【実例つき】Lステップに診断機能を設置するメリット|作り方も解説

Lステップでどんな診断コンテンツが作成できるの?

診断コンテンツを導入するメリットはあるの?

実はLステップを使えば、質問に答えてもらうことで「自分に向いてること」や「自分の特性」などをユーザーに伝えられる診断機能をLINEに実装できます。

Lステップで作った診断機能の例▼

ただ、診断機能を「設置するだけ」では勿体無いです。

診断機能を取り入れる本当のメリットは、ユーザーを楽しませながらこちらが知りたい情報を収集できること。その情報を今後の配信や施策に活かせば、より精度の高いLINEマーケティングの実施につながります!

そこで今回は、診断機能を活用するメリットを解説したうえで、顧客に楽しみながら回答してもらえる診断コンテンツの作り方についても紹介していきます。

なお、Lステップ構築代行サービスを運営する弊社では、これまで飲食店やオンラインビジネスなど多くのアカウントに診断機能を実装してきました。そのような事例も交えつつ解説していくので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
中村 誠(@gor0210)
株式会社REXLI代表取締役。LINEマーケティングプロデューサー。これまで運用を手掛けたLINEアカウントは累計200個以上。数々の大手企業、インフルエンサーのLINEをプロデュースしてきた。実践マーケターとして現役でも活躍し続けており、複数案件にて年間5億円以上の売上にも貢献している。Lステップの正規代理店であり、認定トレーナーでもある。

Lステップではどんな診断機能が作れる?

まずは、そもそもLステップではどんな診断機能を作れるのかについてですが、代表的なのは簡単な質問に答えていくだけで診断結果が出るタイプのコンテンツです。

例えば性別や職業などの質問に答えると「自分に向いている職業」を診断できたり…

飲食店のアカウントなら、食べ物の好みや外食したい時間帯などの質問に答えると「自分にぴったりのメニューやお店」を診断できたり…

他に、パートナーと自分の誕生日や性格を選択していくだけで「相性診断」ができるようにする。体の悩みに答えていくだけでおすすめのトレーニングメニューが分かるようにするなど、様々なジャンルで活用できるでしょう。

また「診断」とは切り口が少し異なりますが、クイズ形式にしてユーザーを楽しませるコンテンツにする方法もあります。

そば屋の味奈登庵さんのアカウントでは「蕎麦クイズ」と称し、順番に流れてくるクイズに回答すると最後に採点結果が出るコンテンツに仕上がっています。

このようにLステップでは、工夫次第で自由自在な診断機能・コンテンツを作れます!

Lステップに診断機能を取り入れるメリット

ユーザーを楽しませるコンテンツとして非常に役立つLステップの診断機能ですが、運営側にももちろんメリットはあります!

Lステップに診断機能を取り入れて「実現すること」について詳しくみていきましょう。

Lステップに診断機能を入れるメリット
  1. 顧客情報を収集できる
  2. 結果ごとに今後の配信内容を分けられる
  3. LINEの友達登録促進に活用できる

1.顧客情報を収集できる

実は、診断機能で顧客が回答した情報はすべてLステップに蓄積されます。

つまり性別や年齢、職業など集めたい情報を質問に組み込んでおけば、登録者のデータを丸裸にできてしまうのです。それらを分析すれば今後の戦略立てに必要なヒントを得られ、配信内容や商品・サービスの改善につなげられるでしょう。

顧客を楽しませつつマーケティングにおいて必要不可欠な情報を簡単に取得できるのは、Lステップに診断機能を取り入れる最大のメリットと言えます!

2.結果ごとに今後の配信内容を分けられる

しかも、診断機能は顧客データをただ集められるわけではありません。Lステップの「セグメント配信機能」と紐付ければ、収集したデータを活用して顧客それぞれに合ったメッセージを自動配信できます。

例えば飲食店のLステップで診断機能を活用して情報を収集した場合、顧客の属性に合わせて以下のようなサービス案内やクーポン配布のメッセージが送れます。

属性に合わせた配信内容
  1. 男性・・・​​ライス大盛り無料サービス
  2. 女性・・・デザート無料サービス
  3. 家族連れ・・・お子様ランチの割引クーポン

必要としている人だけに情報を届けられるので、読み捨てられたりブロックされたりする可能性も下げられるでしょう。

3.LINEの友達登録促進に活用できる

さらにLステップに診断機能を取り入れれば、その機能自体がユーザーにとっての「LINE登録する理由」になる可能性もあります。

例えばファッションブランドのLINEアカウントに「パーソナルカラー診断」を設置した場合。「自分のパーソナルカラーって何色なんだろう…。」と興味をもった人が、診断テスト受けたさにお友だち登録してくれるかもしれません。

実際にやまもとりゅうけん(@ryukke)さんは、Lステップに導入した自分に向いている職業が分かるフリーランスビジネス診断をLINE登録の訴求材料として活用し、登録者数アップに成功しています。

フリーランスビジネス診断▼

Twitterで診断結果をシェアしてもらえるような導線も組んだところ、見事拡散されほぼ自動でどんどん登録者が増える仕組みもできています。

このように診断機能は、リスト獲得にも役立つのです!

Lステップで診断コンテンツを作る方法3選

続いて、Lステップで診断コンテンツを作る方法を紹介します。

Lステップで診断コンテンツを作る方法3選
  1. カルーセルを使って作る
  2. 回答フォームを使って作る
  3. リッチメニューを使って作る

1.カルーセルを使って作る

まずはLステップの「カルーセル」を使う方法です。

カルーセルとは、写真とテキストが合体したカード形式のメッセージ配信のこと。選択肢は4つまで設置可能であり、ユーザーの目にとまりやすく、トーク画面上でサクサク回答してもらえるメリットがあります。

性別や年代など、簡単な情報を知りたい場合に適しているでしょう。

カルーセルパネルの詳しい使い方はこちら!

2.回答フォームを使って作る

次に「回答フォーム」を使う方法です。

回答フォームとは、あらかじめ組んだ質問に対してユーザーに回答してもらえるフォームのこと。回答方法は「選択式」「記述式」など様々ですが、診断機能の場合は「選択式」が役立つでしょう。

回答内容によって次に表示される質問や最後に表示される画面を変更できるので、その方法を用いれば診断コンテンツとして仕上がります!

回答フォームの詳しい使い方はこちら!

3.リッチメニューを使って作る

最後は「リッチメニュー」を使う方法です。

リッチメニューとはトーク画面の下部に表示されるタイル状のメニューのこと。Lステップを用いればメニューの切り替えが自由に行えるため、回答内容によって次に表示されるメニューのパターンを設定すれば診断コンテンツとしても活用可能です。

デザイン性の高い診断機能を作りたい場合に最適な方法だと言えるでしょう。

リッチメニューの詳しい使い方はこちら!

Lステップで診断機能を作る際のコツ

最後に、Lステップで診断機能を作る際のコツを解説します。

Lステップで診断機能を作る際のコツ
  1. 商品やサービスに購入・利用につなげやすいコンテンツにする
  2. 診断結果を活用できる質問を考える
  3. 数分で終わる内容にする

1.商品やサービスの購入・利用につなげやすいコンテンツにする

1つ目のコツは、​​自社商品やサービスに関連性のあるコンテンツにすること。

例えば時計を販売する通販のアカウントでは「ベストマッチ時計診断」と称した診断機能を実装し、自分に合う腕時計が分かる仕組みを構築しています。

ゲームで顧客を楽しませつつ、しっかり自社商品の訴求を行っているのです。

診断に回答してもらうことは、成約の第一歩。せっかくなら、自社商品やサービスの成約につながるようなコンテンツを作ってみましょう!

2.診断結果を活用できる質問を考える

2つ目のコツは、診断結果を活用するにあたり必要な情報を取得できる質問内容にすること。

例えば診断結果に応じて今後の配信内容を分ける場合、どういった条件で送り分けたいのかによって必要な情報は異なるはずです。仮に「30代の子持ち女性」と「40代の独身男性」で配信を分けるなら、最低でも年齢と性別、結婚・子供の有無に関する情報が必要でしょう。まずはどのような顧客情報が欲しいのかを事前に決めたうえで、それらを取得できる質問を考えてみてください。

目的から逆算し、今後に活かせる質問を組み込むことが大切です!

3.数分で終わる内容にする

3つ目のコツは、顧客へ負担をかけないために数分で回答が終わる内容にすること。回答が面倒だと思わせてしまうと、せっかく作った診断機能を利用してもらえず、ユーザーからの回答を満足に得られなくなる可能性があります。

質問数は10問くらいで回答時間は1分ほど、長くてもせめて2〜3分以内で終わるのが理想です。なるべく直感的に答えられるような質問を設置すると良いでしょう。

回答率をあげるためにも、気軽に答えられるような工夫を施してみてください!

まとめ:Lステップの診断機能を工夫してビジネスに役立てよう

以上、Lステップの診断機能を活用すれば、ユーザーを楽しませながら必要な顧客情報を取得でき、よりよいマーケティングの実施につながります。

ただし、今回紹介した事例のような精度の高い仕組みを作るのは至難の業…。診断機能の設計ができたとしても、ゼロから思い描いた通りのコンテンツに仕上げるのは難しいでしょう。

そこで「Lステップに診断機能を取り入れたい…。」とお考えの方は、​​ぜひ弊社のLステップ構築代行サービスにお任せください!

弊社は、これまで200を超えるLステップの構築や運用に携わってきました。飲食店やオンラインビジネスの診断機能の構築も担当し、売上アップの底上げやLINE登録者増加に貢献した実績もあります。

これまでの経験を活かしてあなたのビジネスにあった最適な診断機能をご提案させていただくほか、設定やリッチメニューのデザインなど設計・構築に関わるものもすべて弊社にお任せください。

なお、弊社がこれまでに構築したLステップの実績については、公式LINEでご確認いただけます。

まずは事例集をご確認のうえ、ぜひお気軽にご相談ください!

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