「これから構築代行で案件を取っていきたいとは思っているけど具体的に何をしたら良いのか分からない」って方も多いと思いますが、適切な戦い方をしなければお客さんはみなさんに振り向いてくれません。
仮にこれからもLステップの構築代行者が増えていくとすればどうなるでしょうか。今よりもお客さんに自分の価値を知ってもらえる努力をしなければ、当然ですが生き残れません。
そこで今回は、「Lステップの構築代行で案件を獲得するまでの完全ロードマップ」をみなさんへ紹介していきます。
これから構築代行でバンバン案件を取っていきたい方は、まずこちらを参考にして営業活動をスタートさせてみてください。
目次
クライアントへ提案する時、最初に保証することとは?
さて、みなさんはLステップの構築代行をしていく際に、一体何を提案すればいいと思いますか?
「え!?利益がどれくらい出るかとか?」
「CVRがどのくらい出るかじゃないの?」
おそらくみなさん、この辺りが頭に思い浮かんできたと思います。が、違います。
クライアントへ最初に提案する時は、確実に効果が発揮できる部分から保証していかなければなりません。
それが、「見える化」と「自動化」です。
「見える化」と「自動化」は確実に効果を発揮する
Lステップを使えばステップ配信の購読率やタップ率、各媒体ごとの流入経路といった、あらゆる指標が数字で見える化されます。
これはLステップを使えば確実にわかりますよね。売上や成約率は日々変動しますが、数字の計測に関しては日々正確にできます。
また、自動化も同じです。一度こちら側でシナリオを作成してステップ配信の仕組みを整えてしまえば、あとは完全自動で回る仕組みを作れます。もちろん改善や分析の時間はある程度必要ですが、ステップ配信を使った「自動化の仕組み」自体は”確実に”作れますよね。
「日によっては自動化できない場合がある」なんてことはないはずです笑
このように、「見える化」や「自動化」といったような確実に効果を発揮できるものから成果を保証していった方が、クライアントにしっかりと効果を感じてもらいやすくなります。
「売上の向上」を提案するのは実績がついてきてから
対して、「売上の向上」や「CVRの向上」といった利益に直結する部分の保証は、なるべく自分に自信を持てるようになってからの方が良いです。もしくは、十分な実績がお客さんに提示できる状態になってからですね。
なぜなら、安易に「売上を伸ばせます」「CVRを上げられます」と言ってしまって仮にそれを達成できなかった時に、クライアントに迷惑がかかってしまうからです。
なので安易な発言は控えて、まずは確実に効果を発揮できるものから提案していきましょう。
唯一無二の構築代行者になるべく、まずは自分の強みを発掘しよう!
Lステップの構築代行者としてこれから活動していく前に、まず自分の強みを理解しておきましょう。
最初にUSPを理解する
まずはUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)を理解しましょう。
USPとは、直訳すると以下の通りとなります。
- Unique(ユニーク) = 独自の
- Selling(セリング) = 販売
- Proposition(プロポジション) = 提案
これは「独自の販売提案」と訳せますが、要はお客さんに対して、どれだけ相手の商品や自分の強みを活かした提案ができるかですね。
まずは「あなたは何に強い人なのか」という部分と「お客さんの商品はどんな部分に強いのか」という部分を両方考えてみてください。
それらを考えたうえで、自分が提供できる価値は何なのかを洗い出しましょう。
Lステップは全ての強みに掛け算できる!
以上を踏まえたうえで、あなたにしかない強みを探っていきましょう。あなたがこれからLステップの構築代行、もしくはLステップコンサルタントとして活躍してくなら「Lステップ×〇〇」で掛け合わせていくのが良いです。
Lステップは全ての強みに掛け算できるんですよ。
- YouTube×Lステップ
- 広告×Lステップ
- コピーライティング×Lステップ
- 美容×Lステップ
- HP作成×Lステップ
例えば、Lステップの構築代行を請負いながら広告の運用も巻き取ったり、単なる設定の構築代行だけでなく「売れるコピー」を書いたり。
仮に「Lステップの構築だけができる人」と「Lステップの構築と広告の運用ができる人」だったら、市場価値が高いのはきっと後者です。
なので重要なのは、「Lステップ以外のスキルをどうやって掛け合わせるか」なんです。
例えば中村は物販の知識があったので、物販のスクールを販売するコンテンツホルダーさんのシナリオ構築に、自分の知見を活かしていました。
さて、あなたは何が得意ですか?自分の強みを活かしてどんどんレバレッジをかけていきましょう!
USPの尖ったプロフィールを作ろう!
