こんにちは!中村誠です!
今回は、LINEでマーケティングを進めていくにあたり「Lステップを導入しようか迷っているあなた」に向けて、Lステップはどういう人に向いたサービスで、導入するメリットは何があるのか?事例を交えながら紹介します。
この記事で分かること
- 1.Lステップを導入するべき人
- 2.Lステップの活用方法
- 3.Lステップの導入費用と手順
- 4.導入に際してよくある質問と回答
僕は現役のLステップコンサルタントとして、合計数十社を超えるクライアントにLステップ導入のコンサルティングを行なってきた実績があります。
この記事を読めば、あなたのLINEにLステップを導入するべきかどうか分かるはずです。悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
Lステップの導入をおすすめしたい人
まず結論ですが、あなたの見込み客の主なコミュニケーションツールがLINEであれば、Lステップの導入はおすすめです。
2021年4月時点の国内LINE利用者数は8,800万人。スマホを持たない子どもやご老人を抜いた、ほぼすべての国民が使っています。
つまり、日本人向けのビジネスをしている人であれば、概ね導入に向いていると考えて問題ありません。
利用に向かないとすれば、B to B(法人対法人)のビジネスです。
企業間のやりとりは、企業アドレスを用いたメールや電話でのやりとりがまだまだ基本で、主なコミュニケーションツールがLINEではないからです。
Lステップを導入する3つのメリット
ここではLステップを導入する3つのメリットを解説します。
1.顧客情報を取得できる
年代や性別、役職、興味関心といった顧客情報は、Lステップ以外に取得方法はいくらでもあります。
ポイントは、Lステップならではの取得できる顧客情報がある点です。代表的なものを紹介すると「流入経路の特定」ができること。※流入経路の特定とは、友だちがどこ経由で友だち追加したかを特定する機能です。
特定できる流入経路の例
- 実店舗にQRコードを設置
- 店員さんごとにQRコードを配布
- Facebook広告用QRコードを設置
- Twitter広告用QRコードを設置
- YouTube広告用QRコードを設置
このように、場所や人ごとにQRコードを生成することで、誰がいつどこ経由で友だち追加してくれたかがわかります。
例えば実店舗で店員さんに、お客様へLINE登録を促すよう指示をしていたとします。Aさんは非常に登録数が多く、Bさんは少なかった場合、Aさんのやり方をヒアリングして横展開すれば、登録数アップが期待できますよね。
あとはFacebook広告でAとBにそれぞれQRコードを設置した結果、Aの方が断然反応が良いとなれば、Aにかける予算を増やす判断が可能となり、コストの最適化にもつながります。これはLステップならではの機能です。
2.必要な人だけに情報を届けられる
LINE公式アカウントでも、「30代男性」のような絞り込みをして配信することは可能です。しかし、詳細なセグメント配信はできません。
例えばあなたが不動産屋業を経営していて、新築・賃貸・土地・投資用物件と扱っていたとします。
「30代男性」とだけセグメントをきって、新築・賃貸・土地・投資用物件すべての情報を訴求するのは非効率ですよね。
- 30代男性の中でも「新築」に興味がある人には新築シナリオ
- 30代男性の中でも「賃貸」に興味がある人には賃貸シナリオ
と分けて配信した方が、成約率は上がり、ブロック率は低下するだろうと容易に想像できると思います。
必要な人に必要な情報を届けられるのがLステップの強みです。
3.セールスに必要なプロセスを自動化できる
Lステップは自動化できることも大きなメリットです。
自動化できると言われても、LINEで何がどのように自動になるのかピンときませんよね。前述した不動産業を例に、自動化のイメージをみてみましょう。
不動産業の自動化のイメージ
- ①ホームページやSNSからLINEに登録してもらう
- ②登録直後にアンケートが送られる(どんな物件をお探しですか?etc)
- ③「賃貸」を選んだとしたら賃貸に関する情報配信がスタート
- ④内見の予約をLINEで受付
- ⑤内見の日に合わせてリマインドも自動で配信される
- ⑥内見当日は直接接客
人が対応するのは⑥のみです。これなら営業が少数でも、今までの何倍と売り上げを伸ばせるイメージが湧きませんか?
Lステップの導入事例3選
私たちが導入コンサルをさせていただいた方のLステップ導入事例を3つ紹介します。
1.オンラインサロンの売り上げ2倍を達成:やまもとりゅうけんさん
SNS総フォロワー数が25万人を超えのやまもとりゅうけんさんが運営する、日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」のLステップ導入事例です。
【Lステップ導入前の悩み】
こちらのオンラインサロンでは、さまざまなスキルが学べる講座を提供しているが、登録者は「何をやりたいか決まってないけど、とりあえず入ってみた」という人も多いそう。登録者が多くなり、ひとつひとつ相談に乗ることが難しい状況だった。
【Lステップを導入して実現したこと】
診断するコンテンツを作り、相談の自動化を実現↓
診断結果は以下のように提示↓
この診断の回答率は92.9%と驚異的な数値を叩き出し、Twitterで拡散されて話題にもなりました。
構築したLステップの全体的な流れは以下の通りです。
①ビジネス診断で適性を顕在化
②診断結果ごとに7日間の無料講座を配信
③有料講座のご案内
【Lステップ導入後の成果】
相談〜セールスの自動化を実現し、Lステップ実装後はサロンの成約数が毎日30件、売り上げは2倍以上増加した。
2.【売り上げ10倍】Lステップで月収2500万円:イングリッシュおさるさん
英語系YouTuberイングリッシュおさるさんのLステップ導入事例です。
【Lステップ導入前の悩み】
YouTubeから十分な集客ができる状態にはなったものの、効率よく売り上げを上げるにはどうしたらいいかわからなかった。
【Lステップを導入して実現したこと】
メルマガで情報提供していましたものをLステップへ移行。
【Lステップ導入後の成果】
Lステップに変えただけでなんと売り上げは2倍上がり、現在では10倍までアップ。
単純にメルマガより到達率が高いことがダイレクトに売り上げに現れたようです。売り上げが増加しただけでなく、見込みが低い人にはそもそも配信しないことでコストを抑えることにも成功。
起業1年目にして月収3億6千万円を達成した驚異の実績者です。
3.販売の自動化で月収4倍アップ:青笹寛史さん
もともとは動画編集の仕事をしていて、現在はLステップと動画を掛け合わせたディレクション業務やマーケティング業務を行う、青笹寛史さんのLステップ導入事例です。
【Lステップ導入前の悩み】
動画編集者に対する教育業をやっていた中で、毎月のTwitterでのローンチと、ひとつずつ返信対応するのが煩雑でめんどくさかった。
【Lステップを導入して実現したこと】
教育やセールスをLステップに取り込み、完全に自動化。
【Lステップ導入後の成果】
TwitterやYouTubeで発信さえしていれば、自然とリストが増えて自然と商品を売れるようになり、導入後の月収は4倍に。Lステップを導入したことでLステップ構築代行の相談と依頼も入るようになり、仕事の幅も広がった。
Lステップの導入費用
ここではLステップの導入費用を解説します。
Lステップの月額料金
プランは主に以下3つから選択できます。いずれも初回の導入費用はかからないため、2,980(税込)〜利用可能です。
【Lステップのプラン】
プラン名 | スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン |
初月料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
スポットコンサル | 1回無料 | 1回無料 | 1回無料 |
月額料金(税込) | 2,980円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
月間配信数 | 〜1,000通 | 〜15,000通 | 〜45,000通 |
プランによって、使える機能が異なります↓
出典:Lステップ
「スタートプラン」はLステップ最安のプランですが、機能のほとんどは網羅されています。「スタンダードプラン」になると料金が一気に上がりますが、その分通数も15倍。機能面でもスタートプランで使えるものより精度の高い分析機能が追加されます。
そして「プロプラン」は、スタンダードプランと比べ料金1.5倍に対して通数は3倍です。1通あたりの配信単価は大きく下がるので、多くの友だちを集められる方はプロプランがおすすめでしょう。
なお、自分がどのプランに合うかは、Lステップの運営元企業にて「導入前の無料個別相談」を受けられるので、そちらに相談されることをおすすめします。
もしくは現在、すべてのプランが30日間無料で利用可能です。30日以内に解約すれば一切費用はかからないので、まずはお試しで利用してみて判断されるのもひとつの手です。
Lステップの構築代行サービスもある
「Lステップを導入したいけど、構築できるか不安…」
「構築ができたとしても、どういう文章で訴求すればいいかわからない…」
こういったお悩みを解決すべく、私中村誠が運営する「LINE STEP MASTERY」では、Lステップのコンサルティング&構築代行を丸っと対応しております!
Lステップの運用をプロに依頼したい方は、構築代行サービスを検討されてみてはいかがでしょうか。
Lステップの導入手順
Lステップの導入手順は以下3つです。
- ①LINE公式アカウントを開設
- ②Lステップに申し込む
- ③両者を紐づける
LステップはLINE社が提供する「LINE公式アカウント」に紐づけて使うツールです。そのためまずは、LINE公式アカウントを開設することが必要となります。
※そもそも、LINE公式アカウントとLステップの違いがよくわからないという方は、違いや特徴を整理してから導入しましょう。
次に「Lステップの申し込み」を行い、提供される設定マニュアルに基づき、アカウントの紐付けを行います。
Lステップ導入の際してよくある質問
導入の相談窓口はありますか?
Lステップの運営元企業にて「導入前の無料個別相談」を受け付けています。オンライン会議システムZoomを使い、1時間枠でさまざま質問をしていただけます。
申し込みから導入まではどれくらい期間がかかりますか?
LINE公式アカウントがあれば、即日利用可能です。
どれくらい売り上げがあったら導入するべきですか?
今すでにビジネスをやっていて、売り上げが100万円程度ある人だと効果が見えやすいですが、今売り上げがゼロでも、商品やコンテンツの準備が進んでいて売り上げが見込める状態にあれば、導入して問題ありません。
まとめ
今回はLステップの導入メリットや事例を紹介しました。Lステップは機能ごとに使うというより、掛け合わせで何通りもの使い方があるため、いかようにもカスタマイズできるのが魅力です。
自分が導入して本当に意味あるかな?と思う方もいるかもしれませんが、Lステップを導入して、きちんと設定して機能を使いこなして、今より状況が悪くなったクライアントは1人もいません。
ちなみに僕自身、Twitterのフォロワーが500人の頃に導入して500万円の売り上げ上げましたからね。リストが少なくても効果大です。ぜひ導入を検討してみてください。