
こんにちは!中村誠です!
今回は、Lステップの顔であるリッチメニューの設定方法について解説していきます!
Lステップのアカウントをチェックしていると、真っ先に飛び込んでくるのがトーク画面の下部に出てくるリッチメニューです。自分のアカウントにもぜひ導入したいと思い、検討したり触ってみたりした方も多いのではないでしょうか。
しかし実際に設定しようとすると、操作方法が分からず苦戦してしまうかもしれません。
そこで今回は、初心者の方でも設定できるようにLステップでリッチメニューを設定する方法について徹底解説していきます!
- Lステップのリッチメニューの設定方法
- 魅力的なリッチメニューを作るコツ
- 代表的なリッチメニューの見せ方
アカウントの中で一番目立つリッチメニューを制するものは、売上を制すると言っても過言ではありません。必ず押さえておきましょう!

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目次
Lステップのリッチメニューの設定方法:スタートプラン編
Lステップのリッチメニュー機能が開放されるのはスタンダードプラン以降なので、スタートプランを使っている方はリッチメニューの操作ができません…。
しかし、リッチメニューを使えないわけではなく、次の3ステップで設定すればOKです!
- LINE公式アカウントから新規作成する
- 画像やサイズを設定する
- Lステップの自動応答でキャッチする
LINE公式アカウントとLステップを上手く連携させれば、十分機能するメニューを作れます!
1.LINE公式アカウントから新規作成する
Lステップからリッチメニューの操作はできないので、まずはLINE公式アカウントからリッチメニューを新規作成してください。
管理画面に進み、左のメニューバーからリッチメニューを選んで「作成」ボタンをタップしましょう。
リッチメニューが新規作成されるので、順に項目を埋めていきましょう。
- タイトル
- 表示期間
- メニューバーのテキスト
- メニューのデフォルト表示
「メニューバーのテキスト」の欄では、トーク画面の下に表示されるこの部分を変更できます。
14文字しか入力できませんが、簡単な一言だけでも添えておきましょう。
2.画像やサイズを設定する
情報の入力が完了したら、画面下部にある「コンテンツ設定」の欄に進んでください。
「テンプレートを選択」ボタンをクリックして、好きなテンプレートを選びましょう。
※画像のテンプレート以外でも構いません。
今回は6つのボタンがあるメニューを選んだので、選択肢がA〜Fまでの6つ出現しました。
中身を埋める前に「背景画像のアップロード」をクリックしましょう。
フォーマットに沿って画像を作って、リッチメニューに設定しましょう。
画像のサイズは細かく決まっているので、比率を間違えないように注意してください。
【大サイズ】
- 2500px × 1686px
- 1200px × 810px
- 800px × 540px
【小サイズ】
- 2500px × 843px
- 1200px × 405px
- 800px × 270px
サイズやボタンの配置に合わせた画像を用意して、違和感のないメニューに仕上げましょう。
3.Lステップの自動応答でキャッチする
背景画像まで設定が完了したら、最後にLステップと連携させれば完成です。
Lステップの管理画面を開いて、左のメニューバーから「自動応答」を開いて「新しい自動応答」をクリックしてください。
次にLINE公式アカウントに戻り、リッチメニューのボタンのタイプから「テキスト」を選んで、内容に合わせたキーワードを入力しましょう。
Lステップの自動応答にも同じキーワードを設定すれば、連携は完了です。
Lステップの自動応答内に、好きなアクションを設定してリッチメニューを動かしましょう。
また、自動応答の操作に不慣れな方は細かく解説した記事があるので、こちらもチェックしてみてください!
Lステップのリッチメニューの設定方法:スタンダードプラン以降
Lステップの契約がスタンダードプラン以降であれば、リッチメニューの操作が解禁されるので設定方法が大きく変わります!
- 規定サイズの画像を設定する
- ボタンを作ってアクションを埋め込む
- 行き来するリッチメニューも並行して作る
より自由度の高いメニューが作れるので、上手く使いこなしてみてください。
1.規定サイズの画像を設定する
まずはLステップの管理画面を開いて、左のメニューバーから「リッチメニュー」をクリックして「新しいリッチメニュー」を選択してください。
リッチメニューを新規作成すると、最初に背景画像のアップロードを求められます。
サイズには細かな規定があるので、px数を守ってアップロードしましょう!
- 2500px × 1686px(大サイズ)
- 2500px × 843px(小サイズ)
- 容量1MB以下
後から弄らなくて良いように、デザインの時点でpx数を指定しておくのを忘れないでください。
今回は例として、やまもとりゅうけんさんのアカウントで使用しているこちらのリッチメニュー画像を使います。
2.ボタンを作ってアクションを埋め込む
画像を設定したら、Lステップではボタンを自由に設定できます。
リッチメニュー登録画面の下部にある「コンテンツ設定」のタブから「追加」をクリックしてください。
タップすると領域設定の画面になるので、画像内のボタンにしたい箇所を指定しましょう!
画面をドラックした部分が赤くなるので、指定した箇所はひと目で分かるはずです。
指定が完了したら「確定」をクリックして次に進みます。
ボタンが完成したので、中にアクションを埋め込んでいきましょう!
- URLを開く
- TEL
- ユーザーメッセージ
- アクション
- 回答フォーム
- その他
ボタンごとに対応したアクションを設定して、イメージ通りに動かしてください。
同じ要領でいくつも設定できるので、ボタンを増やしていきましょう!
3.行き来するリッチメニューも並行して作る
Lステップでは複数のリッチメニューを同時に利用できるので、リッチメニュー同士を行き来することも可能です!
