LINE公式アカウントを運用していると、運営側による判断でアカウントが予告なく削除(凍結)されて利用できなくなることがあります。これをアカウントBAN(通称:垢BAN)と呼びます。
ビジネスに活用しているLINE公式アカウントが垢BANされてしまうと、それまで積み上げた顧客やデータ、仕組みは全て水の泡になってしまいます。LINE公式アカウントを運用するなら、垢BANされないための正しい知識と対策が必須です!
そこで本記事では、LINE公式アカウントで垢BANされる原因や防止策について詳しく解説していきます。
なお弊社「株式会社REXLI」は、これまで累計200以上のLINE公式アカウント構築・運用に携わってきました。そんな弊社の知見をもとに解説していきますので、「垢BANだけは避けたい…」と考えている方はぜひ参考にしてみてください!
目次
LINE公式アカウントが垢BANされるとどうなる?
大前提として、垢BANされたLINE公式アカウントは二度と復活できません。
同じIDを使って新規アカウントの作成はできるものの、垢BANされたアカウント情報の引き継ぎは不可能。つまり、それまでに獲得してきた顧客やそのデータを失います。LINE公式アカウントによって売上を得られる仕組みを作っていた場合はそれらも崩れるため、計り知れないほどの大きな痛手になるでしょう。
なお垢BANされた場合はいくら抗議しても絶対に復旧してもらえないほか、理由も教えてもらえません。
よってLINE公式アカウントを利用するなら、あらかじめ垢BANされる原因を把握し、防止に努めながら運用していく必要があります。
LINE公式アカウントが垢BANされる原因3つ
ではなぜLINE公式アカウントがある日突然垢BANされてしまうのか、考えられる3つの原因を解説していきます。
- 公式のガイドライン・利用規約に違反した
- LINE公式アカウント内でアフィリエイトを行った
- 登録者(友だち)から通報された
1.公式のガイドライン・利用規約に違反した
まず、LINE社が示すガイドラインや利用規約に違反するLINE公式アカウントは、垢BANの対象になる可能性がとても高いです。
- 不適切な配信
- 禁止された業種や業態、サービスでのアカウント利用
不適切な配信とは主に性的、暴力的、差別的、第三者の権利を侵害するような内容を指します。他に、誇大表現を用いるなど信頼性に欠けているとみなされるような配信にも注意すべきでしょう。LINE VOOMや一斉送信など全て、健全な内容の配信を心がけてください。
また、以下のような業種・業態・サービスはそもそもLINE公式アカウントの使用が禁止されています。
「ご利用いただけない業種・業態、商品・サービス」
医療
出会い
アダルト
ネット関連ビジネス
連鎖販売取引
クレジットカード現金化
ギャンブル
個人情報
模倣品・海賊版
ガイドラインと利用規約には必ず目を通し、違反対象行為に該当しないよう運営していきましょう。特に「認証済アカウント」へ切り替える際は審査で過去の配信内容まで厳しくチェックされるので、注意が必要です!
2.LINE公式アカウント内でアフィリエイトを行った
そして、LINEのメッセージ内にアフィリエイトリンクを記載することも垢BANの対象となり得ます。
LINE公式アカウントの利用規約には、アフィリエイトを含む第三者のために広告を掲載することを禁止する旨が記載されています。
第18条 (禁止行為)
(6) 当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
そもそもLINE公式アカウントはビジネスの拡大を目的としたツールであり、他人の商品を売ってアフィリエイト収入を得る目的で使用するものではありません。自社商品やサービスの販売・宣伝以外にLINE公式アカウントを使用すると、垢BANの対象となるので注意しておきましょう。
3.登録者(友だち)から通報された
また、登録者からの通報により垢BANとなるケースもあります。
通報とは、登録者がアカウントに対して不快・不審だと感じたときにLINEの運営に報告する行為のこと。通報は、LINEから簡単に行えます。
通報に至る理由は多岐に渡るものの、利用規約に違反していると思われたり、配信内容を不快に感じさせたり。中には嫌がらせやイタズラで通報する登録者もいるかもしれませんが、登録者から通報が入ると送信されたメッセージや前後の配信内容をLINEの運営がくまなくチェックします。
数回の通報で垢BANになる可能性は低いものの「通報=ユーザーに害がある」と判断され、リスクは高まるでしょう。
通報されないためには、スパムメールのような大量配信や不快に受け取られそうなメッセージ配信を避け、秩序ある配信を心がけてください!
