こんにちは!中村誠です!
今回はLステップの改善に必須の機能「流入経路分析」のメリットや使い方を解説します!
流入経路分析は「プロプラン」以上で利用できる機能なので、費用的に本当に必要なのか悩まれている方もいると思います。
先に結論を言うと、もしあなたが店頭やホームページ、各種SNSに広告など、LINE登録の入り口を複数持っている場合、この流入経路分析はかなり役立ちます。
1度利用したら、この機能があるとないでは運用結果に大幅な差が出ることが想像できるでしょう。
2.流入経路分析を使うメリット
3.流入経路分析の使い方(画像付きで解説)
4.流入経路分析の注意点
流入経路分析について網羅的に解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
Lステップの流入経路分析とは?
流入経路分析とは、Lステップに備わる分析機能のひとつで、友だちがどこから友だち登録をしたかがわかる機能です。
LINE登録時に読み込むQRコードを複数作成し、それを経路ごとに設置することで、どこから登録したかが見えるシンプルな仕組みです。
- 店頭にはQRコードA
- YouTubeにはQRコードB
- TwitterにはQRコードC
- InstagramにはQRコードD
- FacebookにはQRコードE
上記のように分けるイメージです。もちろんお客様の目にはどれも同じQRコードに見えているので、複数作成しても迷惑になることはありません。
これによってどこから登録する人が多いのか、見える化されるイメージができますよね。
流入経路分析を使う4つのメリット
「流入経路分析ができると便利そうだけど、具体的にどういうメリットがあるの?」
そう思われる方もいるでしょう。ここでは、流入経路分析を使う4つのメリットを紹介します。
1.コストの最適化ができる
例えばあなたが以下のように複数広告をまわしていた時、広告ごとにQRコードを付与することで、各広告の成果が計測可能になります。
- YouTube広告①にQRコードA
- YouTube広告②にQRコードB
- Facebook広告①にQRコードC
- Facebook広告②にQRコードD
極端ですが、仮にYouTube広告①からの登録者はゼロで、YouTube広告②からの登録者は100人だったとしたら、当然かけるコストバランスは変わりますよね。これを見れば「今後は②の方に注力しよう!」と思うはずです。
このようにコストの最適化に役立ちます。
2.流入経路によって配信シナリオを変えられる
流入経路分析は入り口の特定に加え、流入経路ごとに配信シナリオを変えることもできます。
例えば、店舗ではLINE登録すると自社の採用情報を受け取れると訴求していて、SNSでは商品のお得な情報を受け取れると訴求していた場合、LINE登録後に配信する情報は以下のようになるのが望ましいですよね。
- 店舗から登録した人には、採用に関する情報
- SNSから登録した人には、お得なクーポンやセールの情報
流入経路分析なら、このように配信シナリオを変えれるのです。
ユーザーが求める情報を配信をすることで、成約率やブロック率は大幅に変わります。
3.購入者の特定ができる
流入経路分析を使って、購入者を特定することも可能です。
購入者の特定をせず、Lステップの操作方法を覚えることにとらわれて作業メインになっている人が多いですが、購入者の特定ができていないLステップは、効果が7割減となります。
なぜならLステップの改善は、購入者の特徴に合わせて行うものだからです。
仮にあなたが20代男性をターゲットに商品を販売しているとして、実際の購入者の特徴を調べたら、9割が「男性/40代/独身/会社員/東京在住」だったらどうでしょう?
実際の購入者の特徴に合うシナリオや広告に中身を変えようと思いますよね。
「流入経路分析」という機能名なので、入り口の分析だけかと思う人が多いですが、出口の分析も可能です。
4.来場受付も自動化できる
よくイベントやセミナー会場では、受付係の人が入り口に張り付いて、入場者の名前の確認をして、入館案内をするような光景が見られます。
ステップ配信やリマインダ配信で散々自動化してきているのに「受付はアナログ」って、なんだか違和感がありませんか?
流入経路分析を使うと、受付を自動化することもできます。
当日のイベントやセミナー用のQRコードを発行し、それを印刷して会場の入り口に設置し「入場前にQRコードを読み取ってください」とすれば、それを読み取った人の情報がシステムに反映されるので、これで来場管理はOKです。
よくイベントやセミナーを開催する方であれば、現地で人員や手間を減らせるのも大きいですよね。
流入経路分析の使い方
ここでは、流入経路分析の使い方を解説します。
1.流入経路を追加する
Lステップの管理画面から、まずは左のメニューバーにある「流入経路分析」をクリックします。
次に、「新しい流入経路」をクリックします。
①流入経路名は相手に表示されませんので、自分が管理しやすい名称を登録しましょう。
②に登録したテキストは、右のようにQRコード直下に表示されます。
2.流入経路ごとにアクションを設定する
次に、流入経路のアクションを追加します。
特に重要なアクションは「タグ操作」です。
例えば以下のように、「YouTubeからの登録」というタグを用意すれば、登録後に自然とタグ付けがされます。タグはその後のセグメント配信に役立ちます。
3.友だち追加時設定を「無視しない」にする
次に友だち追加時設定の項目を「無視する」から「無視しない」に変更しましょう。
デフォルトでは「無視する」になっていますが、このままだと友だち追加時設定で登録した、「登録ありがとうございます」といったメッセージが何も流れなくなってしまいます。
少々ややこしいところですが、「無視しない」を選ぶのが基本と覚えてください。
4.リンクかQRコードを設置する
上記設定が済み、画面下部の「登録」ボタンを押すと、流入経路が生成されます。
①を押すとリンクがコピーされ、②を押すとQRコードが表示されます。
リンクをSNSなどに貼り付けたい場合は①を。QRコードを印刷したい場合などは②から操作しましょう。
流入経路分析の注意点
最後に、流入経路分析の注意点を解説します。
1.プロプラン以上でなければ使えない
Lステップには主に以下3つの料金体系がありますが、流入経路分析は「プロプラン」に付随する機能となっています。
【Lステップのプラン】
プラン名 | スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン |
初月料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
スポットコンサル | 1回無料 | 1回無料 | 1回無料 |
月額料金(税込) | 2,980円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
月間配信数 | 〜1,000通 | 〜15,000通 | 〜45,000通 |
スタートプラン及びスタンダードプランでは利用できませんのでご注意ください。
ただ、スタートプランやスタンダードプランで契約したとしても、プロプランへのアップグレードはいつでも可能です。
認証画面が出てしまう
LINEの仕様上、友だち登録時に情報利用の同意画面が表示されます。
これによって、約10%が登録せず離脱してしまうとされています。
※別途LIGET(リゲット)を登録することにより、上記同意画面を非表示にさせることも可能です。
まとめ
今回はLステップならではの便利機能「流入経路分析」について解説しました。
- 友だちがどこから登録したか見える化される
- 購入者の特定もできる
- 来場受付が自動化できる
どこからの登録が多いか、どういう人が購入しているのかを見える化することができるため、反応がいいところに集中して訴求することが可能になる、またはどこにテコ入れが必要か判断するのに役立つわけですね。
「流入経路分析」という機能名ではありますが、流入経路が限られている人でも使う価値のある機能です。
もし自分で決めきれない方は、Lステップ運営元企業で「導入前の無料個別相談」を実施していますので、1度相談してみることをおすすめします。