今回例にあげた画像のようにタブ分けして何枚も切り替える場合は、移動先のメニューも並行して作っておきましょう。
リッチメニューを保存すると、アクションの「メニュー操作」で移動先を指定できるようになります。
同じ要領で先にメニューだけ必要な枚数を作っておき、後から中身を埋めていくと手早く進むのでおすすめです!
魅力的なリッチメニューを作る3つのコツ
リッチメニューはLステップの顔になるコンテンツなので、入念な作り込みが欠かせません。
魅力的なリッチメニューにする3つのコツを解説するので、必ず守りましょう。
- 設計図を先に作っておく
- 中身を先に作っておく
- デザイナーと密に連携する
それぞれのボタンの効果を考えながら、丁寧に設計してください。
1.設計図を先に作っておく
リッチメニューを作り始める前に、まずは設計図を作るところからスタートしましょう。
特にリッチメニューを何枚も使い分ける場合、作りながら考えていると必ず破綻します。これは何でもそうですよね。建築物を作るにしても、先に設計図を描くはずです。
まずは設置したいコンテンツの概略を決めて、大まかな配置やデザインを書いておきましょう。
中身が複雑で分かりにくい場合は、マインドマップを使って内容を整理するのがおすすめです。
リッチメニューにはその気になれば無限にコンテンツを詰め込めますが、量が多すぎるとボタンが小さくなりすぎたり、そもそも中身を見つけられなくなる可能性もあるので気をつけてください。
2.中身も先に作っておく
デザインを完成させる前に、リッチメニューに盛り込む中身も完成させておくのが理想です。
中身をブラッシュアップさせる過程で、デザインも一緒に微調整していきましょう。
また、最低でもリッチメニューの設定前に中身は完成させておかないと、メニューと画像を無駄に行き来して無駄に時間がかかってしまいます。
大抵のアカウントでは中身はテンプレートが中心になるので、設計図に沿ってどんどん作っておきましょう。
Lステップのテンプレート機能に不安がある方は、詳しくまとめた記事があるのでこちらもチェックしてみてください!
3.デザイナーと密に連携する
リッチメニューはLステップの顔なので、デザインはプロにお願いしたほうが良いでしょう。
しかし、デザイナーとの意思疎通が上手くいかないと、なかなか思い通りのメニューは完成しません。密な連携を心がけ、丁寧に要望を伝えてください。
- ラフ案を自分で書く
- メイン・サブ・アクセントカラーを指定する(RBGやCSSなどなお良い)
- タップを促すボタンデザインを意識する
- 売り込みを強くしすぎない
自分の中にあるイメージを具現化するため、デザイナーに投げっぱなしにはしないようにしましょう。
Lステップのリッチメニュー設定方法3選
Lステップではリッチメニューの切り替えが自由にできるので、主に3種類の見せ方があります。
- 状況別リッチメニュー
- タブ訳型リッチメニュー
- 切り替え型リッチメニュー
これらは組み合わせることも可能なので、好みの方法を選んでください。
ここでもやまもとりゅうけんさんのアカウントを使って、3つのパターンを解説していきます。
1.状況別リッチメニュー
Lステップでは、配信状況や顧客のアクションに合わせてリッチメニューを変化させられます。
やまもとりゅうけんさんのアカウントの場合、スタップ配信の内容に合わせてリッチメニューを毎日変更するように設定しました!
顧客の状況に合わせて最適なリッチメニューに切り替えれば、興味を持ってタップしてくれる顧客も増えるでしょう!
- ステップ配信に合わせる
- クロージング用のリッチメニューを作る
- 商品購入者用の特別メニューを作る
- スタンプラリー形式のメニューを作る
コツとしては「顧客が今一番興味のあるもの」を予想してリッチメニューにすることです。
逆に言えば、顧客の商品への興味を最大まで高めたタイミングで購入用リッチメニューに切り替えれば、一気に売上を高められるでしょう。
アイデア次第で見せ方は自由自在なので、顧客が喜びそうな方法を試してみてください。
2.タブ分け型リッチメニュー
リッチメニューの中に、リッチメニューを動かすタブを作ってしまう方法もあります。
画像のように上部に切り替え用のタブを作って、リッチメニュー同士を自由に行き来できるようにしたデザインです。
このデザインでリッチメニューを作る場合、押さえるべきポイントが3つあります。
- タップできるタブ数にする(3〜4個が限界)
- 現在のタブが分かるデザインにする
- 1タブにつき1テーマに限定する
タブ分け型は中身が整理されて分かりやすく、顧客が迷いにくいのが特徴です。
タブで分かれているとひと目で分かるので、タップを促す効果も見込めるでしょう。
3.切り替え型リッチメニュー
リッチメニューに詰め込みたいコンテンツが大量にある場合は、切り替え型のリッチメニューがおすすめです。
画像のようにリッチメニューのボタンをタップすると、別のリッチメニューが開くように設計するデザインです。
このデザインでリッチメニューを作る際のポイントは、主に2つあります。
- 必ず「戻る」ボタンを設置する
- 階層を深くしすぎない
タブ分け型のように表示に限界がないので無限にコンテンツを設置できますが、何度タップしても見つからないコンテンツを作っても意味がありません。
ホーム画面となるメニューから、全てのコンテンツに3タップ以内に到達できるように設計しておきましょう。
まとめ:Lステップのリッチメニューは設定が肝心
Lステップのリッチメニューは自由度が高く、好きなようにコンテンツを設置してアピールできます。
リッチメニューはアカウントの中で最も目立つので、使いこなせば確実に売上が上昇するはずです。上手く設定して最大限に効果を発揮させてください。