こんにちは!中村誠です!
今回は、Lステップの第一印象を決める友だち追加時設定について解説します!
様々なコンテンツが溢れている現代では、一発目のインパクトを強くして顧客の心を掴まなければすぐ他に移ってしまいます。友だち追加時にきめ細かなフォローができないと反応が悪くなったり、最悪ブロックされるかもしれません。
しかし興味を持って登録してくれた顧客を逃さず、効率的に見込み客を増やすのは簡単ではないでしょう。
そこで今回は、顧客の心を掴むLステップの友だち追加時設定のポイントについて解説していきます!
- Lステップの友だち追加時設定方法4ステップ
- Lステップの友だち追加時設定の3つのポイント
- 既存の顧客をLステップに友だち追加させる3つの方法
設定時のポイントだけでなく友だちを増やす集客施策も紹介しますので、登録者数が伸び悩んでいる方もぜひ最後までチェックしてください!
目次
Lステップで友だち追加の設定をする方法4ステップ
アカウントを友だち追加した際の動作は、主に4つのステップで設定します。
- LINE公式アカウントとのリンクを確認する
- サンキューメッセージのシナリオを作る
- アクションを設定する
- 流入経路分析の設定(プロプラン以上限定)
友だち追加時の設定がまだの方は、この記事を読みながら一緒に設定していきましょう。
1.LINE公式アカウントとのリンクを確認する
Lステップを使用するためにはLINE公式アカウントが必要なので、先に用意しておきましょう!
また、メッセージを送受信するにはLINE公式アカウントとの連携が必須なので、Lステップを登録したら最初に自分のLINEを登録して試しにメッセージを送ってみてください。
- Lステップ管理画面の左のメニューから「アカウント設定」を選択
- 「LINEフォローリンク」にアクセスして友だち登録
画像の位置にある「LINEフォローリンク」を開いて、自分のアカウントを登録してみましょう。
こちらから送ったメッセージの通知がLステップ側に届けば連携は問題ありません。
届いていない場合は連携しているLINE公式アカウントの設定画面に進み、応答設定を確認してください。
アカウントの登録時の指示通りに設定できていればまず問題はありませんが、LINE公式アカウントを操作していると設定が切り替わっている可能性があるので注意しましょう。
2.サンキューメッセージのシナリオを作る
友だち追加時には顧客に対して登録してくれたお礼のメッセージを送りましょう!
特にサンキューメッセージは初めての挨拶になるので、あらかじめ内容はしっかり考えておく必要があります。
- 今後の配信予定を伝える
- 登録し続けるメリットを伝える
- アンケートや登録特典を案内する
あまり長すぎても良くないので、端的に内容をまとめてください。
サンキューメッセージはシナリオにしておく必要があるので、忘れないようにしましょう。
3.アクションを設定する
サンキューメッセージを作成したら、管理画面左のメニューバーから「友だち追加時設定」を選んで作ったシナリオを選択しましょう!
また、アクションの設定も忘れずに行ってください。
この時、完全新規の方と既にLINE公式アカウントに登録していた方とで対応を分けられるので、Lステップの導入前にLINE公式アカウントを使っていた方は忘れずに設定しておきましょう。
4.流入経路分析の設定(プロプラン以上限定)
流入経路分析の設定すると、顧客がどこからLINEに登録したのか特定できます。
経路毎に個別のアクションを設定できるので、通常の登録者とVIPを自動的に振り分けるなど、上手く使いこなしてください。
- アクション設定
- 友だち追加時設定
- アクションの実行タイミング
TwitterやYouTubeなど流入経路ごとにリンクを作成してモニタリングを行いましょう。
アクションを使ってタグを付ければ、流入比率のチェックはもちろん、個別のメッセージ配信も可能です。
SNSや広告を含め、複数の発信媒体を持っている方は流入量を分析すれば、どの媒体に力を入れるべきか判断するのに役立ちます。
だだし、流入経路分析はプロプラン以上のみ利用できる機能なので注意しましょう。
流入経路分析の詳細な設定は別の記事にまとめているので、気になった方はチェックしてみてください!
