Lステップのクーポンを効果的に使う6つの戦略!作り方も基礎から紹介

こんにちは!中村誠です!

今回は、Lステップで使えるクーポンについて解説していきます!

LINE公式アカウントで作ったクーポンはLステップからでも配信可能なので、上手く活用すれば大きな売上UPが可能です。

しかし「とりあえずクーポンを作ってみた」だけではその力を発揮できず、利益率も落ちてしまうかもしれません。

そこで今回は、効果的なLステップのクーポン戦略について、以下の流れで解説していきます!

この記事で分かること
  • Lステップでクーポンを配るメリット
  • クーポンを配るべきタイミング
  • 効果的なLステップのクーポン配信戦略

    クーポンは顧客満足度を高め、関係を強固にできる便利なアイテムです!正しく使えばアカウントの柱の1つにできるコンテンツなので、ぜひこの記事で使い方をマスターしてください!

    この記事の監修者
    中村 誠(@gor0210)
    株式会社REXLI代表取締役。LINEマーケティングプロデューサー。これまで運用を手掛けたLINEアカウントは累計200個以上。数々の大手企業、インフルエンサーのLINEをプロデュースしてきた。実践マーケターとして現役でも活躍し続けており、複数案件にて年間5億円以上の売上にも貢献している。Lステップの正規代理店であり、認定トレーナーでもある。
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    Lステップでクーポンを配布する方法

    Lステップでクーポンを配布する方法は、主に3つのステップに分かれます。

    Lステップでクーポンを配る方法
    1. LINE公式アカウントでクーポンを作る
    2. クーポンをシェアする
    3. Lステップ内にURLを添付する

      クーポンはLINE公式アカウントで作る必要があるので、Lステップと上手く連携させてください。

      1.LINE公式アカウントでクーポンを作る

      Lステップではクーポンを作れないので、まずはLINE公式アカウントから作成しなければなりません。

      管理画面にログインして、画面左のメニューバーから「クーポン」をクリックしてください。

      「作成」をクリックしてクーポン作成画面に進んだら、プレビューを見ながら中身を埋めていきましょう。

      設定できるクーポンの項目
      1. クーポン名
      2. 有効期間
      3. 写真
      4. 利用ガイド
      5. 抽選設定
      6. クーポンの公開範囲
      7. 使用可能回数
      8. クーポンのコードとタイプ

      特に1〜4の項目は間違えるとトラブルやクレームに繋がるので、ミスのないように注意してください。

      設定が完了したら、管理画面下の「保存」ボタンをクリックしてクーポンは完成です!

      2.クーポンをシェアする

      クーポンは作っただけでは意味がないので、完成したらURLを発行してシェアしましょう。

      完成したクーポン右側の「…」をクリックして「シェア」を選んでください。

      クーポンのURLが発行されるので、コピーしてLステップ内で使用しましょう!

      発行したURLはLステップ以外にも、SNSやHPに掲載してもOKです。

      受け渡しの方法はアイデア次第で無限に広がるので、状況に合わせて最適な方法を模索してください。

      3.Lステップ内にURLを添付する

      最後に発行したURLをコピーして、Lステップ内に添付しましょう!

      ただし、URLをメッセージにそのまま入れるのは不恰好なので、カルーセル等に入れることをおすすめします。

      両者を見比べると、インパクトが全然違いますね!

      せっかくクーポンを作っても、興味を持って中身を見てもらわなければ意味がないので見せ方も工夫しましょう。

      また、カルーセルはLステップの重要なパーツなので、詳しくは別の記事で解説しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください!

      Lステップでクーポンを配る5つのメリット

      Lステップでクーポンを配るメリットは、大きく分けて5つあります。

      Lステップでクーポンを配るメリット
      1. 集客効率アップ
      2. 簡単かつ無料で作れる
      3. 管理の手間が無くなる
      4. シェア機能を使った宣伝効果が見込める
      5. 保有効果を応用できる

        なんとなく導入するのではなく、メリットを理解してクーポンには目的を持たせましょう!

