途中でメッセージの配信が上限に達してしまうと、セールスを行いたくてもメッセージを全く配信できないということになってしまいます。
このような事態を防ぐためにも、配信数が多くなることが予想される場合はプロプランに申込みましょう。
Lステップのプロプランを活用した事例
それでは実際にプロプランを使用した事例を紹介したいと思います。
クロス分析や流入経路分析は、Lステップを運用するうえでは実際にどのように活用されるのでしょうか。
ただデータを取り出すだけでなく、どのような着眼点から見るべきなのか。さらにそこからどのようにして方針が改善されるのかといった実際のプロセスをお見せします。
商材を設計するにあたってターゲットについて事前にどれだけリサーチしていたとしても、想定外のことは起こりうるものです。
ただLステップの分析機能を利用することで、想定されていなかったターゲット層や傾向を簡単に浮き彫りにすることができます。
1. クロス分析で想定外のターゲット層が判明した
最初に紹介するのは副業教材を扱っているインフルエンサーの方のLステップです。
シナリオ配信のみでセールスを行い、89,000円の教材を販売されていました。
- 30代の男性会社員
- 将来の蓄えに不安を感じている
- 仕事が忙しくて中々副業に踏み出せない
Lステップを導入してから売上げは3倍以上にも伸びたものの、導入から半年後には売り上げが落ち着いてしまったことから分析を進めることになりました。
その時に、プロプランを使って抽出されたデータがこちら。年齢と性別ごとの教材の購入数からCVRを算出したものです。
このデータを見ると確かにターゲットである30代男性のCVRは高いのですが、ここで注目したいのが40代の女性の項目です。
驚くべきことに本来のターゲットよりもCVRは高いものとなっています。
この副業を行うのは基本的に男性というイメージがあるのですが、この結果から女性からのニーズも大きいことがわかりました。
その理由として女性ならではの細やかな視点がこの分野で有利に働きやすいといったことが考えられます。
- 40代の女性に向けたセールスを強化
- CVRの低い20代男女や50代男性へのアプローチを停止
- 広告費の大幅な削減に成功、ROAS350%達成
このように、プロプランのクロス分析を使うことで、意外な事実が判明したのです。それまでの業界の常識を覆すような結果が出てきたことは驚きでした。
そういった発見が簡単にできるのもLステップの醍醐味の一つです。
2. 流入経路分析とクロス分析を行うことで集客戦略の見直しに繋がった
もう1つの事例は40万円のコンサル商材を扱うLステップです。
こちらではシナリオ配信から個別相談に誘導し、そこから購入に繋げるという導線が組まれていました。
Lステップの導入から売上げは4.3倍の増加を記録しましたが、そこからさらに伸ばしたいとのことで行われたのがこの分析です。
その結果がこちら!流入経路と個別相談の申込み数の相関を出したものになります。
それまでこのLステップではTwitterからの流入が多いのは把握されていたのですが、個別相談申込数とのクロス分析を行ってみると意外なことがわかりました。
YouTubeから流入してきた読者の数はTwitterほど多くはないのですが、CVRが高かったのです。
この要因としてYouTubeのコンテンツがファン化に繋がりやすいものであったことが考えられます。
Twitter上では人目につきやすいものの、個別相談をするほどではないライトな層が大半だったのかもしれません。
- YouTube経由の読者に対するセールスを強化
- 他経路からの読者へのシナリオ配信にもYouTubeの動画を添付してファン化を進めた
- YouTube上での発信にもさらに力を入れた
流入経路分析の数字だけ追っているとTwitterからのユーザーをメインにセールスをしたくなるところですが、クロス分析を行うことで起動修正ができました。
これはLステップのプロプランだからこそできる分析ですね。
まとめ:プロプランとはLステップを最強の顧客分析ツールとして使うためのものである
Lステップのプロプランは集客を強化するうえではとにかく有効なものです。
今後の売上げを伸ばすため、マーケティング戦略の強化のため、配信数の確保のためなど、今後Lステップを通して事業を大きくすることを考えているのであれば、是非とも検討してもらいたいプランです。
特にLステップだからこそ得られるデータを活用することで、マーケティング戦略そのものの強化にも繋がります。