自分の強みを認識したら、あとはそれをお客さんへ刺さるように表現していきましょう。
いくら自分で強みをわかっていても、それを相手にうまく伝えられなかったら意味がありません。
最近はTwitterなどのSNSで自分をブランディングするケースが多いですが、Twitterのプロフィールも一工夫をいれると良いかもしれません。
ただ単に「名前@Lステップ構築代行」と入れていただけでは、他の代行者と差別化が図れませんし、その人の強みも見えてきません。
なのでまずは、ユニークポイントを尖らせたSNSのプロフィールを作ってみてください。例えば中村のプロフィールはこちらです。
コンサルメンバーのアカウントはこちら。
僕はセミナーの講師として登壇する用のプロフィールなども作ったりするんですが、その場合はこんな感じで書いてます↓
中村の強みはこちらで、他の人には真似できない唯一無二の強みで固めています。
- 有名インフルエンサーや億超え実力者をサポートしている
- 有名インフルエンサーがいるコミュニティを形成している
- マーケターとしても現場レベルで活動し生きた情報を提供できる
- 構築代行で誰にも負けないデザイナーを月額で抱えている
- Lステップの開発者が師匠なのでLステップの一次情報を得られる
- 累計117社分のLステップアカウントのデータが頭の中にある
- 合宿で強制的に作業を進められる環境を用意している
- 集客やセールスについても実例を元に回答ができる
みなさんも他の人と比べて自分の強みがどこで発揮できるのかを考えながら、プロフィールを作っていきましょう!
Lステップの魅力は「理屈」と「感情」で伝えよう!
自分の強みを知ったあとは、お客さんに「Lステップの魅力」を知ってもらう必要があります。
LINEマーケティングをやるうえで、LINEのAPIツールはLステップ以外にもたくさんありますし、「そもそもLステップで何ができるの?」と疑問視しているお客さんもいるはずなんですよ。
そこで、お客さんにLステップの魅力を知ってもらう為に、「魅力」と「感情」で上手にプレゼンテーションできるようにしておきましょう。
お客さんによって「Lステップのどの部分」が刺さるかは違います。そこでまず、「お客さんが何で喜ぶのか」を考えてみてください。
例えば「Lステップの機能」で喜ぶ人もいれば、直感的に「おしゃれ、かっこいい!」で喜ぶ人もいて様々です。
前者なら、Lステップの分析機能を全面的にプレゼンすると良いでしょう。「詳細の流入経路を特定できます」とか、「友だちをタグで管理すればユーザーごとに配信内容を変えられますよ」とか。
一方後者なら、デザイン性豊かなリッチメニューやリッチ画像など、ビジュアル的な「おしゃれさ」をまず訴求すると良いかもしれません。
なお、お客さんにそれらを説明するときは実例ベースで紹介するようにしましょう。例えば「実際にこんなステップが作れます!」と言って、中村が過去に構築したステップを実例として見せるとか。
「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、100回お客さんに機能を説明するよりも、実際に作られたアカウントを1回見せる方が説得力が高いです。
なので実例として使いたいと思っているLINEアカウントは、いつでもお客さんに見せられるようピン留めしておきましょう!
構築代行したLステップがあなたの作品となり広告となる!
Lステップ構築代行で集客していくにあたり、みなさんに一つだけ覚えておいて欲しいことがあります。それは…
作った作品が広告となり、それが周りへの宣伝になることです。例えば、僕が作ったりゅうけんさんのLステップのフリーランスビジネス診断。
これがTwitter上でもかなりバズって、いろんな人はシェアしてくれました。
おかげで逃げ切りサロンの中でもかなりの評判を得られましたし、かなり大きな広告塔となってくれました。
ただ、Lステップの構築代行を始めたばかりの人だと「どうやって実績を積んでいけばいいの?」ってところが分かりにくいかと思います…。
実績の無い人にいきなり大型の構築代行を受注する人も中々いませんからね。そこで、初心者が最初の案件を獲得する方法をお教えしましょう。
それが「モニター受注」をすることなんですよね。
実績も無い人がいきなり実力者に向かって「あなたのLINEを100万円で構築代行します」と伝えても、成約する可能性は低いです。
だったら無料、あるいは圧倒的低価格で「モニター受注」して、「成功体験」「実績」「ポートフォリオ」を作りましょう。
Lステップの構築代行で案件を獲得する5つの方法
今やLステップの構築代行案件を取れる場所は無限大です。案件が取れそうな場所なんていくらでもあるので、あとはそこにアプローチするかしないかなんですよ。例えばこちら。
- SNSで集客する
- クラウドソーシングで案件を獲得する
- コミュニティに潜入して集客する
- クライアントからさらにお客さんを紹介してもらう
- 自分がお客さんとして通っている実店舗へ営業する
これらの方法を一通り確認し、どこで案件が獲得できそうかを考えてみてください。
SNSで集客する
1つ目が、TwitterやインスタなどといったSNSで集客していく方法ですね。
