LINEをマーケティングに取り入れれば、LINEひとつで商品の販売が完結したり、お客様から直接的な声を聞いてサービス改善につなげたり、ビジネスの拡大を図れます。構築次第では、それらの完全自動化・仕組みまで叶えられるでしょう。
実際に弊社がこれまで構築に携わったアカウントの中には、新商品プロモーションを自動で行い日商6,000万円を達成した通販サイトや、月750万円分のコンテンツ販売を自動化させたインフルエンサーなど。数多くのビジネスがLINEマーケティングに成功しています!
ですがLINEで成果を出すためには、まず大前提として目的に沿ったプランニングを念入りに行い、運用方針を定めないといけません。そこで参考になるのが、他のアカウントの事例です。
今回は、弊社が設計や制作を担当させていただいたLINE公式アカウントのLINEマーケティング成功事例を以下4つのカテゴリ別に紹介していきます!
- 実店舗
- D2C・通販
- オンラインビジネス
- 大手企業・BtoBビジネス
ぜひLINE運用のアイディアを生むヒントにお役立てください!
目次
LINEマーケティング事例:実店舗
まずは、美容室やサロン、飲食店などの実店舗が行ったLINEマーケティング事例からみていきましょう。
1.ユーザーに合うメニューとお店を提案して来店を促進した事例
蕎麦屋の味奈登庵さんのアカウントでは、LINEの登録直後に「診断ゲーム」が体験できる仕組みを構築しました。
具体的には、簡単な質問に答えていくだけで「おすすめのメニュー」や「店舗」が表示されるようになっています。
「自分だったらどういう結果になるんだろう?」というユーザーの好奇心を掻き立てながら、来店促進にもつながる仕組みができました!
2.ネットショップを導入して店舗のキャパを超える売上を得る仕組みを構築した事例
美容室のRespia(レスピア)さんのアカウントでは、LINEの中にネットショップを構築。
美容室やサロンでは、ケアアイテムやコスメなどを販売している店舗も多いでしょう。ただ、来店した顧客にしか販売できなかったり、そもそもあまり購入してもらえなかったりするので店頭物販にそこまで大きな売れ行きは期待できません。
レスピアさんも同様の悩みを抱えており、それを解決すべく実装したのがLINEでのネット販売。店舗販売では到達できない品数販売を狙いつつ、いつでもどこでも購入してもらえることで、店舗に行かないと買えないがゆえに起こる機会損失も防げる仕組みを構築できました。
3.漫画をステップ配信して来店率20%を達成した事例
脱毛サロンSELFMADEさんのアカウントでは「セルフ脱毛」という馴染みのない施術を知ってもらうために、漫画形式のステップ配信を行っています。
中でも注目なのは、ユーザーの属性別に配信内容を変えている点。例えば女性にはムダ毛を自己処理する際のトラブルを紹介し、男性には体毛が臭いの原因になっている問題を提示するなど、各ユーザーに刺さる配信設定を行いました。
その結果、LINE登録者の来店率が20%を達成!※2022年時点
このようにLINEは、来店を促すための「教育」にも活用できます!
4.自動対応で機会損失を減らし業務改善にもつなげた事例
実店舗のLINEに必ずと言っていいほど導入されているのが、予約システム。
▼美容室のLINEで予約システムを導入した実例
LINEで予約できれば、ユーザーは他の予約サイトをわざわざ開いたり、店舗に電話をかけたりする必要がありません。店舗側の対応業務も必然的に減らせるでしょう。
またLINE公式アカウントの「自動応答機能」を活用して特定の語句に対する自動返信メッセージをあらかじめ設定しておけば、質問対応の自動化も可能。
こういった仕組みを作り込んでおくと「お店が忙しくて電話やメールの対応ができなかった…。」という機会損失も防げるでしょう。
5.ポイントカードで顧客の利便性&リピート率向上につなげた事例
さらに実店舗では、LINEにポイントカードを実装してるケースも多いです。店舗側は紙代や印刷代のコストが削減でき、顧客は紙のカードを持ち歩く必要がないため、双方にとってメリットがあると言えるでしょう。
▼飲食店のLINEで予約システムを導入した実例
なお、LINEの機能を拡張するツールである「Lステップ」と組み合わせれば、ポイントの貯まり具合に合わせてメッセージの自動配信設定もできます。
例えば毎月1回スタンプが更新されている(来店している)お客様には、引き続き来店してもらえるよう新メニューやキャンペーン情報を配信したり。3ヵ月以上来店がないお客様には、再来店してもらえるよう電子クーポンを配布したり。LINEのポイントカードを導入すれば、再来店を促す施策も打てるのです。
LINEマーケティング事例:D2C・通販
次に、D2C・通販ビジネスのLINEマーケティングを紹介していきます。
1.ステップ配信でCVR14%を獲得した事例
LINEには、あらかじめ組んでおいたメッセージを順番に自動で配信してくれる「ステップ配信」と呼ばれる機能が備わっています。
とある時計通販のアカウントでは、まずLINE登録後に自分にピッタリの時計がわかる診断テストができる仕組みを構築。その後「5日間の教育→3日間のセールス」という流れでステップ配信が流れるように設定しました。
すると、LINE登録者のうち14%のお客様を成約につなげることに成功!