Lステップの友だち追加時設定の3つのポイント
Lステップの友だち追加設定時に押さえておくべきポイントは3つあります。
- 自作のサンキューメッセージを送る
- アンケートを実施する
- 友だち追加直後から楽しめるコンテンツを設置する
友だち追加をした時が顧客のボルテージが最も高いときなので、その熱を冷まさないようにしてください!
1.自作のサンキューメッセージを送る
サンキューメッセージは定型文ではなく、オリジナルの文章を考えましょう!
せっかくワクワクした気持ちでLINEに登録したのに、機会的な事務メッセージだとがっかりしてしまいます。
- アカウントの紹介
- 今後発信していく内容
- 友だち追加時の特典
これらの要素を盛り込みつつ、熱量を保てるような挨拶を送ってください。
例えば吉野家のLINE公式アカウントでは、クーポン情報を配信しているのが初回の内容を見ただけで理解できます。
吉野家から配信=クーポン情報とイメージがつくので、メッセージが届くのが待ち遠しくなりますね!
2.アンケートを実施する
LINE登録をしてもらったら、すぐにアンケートを実施して顧客の情報を集めましょう!
登録時は顧客のモチベーションが一番高いので、普段は面倒に思われるアンケートも答えてもらいやすいです。
さらなるひと押しとして、以下の3つのポイントを押さえておけば更に回答率はアップするでしょう。
- 配信に関わる内容に絞る
- 1分で終わる内容にする
- 登録特典とセットにする
顧客からしたら「せっかく登録したので特典をもらわないと損」という気持ちにもなるので、特典との組み合わせは特に有効です。
鉄は熱いうちに打てといいますが、タイミングを損ねると一生答えてくれない可能性もあるので、初手からしっかりと情報収集するようにしましょう。
また、アカウントのジャンルにもよりますが、回答率が50%を切っている場合は改善の余地ありと見た方が良いです。
Lステップのアンケートの作り方は別の記事にまとめているので、気になった方はチェックしてみてください!
3.友だち追加直後から楽しめるコンテンツを設置する
友だち追加をしてもらったら終わりではなく、登録後も楽しめるコンテンツも準備しておきましょう!
せっかくの登録時の熱量も、何もしなければ冷めていくばかりなので顧客の熱が冷めない内の畳み掛けが重要です。
例えばやまもとりゅうけんさんのアカウントの場合、リッチメニューに様々なコンテンツを準備しています。
リッチメニューに準備しておけば顧客が自由にコンテンツを楽しんでくれるので、モチベーションが高めの方でも不完全燃焼になることはありません。
逆にそれほどモチベーションが高くない方でも、こちらから通知を送らないので嫌がられることもないでしょう。
Lステップに有効な友だち追加施策3選
せっかくLステップを導入して売上を伸ばそうと考えても、友だちの登録者数が少ないと十分な効果を発揮できません。
友だちの登録者数が少ないときにおすすめしたい施策を3つ解説します。
- 登録特典
- SNSやブログ
- 広告発行
顧客の層や取り扱う商品に応じて適切な施策は違ってくるので、まずは何が合うか試してみましょう!
1.登録特典
顧客に対してLINEに登録するメリットを提示できないと、登録者数は思うように増えていきません。
自分がメルマガやLINEを登録するきっかけとなった出来事を思い返すと、登録時の特典目当てだった方も多いのではないでしょうか。
それだけ登録特典はハッキリと顧客にメリットを示せて、インパクトを残せる施策です。
- クーポン券
- オリジナルスタンプ
- 限定公開の情報
- ポイント
何を特典にすれば正解という答えはありませんが、扱う商品に応じて使い分けを行いましょう。
2.SNSやブログ
自身でSNSやブログなど運営しているのであれば、各媒体でLINE登録の案内も促してみましょう!
- 無料で集客できる
- アカウントの成長に時間がかかる
- 登録前に教育ができる
SNSには即効性はありませんが、しっかりとアカウントを成長させれば無料で多くの方を集客できるはずです。
また、日常的に発信を見てもらうことで登録前から教育をスタートできます。
自分の考えやサービスにある程度共感してくれた方が登録してくれるので、上質な見込み客を確保しやすいです。
SNSを通して、自分のファンを育成するイメージを持ちましょう!
3.広告発行
自身で運営しているSNSやブログなどがなかったり、フォロワーが多くない場合は広告を発行して集客してみましょう。
広告には様々な種類があるので、自分のサービスとの相性が良いものを選んでください。
また、広告は有料なので効果の有無を正確に見極めなければ赤字になりかねません。
発行する際は、必ず「ROAS」や「CPA」を意識しましょう!
- ROAS:広告1円あたりの売上を計算し「広告の費用対効果」を示す指標
- CPA:新規顧客を1人獲得する費用を計算し「新規顧客単価」を示す指標
Lステップを使えば登録者数や成約者数の正確なデータが取れるので、細かい数値を確認できるはずです!
既存の顧客をLステップに友だち追加させる3つの方法
Lステップの導入前にLINE公式アカウントを利用している場合、完全新規の集客以外にも既存の登録者も新しく友だち追加し直させる必要があります。
主に3つの方法があるので好きなものを選んでください。
- カードタイプメッセージを使う
- リッチメニューを使う
- 自動応答を使う
Lステップの導入をきっかけに休眠顧客を起こして、ロイヤルカスタマーへと育てましょう!
1.カードタイプメッセージを使う
カードタイプメッセージはLステップのカルーセルのような形式で、複数のカード型のメッセージを配信できるコンテンツです。
カードタイプメッセージのアクションボタンにテキストを発動させることで、Lステップが顧客を認識できるようになります!
- LINE公式アカウントでカードタイプメッセージを開く
- コンテンツ設定でタイプを「テキスト」に変更
Lステップが顧客を認識するにはタップしてもらう必要があるので、魅力的に感じてもらえるような内容を心がけてください。
LINE公式アカウント側からカードタイプメッセージを配信してタップされないと反応しない仕組みなので、文章はしっかり考えておく必要があります。
2.リッチメニューを使う
LINE公式アカウントからリッチメニューを表示させ、同じようにテキストを送信させられます!
カードタイプメッセージと同じ要領で、タップ時の応答を利用してください。
- LINE公式アカウントでリッチメニューを開く
- コンテンツ設定のタイプを全て「テキスト」に変更
既にリッチメニューを設定しているのであれば、全てのボタンの中身をテキストに入れ替えたり、移行用の画像に差し替えてみてください。
3.自動応答を使う
LINE公式アカウント側からアクションを仕掛ける以外にも、Lステップの自動応答を利用する方法もあります。
登録者とLINE以外の繋がりがある場合、自動応答のキーワードを伝えれば直接入力してくれるでしょう。
- Lステップで自動応答を開く
- キーワードを設定してアクション設定を行う
画像のように自動応答とカードタイプメッセージやリッチメニューを連携させることもできます!
また、自動応答の細かい設定方法は別の記事にまとめているので、気になった方はチェックしてみてください!
まとめ:友だち追加はLステップのガソリン
Lステップは登録者にしかアプローチができないので、友だち追加がなければ動いていないも同然です。
当然売上にも繋がらないので、効果を発揮できるように根気強く集客してください!
もちろんLINE登録してもらった後も大切なので、今後顧客に対してどのようなメリットを発信できるのか最初のうちから伝えておきましょう。
大量の顧客を集めるのも大切ですが、集めた顧客の心を掴んでおくのも同じぐらい大切です。