        1.集客効率アップ

        クーポンを持っていると、つい使いたくなるのが人間です。

        「そろそろ期限が切れるからクーポン使わなきゃ」という謎の使命感に駆られたことは、誰しもあるかと思います。

        これはLステップにも応用可能で、クーポンを消費しに来てくれる顧客が増えるので、リピート率UPを狙えるでしょう。

        また、クーポンは使い方次第で新規獲得にも効果を発揮します。

        ティッシュ配りのような要領で、広告の目玉にクーポンを使いましょう。

        「今なら登録者全員に限定クーポン配布中!」と宣伝すれば、アカウントに登録してくれる方も現れるはずです。

        新規顧客の獲得にはまず興味を持ってもらうことが前提条件なので、クーポンを使って「行ってみたい」と思わせるきっかけを作りましょう。

        2.簡単かつ無料で作れる

        Lステップのクーポン配布は非常に簡単で、制作コストも一切かからないのが大きなメリットです。

        通常、クーポンは発行するだけで様々なコストがかかります。特に紙のクーポンだった場合、主に3つの製作コストがかかるので念頭に置いておきましょう。

        紙のクーポンの制作コスト
        1. クーポンのデザインコスト
        2. 枚数分の印刷コスト
        3. クーポンの配送コスト

          かといって電子クーポンを配布しようにも、通常は専用のアプリを開発しなくてはならず、さらに膨大なコストがかかるので気軽に作れるとは言えません。

          これらの問題をLINEを使えば全て解決できるので、非常にお手軽かつ簡単にクーポンを配布できます。

          3.管理の手間が無くなる

          LステップではクーポンをLINEに配布してしまうので、クーポンを管理する手間もかかりません。

          紙のクーポンの場合はお店だけでなく顧客側の管理も必要で、常に紛失するリスクが付きまといます。

          作った後も何かと目に見えないコストがかかり、じわじわと負担がかかるので気をつけましょう。

          クーポンの管理コスト
          1. 保管する場所が必要
          2. クーポンを手渡す手間(オペレーションコスト)がかかる
          3. 紛失のリスクがある

            Lステップのクーポンは電子なので、これらの問題は一切発生しません。

            クーポンを紛失されると「クーポンなくしたから、行かなくてもいっか」と思われるかもしれませんが、毎日のように使うLINEであれば紛失することはまず無いので安心です。

            4.シェア機能を使った宣伝効果が見込める

            LINEのクーポンは、登録者に配るだけでなくシェア機能を使った宣伝効果も見込めます。

            LINEのクーポンはタイムラインに投稿可能で、いいねが押されると押した人の友だちに「〇〇さんがいいねしました」という形で共有されます。

            LINEはリアルで出会った友人同士で交換していることが多いので、一人の顧客にいいねしてもらえれば同じような層の方に一気に宣伝できるでしょう。

            ただしタイムラインへの投稿は不特定多数の方の目に触れる可能性が高い分、LINE社の監視が厳しいです。

            利用規約やガイドラインに引っ掛かりそうなアカウントの場合は、避けた方が良いでしょう。

            知らずに規約に引っかかっている可能性もあるので、確認したことがない方は自分のアカウントは大丈夫かしっかり確認してください。

            5.保有効果を応用できる

            電子クーポンなどを使って効率化を考え始めると「クーポンを作らなくても割引を告知すればいいのでは?」と思うかもしれません。

            確かにわざわざクーポンを作る手間はかかりませんし、セールの告知で集客するのはスーパー等でもよくやる手法です。

            しかし、クーポンは「保有効果」を刺激できるので、効率以上の効果が期待できます。

            保有効果とは、自分が所有するものに高い価値を感じ、手放したくないと感じる心理現象のことをいう。

            割引は全員を対象にしたものですが、クーポンは個人の手元にやってくるので自分1人だけの特別なものになります。(全員に配布しているクーポンだとしても、そう感じる)

            期限が切れたクーポンを見つけた時に「やってしまった」と思ったことは誰しもあるかと思いますが、良く考えると1円も損をしてはいません。

            それでも何かを失ったかのように感じるのは「自分の」クーポンが失効したからです。

            これが「もったいない」と思う感情の原点であり、割引では顧客を焦らせることは難しいでしょう。

            Lステップでクーポンを配るべきタイミング5選

            Lステップではクーポンを配るタイミングを自由に調整できますが、いつ配ってもOKというわけではありません。

            実はクーポンの効果を高められる、配るべきタイミングが5つ存在します。

            クーポンを配るべきタイミング
            1. 登録直後
            2. 来店or購入直後
            3. リピート購入の時期
            4. キャンペーンとの連携
            5. 月末(給料日)

              なんでもない時に配っても効果が半減してしまうこしれないので、目的に合わせて最適なタイミングを狙って配りましょう。

              1.登録直後

              登録直後にクーポンを配れば、顧客の熱が冷める前に利用してくれる可能性が高まります。

              どんなに良いクーポンを配っても見つけてもらえなければ無駄になってしまいますが、登録直後は顧客のモチベーションが最も高いタイミングなので、多くの方が受け取ってくれるはずです。

              登録直後にクーポンを打つべき状況
              1. 登録特典としてクーポンを打ち出している場合
              2. Lステップの外で関係が構築されており、後は購入させるだけの場合