LINE公式アカウントの垢BANリスクを軽減する方法
次に、LINE公式アカウントで万が一垢BANされた際のリスクを軽減する方法を紹介していきます。
- 別のプラットフォームと併用する
- サブアカウントを用意しておく
- APIツールを導入する
1.別のプラットフォームと併用する
まず有効なのは、TwitterやInstagramなどのSNS、ブログといった他のプラットフォームを使ってLINEに依存しない体制を整えること。
LINEだけに顧客を集中させている場合、垢BANされると集めた顧客リストを一瞬で失う可能性があります。
ですが事前に顧客と別のプラットフォームでもつながっておけば、万が一LINE公式アカウントが垢BANされても顧客リストを一気に失う心配はありません。新しい公式LINEアカウントへの誘導も容易になり、軌道修正を行えるでしょう。
2.サブアカウントを用意しておく
次に、リスクヘッジの手段としてサブアカウントを用意しておく手もあります。
LINE公式アカウントは1つのIDで100個のアカウントを作成可能であり、仮にメインのアカウントが垢BANになってもサブアカウントは削除されません。ユーザーにメインとサブの両方に登録してもらっておけば、メインのアカウントが使えなくなった場合でもつながりを維持できるでしょう。
なおサブアカウントの誘導方法として手軽なのは、特典やクーポンを用意してサブアカウントで配布する仕組みを作ること。スムーズに誘導できるうえにサブアカウントへの登録率アップも見込めるので、ぜひ取り入れてみてください。
3.APIツールを導入する
そして、そもそも垢BANされること自体を防ぎたいなら、APIツールを導入する方法がおすすめです。
APIツールとは簡単に言うと、LINE公式アカウントと連携することで機能を拡張できるツールのこと。
- Lステップ
- プロラインフリー
- エキスパ
- Liny
- エルメ
APIツールを導入すればツール側から配信設定を行えるようになりますが、そのメッセージ内容はLINE社が行うチェックの対象外です。よって、垢BANのリスクを大幅に下げられるでしょう。
さらにAPIツールを取り入れると、より高機能な配信・細かな顧客情報の取得などができるようになり、売上が自動で発生するような仕組みの構築も実現します。垢BANのリスク回避策としてはもちろん、ビジネス拡大のためにも、ぜひAPIツールの導入も検討してみてください!
>LINE公式アカウントで使えるAPIツールについての詳細はこちら!
LINE公式アカウントで垢BANの回避・売上アップを目指すなら「Lステップ」の導入がおすすめ!
垢BAN予防にはAPIツールの導入が有効だとお伝えしましたが、垢BANを回避しつつLINE公式アカウントでの売上アップを目指したいなら「Lステップ」の活用がおすすめです!
出典:Lステップ公式サイト
Lステップは数あるAPIツールの中でも代表的で、累計導入社数が業界No.1を記録しているツール。営業実績は6年を超え、業界トップクラスです。
そんなLステップには、LINE公式アカウントで「できること」を広げる機能が盛りだくさん。それらを上手く活用すれば、商品やサービスの販売を自動化・仕組み化したり、顧客対応を自動化したり、LINEひとつで売上アップから業務効率化まで叶う仕組みが手に入ります!
- メッセージの自動配信(シナリオ配信)
- ユーザー属性別の配信文設定
- アンケートや申し込みフォーム作成
- リマインドの自動配信
- 顧客属性ごとの成約率・流入経路の分析
- 予約管理機能の設置
実際に弊社がLステップを用いて構築したLINE公式アカウントでは、月750万円分のコンテンツを完全自動で販売する、新商品の自動プロモーションで1日6,000万円を売り上げるなど、高い成果を出しています。
ビジネスが自動で回る仕組みを構築し、垢BANのリスクも軽減できるとなれば、Lステップを導入しない手はないでしょう。
なおLステップを使って成果を出したアカウントの事例については、弊社の公式LINEで無料配布している「最新LINEマーケティング事例集」でご覧いただけます。
Lステップで具体的にどんなことが実現するのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ:LINE公式アカウントは垢BAN対策をしながら運用していこう!
以上、LINE公式アカウントを運用するなら垢BANには要注意です。いくら気を付けていても突然垢BANされるケースは案外多いので、別のプラットフォームやサブアカウントなども利用しつつリスクヘッジしておきましょう。
また、APIツールの「Lステップ」を導入すれば、規約違反に抵触しないアカウントを構築でき、ある日突然垢BANされるリスクを最小限におさえられます。さらにあなたのビジネスの売上アップにも大いに貢献してくれるでしょう。
ただ、Lステップは設定がかなり難しいうえに、売上の自動化・仕組み化などを叶えるためには念入りに設計しなくてはいけません…。
Lステップ設計図の例▼
そこでLステップの導入を考えている方は、ぜひ弊社「株式会社REXLI」の代行サービスにご相談ください!
弊社はLINEの設計・構築・運用の代行、コンサルティングまでをワンストップで提供するLINEマーケティングカンパニーです。Lステップ公式から正式に認められた正規代理店であり、そのトップに位置する「認定トレーナー」に認定されています。
これまで弊社が手掛けたLINE公式アカウントは、累計200以上。実店舗から通販、オンラインビジネスまで幅広いジャンルで高い成果を出してきました。
弊社で構築代行を請け負ったLINEアカウントの例▼
これまでの実績を活かし、あなたが抱える課題を解決できるLINEを構築いたします。ご相談は無料ですので、弊社公式LINEからぜひお気軽にご連絡ください!