ビジネスに取り入れることでお客様とコンタクトを取りやすくなるLINEですが、商品の購入やサービスの利用、来店を誘導するための集客との相性も抜群です。さらに使い方次第では、LINEひとつで店舗やサービスへの集客を完結させ、自動で売上を得る仕組みも構築できます!
ただし集客効果の高いLINE運用を行うためには、まず「LINE公式アカウントでは何ができるのか」「何をすれば集客に役立つのか」といった基礎知識が必須。そのうえで、LINEの機能を最大限活かす施策を考えていかなければなりません。
そこで本記事では、効果的なLINE集客術について詳しく紹介していきます!
- LINEで集客するメリット
- 集客に活かす具体的な方法
- LINE集客成功事例
なお弊社「株式会社REXLI」では、累計200以上のLINE公式アカウントの構築や運用に携わってきました。そんな弊社の事例も交えつつプロの視点で分かりやすく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
LINEで集客するメリット
早速、LINEで集客するメリットを見ていきましょう!
- 幅広い属性のユーザーにアプローチできる
- 構築次第で集客を自動化できる
- 顧客リストの獲得が容易になる
1.幅広い属性のユーザーにアプローチできる
まず、LINEを使えば幅広い層にアプローチできます。
LINE社によると、日本人口のうち約7割がLINEを利用しており、その数なんと9,200万人以上とされています。ユーザー層も10代から65歳以上、学生から主婦、会社員と幅広い方々が利用中。
LINEの利用者内訳▼
利用率に関してもTwitterやInstagramなど名だたるSNSをおさえて1位を守り続けており、日本で最も深く浸透しているコミュニケーションツールと言えます。
主なSNSの利用率▼
出典:ICT総研
年代や性別などの属性に関係なく情報を届けられる分、LINEを軸に営業活動を展開すればマーケティングの幅が広がるでしょう。
2.構築次第で集客を自動化できる
そしてLINEなら、集客自体を自動で行う仕組みも構築可能です。
LINEには、ユーザーへの配信や対応を自動で行える機能が備わっています。
ステップ配信 | あらかじめ設定しておいた順番通りにメッセージを配信する機能 |
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セグメント配信 | 登録者の属性に合わせて配信内容を送り分ける機能 |
自動応答 | チャットに寄せられたメッセージに自動返信する機能 |
これらの機能を活用すると、例えば登録者の年齢によって案内する商品を自動で分けて成約率向上につなげたり。LINEに登録された日から数日連続でメッセージを自動配信し、段階的にサービスや商品の利用・購買意欲を高めたり。「誰に何のメッセージをどのような順番で配信すれば集客につながるか」をあらかじめ設計したうえで構築しておけば、あとはLINEが自動でアプローチしてくれるのです。
LINEの機能をフル活用すれば、手間を最小限に抑えつつ高い集客効果を得られるでしょう。
3.顧客リストの獲得が容易になる
また、LINEを使えば顧客リストの獲得が容易になるメリットもあります。
LINEはORコードを読み込んだりURLにアクセスしたりするだけで登録できるので、非常にシンプル。氏名やメールアドレスを求められるメルマガに比べ、とても簡単です。
さらに「クーポン配布」「資料プレゼント」などの特典を用意したり、クイズや診断ゲームをLINEに実装したりすると、それらを目的に登録してもらえる可能性もあるでしょう。
例えばもふもふ不動産のアカウントは「診断機能」や「ゲーム」などのコンテンツを実装し、LINEの登録訴求に使っています!
顧客リストを増やす仕組みまで構築できるのも、LINEをビジネスに活用する大きなメリットです。
LINEを集客に活かす具体的な方法
では、LINEを集客に活かす具体的な方法を4つ紹介していきます。
- クーポンを配信して購買(来店)促進
- ポイントカードでリピート率向上へ
- ステップ配信で自動営業
- セグメント配信で登録者それぞれに合ったアプローチ
1.クーポンを配信して購買(来店)促進
LINEで集客する際に真っ先に活用すべきなのが、電子クーポンです。
LINEクーポンの例▼
お得に利用できるとなれば、顧客の購買意欲・来店意欲をくすぐるきっかけになるでしょう。
また登録時にクーポンを配布する仕組みを構築しておけば、「LINEでクーポンを配布しています」というように、自然にユーザーへLINE登録を促せます。
友だち登録クーポンの訴求例▼
来店やLINE登録といった行動を手軽に後押しするなら、クーポンはいち早く取り入れるべきでしょう。
2.ポイントカードでリピート率向上へ
これは特に「リピーターの集客」へ有効な施策ですが、LINEを導入するならポイントカードもぜひ取り入れたい機能。LINE公式アカウントのショップカードを使えば「来店につき1ポイント」「支払い金額1,000円につき1ポイント」などとユーザーのLINE上でポイントを貯められる仕組みを構築できます。
LINEのポイントカード▼
ポイントカードは「10pt貯めたらクーポンがもらえる」というように利用するほどお得になるので、発行するだけで再来店・再利用の可能性が高まります。店舗側の紙カード発行コスト削減・顧客の利便性向上にもつながるでしょう。
来店してくれたお客様に対して「LINEでポイントが貯まります」と案内すれば自然と友だち登録も促せるので、再営業するための顧客リスト獲得もハードルが下がります!
3.ステップ配信で自動営業
また、LINEには「ステップ配信機能」といってあらかじめ組んでおいたメッセージを自動で順番に配信する機能が備わっており、こちらを活用すれば営業の自動化が叶います!
例えば脱毛サロンSELFMADEさんは「セルフ脱毛」という新しい施術のスタイルを知ってもらうために、セルフで脱毛を行う魅力を漫画形式でステップ配信しました。
その結果、LINE登録者の来店率20%を達成!
一度作り込んでしまえばあとはLINEが自動で営業してくれるので、最小の手間で集客できる仕組みを構築したい方はぜひこちらも取り入れてみてください。
4.セグメント配信で登録者それぞれに合ったアプローチ
そしてLINEの「セグメント配信」と呼ばれる機能を使えば、性別や年齢などでユーザーをセグメントし、それぞれの顧客に合わせたメッセージを自動配信できます。
そもそもですが、顧客を購買、来店などの行動に導きたい場合、本来であれば相手に応じて個別アプローチするのがベストです。かといって、LINE登録者に一人ずつ手動で営業するのは現実的ではありません。
しかしセグメント配信機能を使えば、例えば20代女性には「パターンA」のメッセージ、30代の男性には「パターンB」のメッセージを送るなど相手に合わせて配信内容を分けられるのです。
半個別アプローチが実現し、顧客の心を動かせる可能性が高まるでしょう。
LINE公式アカウントを使って集客に成功した事例
それでは、弊社が構築したLINEアカウントの集客成功事例を紹介していきます!
- 飲食店
- ジム
- グランピング施設
- ホワイトニングサロン
- オンラインサロン
1.飲食店:診断機能を搭載して来店誘導する仕組みを構築!
そば屋の味奈登庵さんのLINEでは、簡単な質問に答えるだけで自分にぴったりのメニューがわかる診断機能を搭載しました。
あわせておすすめの店舗も表示されるように構築し、自然に来店を促しています。
このような診断機能を取り入れているアカウントは最近増えており、ブランディングとしても有効。顧客を楽しませるだけでなく商品やサービスに興味を持ってもらうきっかけになるので、真似してみると良いでしょう。
2.ジム:新店舗オープンの事前マーケティングで売上3000万達成!
とあるトレーニングジムでは、新店舗オープンに向けたマーケティングをLINEで実施。特徴や利用方法、サービス内容などの「顧客が気になるであろう情報」をオープン前からステップ配信し、ジムへの興味づけを行いました。
これらの施策が功を奏し、初動で売上3000万円を達成しています!
また入会者には、トレーニング意欲を維持できるよう「鍛えた先の未来を想像できるようなメッセージ」や「心が折れそうなときに届く励ましのメッセージ」を自動で配信。アフターフォローも怠らず、継続して集客できる仕組みを整えています。
3.グランピング施設:1泊約6万円の高単価施設がCVR17%を達成!
山梨県にあるグランピング施設の嶺乃華さんは「ドームテントツアー」と称したコンテンツをLINEに導入し、施設内部がマップや写真で閲覧できる仕組みを構築しました。
部屋から見える雄大な景色や室内のお洒落なインテリアを可視化して「恋人との記念日に宿泊したい」「SNS映えするから泊まってみたい」などとユーザーの心を動かす戦略です。そういったLINEでの施策が功を奏し、1泊約6万円の高単価施設でありながらもホームページからの予約率が17%を達成!※計測時点
宿泊した顧客にはアンケートを実施し、満足度が高い顧客だけに割引クーポンや季節イベントを配信することで、リピーターの集客にもつなげています。
4.ホワイト二ングサロン:LINE上で予約からリマインドまでカバーして予約率18%アップ!
ホワイトニングサロンloungeさんのLINEアカウントでは、オンライン診断の予約方法を「外部サイト」から「LINE内部」に切り替えを実施。LINE上で完結できる仕組みを構築し、予約操作の利便性を向上させました。
また、見込み客への営業メッセージをステップ配信で作り込み、スムーズにオンライン診療予約や来店予約を促進。忘れがちな予約日もリマインドして、当日顧客が確実に来店するように誘導しました。
これらの施策導入後、オンライン診断の予約率が18%アップする結果に。※2022年時点
予約管理も楽になり、業務の効率化にも成功しました。
5.オンラインサロン:独自コンテンツでお友だち登録訴求してサロンの集客を強化
オンラインサロンを運営するやまもとりゅうけんさんのアカウントでは「フリーランスビジネス診断」という独自の診断ゲームを導入。これが、お友だち登録者アップに大きく貢献しました。
簡単な質問に答えていくと自分にぴったりの副業を診断でき、結果はTwitterでシェアしてもらえるような導線を設計しています。
その結果、多くの人に拡散されLINEの登録者数が急増しました。インパクトのある目玉コンテンツが、広告がわりとなったのです!
LINE公式アカウントを使った集客力アップを狙うなら弊社にお任せください
LINEの導入自体はとても簡単ですが、集客効果を高めようと思えば、来店意欲をかき立てるシナリオを設計する能力や、顧客ごとに配信を分ける設定技術が必要不可欠です。素人がそれをゼロから作り上げるのは、正直とても難しいでしょう。
そこでLINEを使った集客をすぐにでも始めたいなら、株式会社REXLIにお任せください!
弊社は、LINEの構築や運用、配信代行、コンサルティングをワンストップで提供する業界トップクラスのLINEマーケティングカンパニーです。これまで200件以上のアカウントを構築し、実店舗やネット通販会社、オンラインビジネス・D2Cビジネスの集客力アップに貢献してきました。
これまでの実績を活かし、あなたのビジネスに最適な集客方法をご提案させていただくほか、集客効果を高めるシナリオ設計や複雑な設定もすべて弊社がお引き受けいたします。
なお弊社公式LINEでは、ご登録いただいた方限定にLINE公式アカウントの導入事例集を無料配布中です。まずはそちらをご確認のうえお気軽にご相談ください!
まとめ:LINE公式アカウントで集客して売上アップを目指そう!
以上、LINEはクーポンやポイントカードが実装できたり、顧客それぞれにあったアプローチができたり、集客効果の高いマーケティングツールと言えます。
あらかじめ設定しておくことで、LINEが勝手に新規顧客やリピーター客に来店、商品・サービスの購入を促進をしてくれるようになるのも大きなメリットでしょう。
なお、LINEを使って集客に成功したアカウントの事例は今回紹介した以外にもたくさん存在します。他の事例については、弊社公式LINEで無料配布している資料にまとめました。
各アカウントの戦略立てた集客術を詳しくまとめているので、LINE集客をお考えの方はぜひこちらも参考にしてみてください!