例えば、Twitter上で「Lステップの構築代行」や「LINEマーケティング」に関する情報発信をしつつ見込み客を集めるのも良いでしょう。過去にはあのビジネスインフルエンサーのイケダハヤトさんが、Lステップの構築プランを募集してたこともありました笑
Twitter上ではこういったチャンスがバンバン落ちてるので、既に自分の商品やサービスを持っている人をフォローしつつ、アプローチをかけてみてください。なお、Twitter以外にもインスタは結構空いてたりするので、多方面にSNSを展開できる方はバンバンして行ってみても良いかもしれません。
クラウドソーシングで案件を獲得する
続いてがクラウドソーシングなどの求人サイトを使う方法ですね。例えばクラウドワークスとかランサーズとか。最近はこの辺りでもLステップに関する案件があったりするので、ぜひ実際に登録して調べてみてください。
こちらはシナリオライティングに関する案件ですね。ここで頭角を表せば、シナリオだけでなく全体の構築に関する案件もゲットできるかもしれないので、まずは小さな実績をコツコツと積み上げていってみてください。
なお、ランサーズやクラウドワークスのようなサービスは、プラットフォームにアクセスすればすぐに案件をゲットできたりしますが、サービスの利用料として5〜20%の手数料がかかるので注意しておきましょう。
また、クラウドソーシング経由の案件は相手の顔が見えにくいので、信頼構築に時間がかかるケースもあります。手っ取り早く案件を獲得するならクラウドソーシングで探してみても良いかもしれませんが、比較的単価が低い傾向にある点は考慮しておいてください。
コミュニティに潜入して集客する
3つ目がコミュニティに潜入して、そこから構築代行案件を獲得するというやり方です。
どんな分野であれ、仕事というのは人と人との繋がりから生まれるものです。なので、自分でコンテンツを持っているような”見込み客”が多くいるコミュニティへ意識的に入り、そこで交流を深めて仕事につなげましょう。
例えば今ならオンラインサロンでもいいかもしれませんね。最近は色んなサロンが立ち上がっているので、見込み客がいそうなコミュニティに入り込んで交流を深めていくといいかもしれません。
もちろんオンライン上で交流するのも良いですが、やっぱり最速で交流関係を深められるのは「オフライン」です。
オンライン上で文字のやり取りだけをするのと、オフラインで顔と顔を合わせて話をするのとでは、信頼構築のスピードがまるで違います。
例えば僕も、色んなコミュニティで自分を露出し、集客を成功させた事例があります。
- 川島塾でLステップのセミナーを行い約20人をクライアントにして1700万程度を売上
- 人生逃げ切りサロンでワンダフルステップを開講して累計2,000万円以上の売上
- コンサルメンバーの情報発信コミュニティでzoomセミナーさせてもらい、1人から430万の売上
- Lステップ構築を行ったクライアントの民泊コミュニティ先で130万円分の構築代行案件を受注
紹介料を設定して口コミから成約を取れるようにする
他にも、自分が構築を代行したお客さんに「紹介料」を設定して、他のお客さんを紹介してもらうという方法があり、このやり方は実際に僕もやった事例です。
例えばみなさんがAというお客さんのLステップを構築代行したとして、そのAさんがBさんを紹介してくれたら、Aさんにいくらか紹介料として渡すなど。
クライアントワークをやる上で口コミは最強です。例えばAさんにBさんを紹介してもらったとすれば、BさんはAさんの信頼で構築代行者であるみなさんを頼ってくれるからです。
みなさんも、自分が信頼できる人が「この人めっちゃいいよ」と言ってたら、ほぼほぼ無条件で信じるじゃないですか。僕も過去に色んな方々から色んな人を紹介してもらいました。
なのでまずは目の前のお客さんに全力投球して信頼関係を築き、その後は口コミがもらえるように「紹介料」を定めてみてください。
自分がお客さんとして通っている店舗に営業してみる
あとは、自分が日頃通っている店舗に営業をかけてみるのも良いでしょう。例えば…
- 通っているパーソナルジム
- 通っている小顔矯正
- 通っているご飯屋さん
今となってはありとあらゆる店舗がLINEを採用するようになりましたが、「登録したら初回のメッセージやクーポンだけ送られてきてあとは何も送られない」みたいなアカウントが多いのが現状です…。これ、めっちゃ悲しくないですか…笑
でもこれって本当にもったいないので、もしもあなたの行きつけのお店のLINEアカウントがそんな状態だったらLステップを提案してみてください。
例えばみなさんが毎月行っている美容室でも、ネイルサロンでも、リラクゼーションサロンでも。
もちろん押し売りはダメで、互いに信頼関係を築いたうえで営業する必要があります。行きつけのお店だからこそ、アプローチできることもあるはずなので、まずは店舗のLINEを確認して、改善点や提案できるポイントを探し出してみてください!
案外あらゆるところにチャンスは潜んでいるので、その辺りにもアンテナを張っておいてくださいね。
構築代行の案件を獲得する為のコツまとめ
- クライアントに「見える化」と「自動化」を提案する
- 自分の強みを見つけて強みを掛け合わせる
- Lステップの魅力は「理屈」と「感情」で伝える
- 構築代行したLステップが自分の作品となり広告となる
- 全力投球の作品ポートフォリオを2,3個作る
- ありとあらゆる場所で集客する