                特に登録特典としてクーポンを掲げている場合、すぐにクーポンを渡さないとクレームになりかねないので忘れずに配信しておきましょう。

                ただし、クーポンと一緒に商品のセールスをすることも重要ですが、顧客との関係が未完成の状態でゴリゴリのセールスをかけると嫌がられてしまいます。

                ブロックのリスクが高まるので、広告等で大規模に集客する際はある程度配信を重ねてから売り込みを始めましょう。

                逆にSNSやYouTube等で関係が構築できている場合は問題ないので、集める登録者に合わせて戦略を切り替えてください。

                2.来店or購入直後

                Lステップに登録後配信を重ねて成約が取れたら、その後に追い討ちクーポンを使ってみましょう。

                「購入してくれたお客さま限定!ありがとうクーポン!」みたいな形で、感謝を伝えつつ送られれば相手も悪い気はしないでしょう。

                来店or購入直後にクーポンを打つべき状況
                1. その顧客の満足度が高い場合(アンケート等で調査)
                2. 「お試し系商品」を注文された場合

                ただし、このタイミングで配信するのは買った直後に体感できる商品にしておきましょう。

                購入から利用まで時間のかかる通販などの場合は、購入直後にクーポンを送るとフライングになってしまうので、配信するタイミングを遅らせてください。

                商品に満足してもらえれば信頼してもらえるので、単純に同じ商品をリピートさせるだけではなく、関連商品のクーポンを送っても良いでしょう。

                3.リピート購入の時期

                商品によってリピートの間隔はおおよそ決まっているので、商品購入から一定時間の経過後にリピート訴求としてクーポンを送るのも有効です。

                リピート購入クーポン配信のコツ
                1. リピートの時期より少し前にリマインド配信を設定しておく
                2. 間隔に個人差が出る場合はアンケートで調査してパーソナライズ

                  Lステップを使えば商品の購入と同時に次に送るクーポンを設定し、一定時間経過後に自動的にクーポンを配信できます!

                  例えば僕が構築した生ハム帝国さんのアカウントでは、最初の教材購入から30日後(教材の履修完了の見込まれる)に、自動で応用教材の案内を送るようになっています。

                  生ハム帝国さんのアカウントについては別の記事で細かく解説しているので、気になった方はチェックしてみてください。

                  4.キャンペーンとの連携

                  クーポンは何かしらのキャンペーンと連携させて配信するのも有効です。

                  連携させやすいキャンペーンの例
                  1. 季節やイベント(世間の流れに合わせる)
                  2. 特定のセールス日を作る(肉の日=29日など)
                  3. 新商品の発売日

                    そもそもクーポンの役割は来店する理由作りなので、集客が見込めるタイミングでさらなる追い討ちをかけるのは有効です。

                    クーポンを使って顧客の「行ってみよっかな…」を「行くしかない!」に変えましょう!

                    イベントやキャンペーンはなかなか購入に踏み切れなかった顧客の心を動かすきっかけになりやすいので、クーポンがとどめの一撃になるはずです。

                    5.月末(給料日)

                    所持金が1万円の方に10万円の商品を訴求しても断られるのは当然ですが、給料が入って懐が潤えば話は変わります

                    また、いかにクーポンがあるといっても何でもないタイミングでは新しい物を買うことに躊躇する方は多いので、財布の紐が緩む給料日を狙うのは鉄板の戦略です。

                    ボーナスが入る夏と冬はさらに緩む大チャンスなので、シーズンごとのキャンペーンと連携させれば更なる集客効果が期待できます。

                    多くの方の給料日は月末なので「月末1週間限定クーポン」などを配信してみましょう。

                    Lステップのクーポンを効果的に使う6つの戦略

                    Lステップのクーポンは強力なアイテムですが、乱雑に配信しても効果を十分発揮させるのは難しいでしょう。

                    効果を最大限発揮させる6つの戦略があるので、しっかりと守って計画的に運用してください。

                    Lステップのクーポン戦略
                    1. クーポンの目的を明確にする
                    2. 登録特典としてアカウントを宣伝
                    3. ショップカードと連携
                    4. 有効期限を付ける
                    5. 抽選付きで配布する
                    6. クーポンを定期配信する

                      順に解説していくので、使えそうな戦略はどんどん導入しましょう。

                      1.クーポンの目的を明確にする

                      一口にクーポンといっても、その目的は様々です。

                      よく考えずにクーポンを作ると、達成したい目的とズレてしまうこともあるので注意しましょう。

                      クーポンの目的の例
                      1. 新規獲得を増やしたい
                      2. リピート率を改善したい
                      3. 新商品の認知度を高めたい

                        例えば新規獲得を狙っているのであれば、気軽に使えるお試し価格のクーポンを発行するのが鉄則です。

                        ここでまとめ買い用のクーポンを配布してしまっては、リピーターは喜んでも新規獲得に繋げるのは難しいでしょう。

                        「まとめ買いしてくれると嬉しいからクーポンを作ろう!」と考えるのは良いですが、そのクーポンを使うであろう顧客の姿まで見通さなければ思い通りの成果を上げることはできません。

                        2.登録特典としてアカウントを宣伝

                        Lステップは売上を10倍にしてくれる魔法のマーケティングツールですが、登録してもらわなければ何の意味もありません。

                        そのため最初のハードルは「いかにして登録してもらうか」になりますが、初見の方に興味を持ってもらうには分かりやすいクーポンが非常に有効です。

                        例えばアカウントの宣伝をする際に、クーポンの有無でセールスの仕方が大きく変わります。

                        クーポンの有無によって変わるアカウントの宣伝効果

                        【クーポンなし】

                        LINEにて限定情報発信中!

                        【クーポンあり】

                        LINEに登録するだけで限定クーポンがもらえるキャンペーン中!

                        明らかにクーポンが合ったほうが魅力的ですね!

                        クーポンはハッキリとした「お得なもの」なので、登録するメリットをストレートに伝えられます。

                        上手く活用して、見つけた顧客の心を掴んでください。

                        3.ショップカードと連携

                        LINE公式アカウントにはポイントカード(ショップカード)の機能もあるので、ポイントがたまった方へクーポンを送っても良いでしょう。

                        ショップカード自体がリピート率を向上に使えるアイテムなので、上手く連携させてください。

                        ただしショップカードのクーポンは別に作らなければいけないので注意しましょう。

                        LINE公式アカウントからショップカードを新規作成したら「特典チケット」の作成に進んでください。

                        作り方の要領は通常のクーポンと変わりませんが、特典チケットの場合は有効期限の設定が受け取り日起算なので注意が必要です。

                        また、デザインが異なるので記入を間違えないように気をつけましょう。

                        4.有効期限を付ける

                        クーポンが真価を発揮するのは「もうすぐ期限が切れる時」です。

                        もらったクーポンの有効期限が1年もあると、「また後で」と後回しにしてしまいますよね。数年後に期限が切れたクシャクシャのクーポンを、机の奥から発見するまでが一連の流れになっています笑

                        せっかく送ったクーポンを忘れられるほど悲しいことはないので、顧客にはもうすぐ切れる!行かなきゃヤバい!と思わせましょう。

                        ポイントは主に2つあります。

                        クーポンを使って顧客を焦らせるコツ
                        1. 有効期限をタイトに設定する
                        2. 期限が切れそうなタイミングでリマインド配信する

                        顧客ファーストで考えると有効期限は長くしがちですが、忘れられては意味がないので気をつけてください。

                        5.抽選付きで配布する

                        LINE公式アカウントではクーポンに抽選機能が付けられます。当選確率は1%〜99%まで調整できるので、自由な確率を設定してください。

                        ただクーポンをもらうよりも抽選で獲得したクーポンの方が希少価値が高いので、より印象に残りやすく利用してもらえる確率が高まります。

                        また、これは内緒のテクニックなのですが、99%の当選確率でクーポンを配るのもおすすめです。

                        「当選した=ラッキー」と思ってもらえるので、顧客に喜んでもらえるのと同時にクーポンの印象を強められるでしょう。

                        心理を逆手に取ることで、割引額は同じでも本人の中でクーポンの価値が勝手に高まります。

                        6.クーポンを定期配信する

                        クーポンは一回きりではなく、定期的に配信するのも有効です。

                        手間はかかりますが、定期配信は顧客教育の一環なのでついでに配ると良いでしょう。

                        例えばスーパーの火曜特売や、Amazonのプライムデーなど「この日は安くなる」という認知が広まれば、集客効率やリピート率が大きく高まるはずです。

                        また、クーポンを定期配信されると、顧客としてはブロックするのがもったいなく感じてしまいます。

                        次は欲しい商品が安くなるかも…と思って、踏みとどまってくれるでしょう。

                        まとめ:Lステップでもクーポンを使って顧客の心を掴もう

                        クーポンは昔から使われてきた王道の集客方法です。

                        これまで淘汰されず生き残ってきたこと自体が、その効力を証明しています。

                        もちろんLステップでもそのパワーは健在なので、ぜひ活用して売上UPに繋げてください。

                        クーポンを使う側の気持ちに立って、本当に使いたいと思ってくれるかじっくりと考えてクーポンを配信しましょう。

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