10万円前後もする高価な時計なので、14%という成約率は充分な数値と言えるのではないでしょうか。
2.アカウントBANのリスクに備えてLINEに顧客を誘導した事例
なお、D2C・通販ビジネスはAmazonや楽天市場などのECサイトを利用している場合、ある日突然アカウントを停止されて販売不能になるリスクがあります。ですが、LINEに誘導する仕組みを構築しておけば、万が一アカウントを停止されてもリストを失う心配はありません。
実際に、とあるコスメ販売ショップではAmazonにLINE誘導のチラシを設置。その結果、LINEへの誘導率24%を達成しました。
「Amazonで商品販売→LINEの友達獲得→LINEで再マーケティング」というマーケティングの仕組みも同時に手に入れています!
3.あえて「販売」を目的とせずファン化を促進した事例
あえて「販売」を目的としない運用により、購入促進・リピーター獲得に務めている事例もあります。ファッション通販「wafu」さんのアカウントでは、代表自らを「リッチメニュー・シナリオ内画像」などで頻繁に登場させて、属人的な訴求を実施。
「この人から買いたい!」と思ってもらえるようなブランディングを実施し、ファン化につなげました。結果、売上アップにもつながる仕組みになっています!
LINEマーケティング事例:オンラインビジネス
続いて、オンラインビジネスのLINEマーケティング事例を紹介します。
1.訴求するユーザーを絞って1ヶ月最大2,600万円の売上を達成した事例
ビジネスオンラインサロンを運営するやまもとりゅうけんさんのLINEアカウントでは、無料講座の受講が完了した人だけに有料講座の案内が自動配信される仕組みを構築しました。
興味のある人だけに訴求することで、1ヶ月最大2,600万円の売上を達成。誰に対してでも訴求しない・押し売りをしない施策により、炎上リスクも回避できています。
2.LINEでブランディング強化後にセミナーの申し込み率が20%を達成した事例
物販コミュニティを運営するもりくみさんは「売ること」よりも「ブランディング強化」を意識したLINE運用がビジネス成功の鍵となりました。
最もこだわったのは、LINEのデザイン。
ふんわりとしたおしゃれなデザインや親近感のわく手書き文字を用いて、自分のイメージを再現しました。女性らしく暖かな印象を与えられるうえ、情報商材感が消えてユーザーに不信感を抱かれることもないでしょう。
このようなユーザーの心理を読んだブランディング効果に加えて配信内容も工夫した結果、セミナーの申し込み率は20%を達成しました!
LINEマーケティング事例:大手企業・BtoB
最後は、大手企業・BtoBビジネスのLINEマーケティング事例です。
1.KADOKAWA出版:セミナー講師の募集を自動化した事例
出版社として有名なKADOKAWAさんのLINEでは、セミナー講師を募集するための「講師エントリーシート」を構築。
埋もれている優秀な人材を発掘するための導線を作り、KADOKAWAさんから出版できそうな実力者を簡単にスカウトできる仕組みを構築しました。
また、個人向けコンテンツも充実させるためにコラムやLINEマガジンなどの読み物を増やし、LINEをまるで本棚のように見せる施策も取り入れています。
KADOKAWAさんは有名な著書の「動画」や「音声」などオンラインコンテンツもたくさん持っていますが、そういった情報への動線も上手く仕組み化しました。
2.BtoB:サービスを無料体験できる仕組みを構築し申し込み率をアップさせた事例
LINEの機能を駆使して、自社サービスのデモ体験ができる仕組みを構築した事例もあります。
インフルエンサーに自社商品のPRを依頼できるサービスを提供しているトリドリさんのアカウントでは、事業の特徴や良さを知ってもらうために無料体験できるゲームを実装。
「使って納得」してからサービスを利用できる環境を整えたことで、相談申し込みを増やすことに成功しました。
なお、他にもLINEを導入して売上UPにつながった事例はたくさんあります!その他の事例も詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
LINEマーケティングの構築は弊社にお任せください!
今回紹介した事例のようにLINEマーケティングで成果をあげたい方は、ぜひ弊社「株式会社REXLI」にお任せください!
REXLIは、LINEの構築や運用、配信代行、コンサルティングをワンストップで提供する業界トップクラスのLINEマーケティングカンパニーです。飲食店や美容室などの実店舗から、D2Cビジネス、オンライン・BtoBビジネスまで200を超えるアカウント構築に携わり、高い成果を出してきました。
豊富な実績を活かし、あなたに最適なマーケティングプランを提供させていただくほか、複雑な設定をしたり、顧客の心を動かすような配信シナリオを考えたりする作業は弊社が全て請け負います。
なお弊社の実績については、公式LINEで配布している「最新LINEマーケティング事例集」でご覧いただけます。
まずは事例集をご確認のうえ、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ:事例を参考にLINEマーケティングを成功させよう!
以上、LINEマーケティングは自社商品やサービスの教育・販売の自動化に加え、予約・問い合わせなどの対応業務の削減、ブランディング強化までをも叶えられます。
とはいえ今回紹介したようなアカウントを自力で作るのは、正直言ってとても大変です…。成果を出すためには、専門的かつ高度な知識・技術が欠かせません。
なので、LINEの構築はぜひ実績豊富な弊社にお任せください!
あなたに最適なマーケティングプランを立てたうえで、ビジネスの即戦力となり得るアカウントを構築させていただきます。
ご相談はもちろん無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください!